めんたいこ

30代後半女性、会社員。読書が好き。本に助けられる日々を綴っています。

めんたいこ

30代後半女性、会社員。読書が好き。本に助けられる日々を綴っています。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介 noteを始めた理由

初めまして、めんたいこです。 本日からnoteを始めました。 理由は以下の3点です。 1)本や本屋さんに対する愛を共有したかった 2)読書日記をつけたかった 3)今日が休みだった それぞれ説明していきます。 1)本や本屋さんに対する愛を共有したかった 私にとって読書は、凝り固まった考えをほぐしてくれたり、落ち込んでいる時に癒してくれたり、勇気と元気をくれたり、本当にかけがえのない趣味です。また、本屋さんでボーッと棚を見て、なんとなく気になる本を手に取っていくうちに、だん

    • 『メイド』 ステファニー・ランド (Trapeze)

      洋書で外国の考え方に触れたいな〜となんとなく思っていた時、確かネットの記事で紹介されていたこの本。面白そうと思って買ったはいいけど、英語だし・・・と重い腰が上がらずしばらく積読してました。。 たまたま本屋をぶらぶらしていて、なんとなく最近似た傾向の本が多いから全く違う本を読みたいな、と思っていたら、日本語版を見かけて思い出し、本棚から引っ張り出してきました。 結果、夢中で一気に読んでしまいました。 途中、読んでいてとても苦しくて、これはいつまで続くのだろうと読むのを投げ出し

      • 『越えていく人 南米、日経の若者たちをたずねて』 神里雄大 (亜紀書房)

        最近読んだ本の影響なのか、自分が欲しているのか、旅に出て偶然の出会いから色々感じとる系の本を読む機会が多いです。『ひかりのあめふるしま屋久島』や『しゃにむに写真家』、『旅に出よう』、等々。よく考えてみると、それ以外も好きだった本はセレンディピティ(偶然を呼び寄せる)がエッセンスになっていることが多くて、なんかあるのでしょうかね。とにかく、今回もそんな感じでフラッと手に取った本になります。 著者の神里さんのバックグラウンド(ペルー生まれ、日本育ち、血筋は沖縄)にまず興味持った

        • 『昼は散歩、夜は読書。』 三浦展 (而立書房)

          特に何か探しているわけでもなく、本屋さんの棚を見ていたら、こんな素敵なタイトルの本が。本棚の表紙も素敵。 三浦展さんは有名な方だなとは思ったけれど、それより社会、都市、個人史も網羅されているという雑多な感じが気になって手に取った本です。 まえがきを読んで、クリエイティブに自由に発想して文章書けて、「昼は散歩、夜は読書」して暮らすことができる方ってどうやったらなれるんだろうと思い、ページをすっ飛ばして後半の個人史から読みました。 著者は学生の時からこういうのが好き、これは好

        • 固定された記事

        自己紹介 noteを始めた理由

          『赤いモレスキンの女』 アントワーヌ・ローラン (新潮クレスト・ブックス)

          この本は完全にジャケ買いでした・・・。 「赤いモレスキン」という惹かれるタイトル、素敵な装丁、雰囲気ぴったりすぎなイラスト、本を持った時の硬すぎず柔らかすぎない感じ、全てマッチしてる感じ。 しかも、「大人のためのおとぎ話」なんて、2021年3月初めの関東緊急事態宣言下で、Amazon PrimeもNetflixも一通り見ちゃった後、飛びつくしかない本でした。 ストーリーはジャケ買いを全く裏切らないもので、スーパー・ロマンチック。 映画みたい。字を追って読んでいるのに、頭の中

          『赤いモレスキンの女』 アントワーヌ・ローラン (新潮クレスト・ブックス)

          『しゃにむに写真家』 吉田亮人 (亜紀書房)

          Twitterで好きな本屋さんをフォローしているのですが、いつも楽しみなのが京都の誠光社さんのTweet。ある時こんなRTがあって、「バイトの石川くん」のブログに非常に興味をそそられました。 これまで写真に興味があったわけでもなく、吉田さんのことも存じ上げなかったのだけれど、この「バイトの石川くん」の文章が素晴らしく、優秀でセンスの良い方(に違いないと勝手に思った)が著者と直接話して読んでみようと思った本、そしてその内容が「正直な文章」で人間味あふれるストーリーということで

          『しゃにむに写真家』 吉田亮人 (亜紀書房)

          『ひかりのあめふるしま屋久島』 田口ランディ (幻冬社文庫)

          だいぶ久しぶりの投稿になってしまいました。 屋久島に親友と旅行に行ってきました。 なんだかその後の人生が変わったような気がしていて、noteでこんな記事を見つけたのがこの本を手に取ったきっかけ。 古本で探して読みました。 そもそも屋久島のことは恥ずかしながらあまり知らず、登山好きからたまに屋久島は良いと聞いて気になっていたくらいで、それ以上は全く調べずに大して準備もせずに向かいました。。。 結論として、本当に素晴らしく、雨があんなに美しいと思ったのは生まれて初めてでした。

          『ひかりのあめふるしま屋久島』 田口ランディ (幻冬社文庫)

          『無意識の力を伸ばす8つの講義』 前野隆司 (講談社)

          前野隆史さんの本は以前友人の勧めで『7日間で「幸せになる」授業』という本を読んだことがありました。どちらかというと自己分析のところは一生懸命やって、そのあとはささっと読んでしまっていました。 全体的に読み終わったらすごく元気が出た記憶は残っていて、本屋さんで見つけたのが今回の本。「無意識の力を伸ばす」というタイトルに惹かれたのと、以前元気をくれた著者だったことでチョイスしました。 この本に出てくる「人間万能仮説」は割と最近よく聞くことがあって、無意識の力の重要性は感じてい

          『無意識の力を伸ばす8つの講義』 前野隆司 (講談社)

          『本屋、はじめました』 辻山良雄 (ちくま文庫)

          先日若松英輔さんの『読書のちから』を読んだことがきっかけで行ってみた、東京・荻窪の本屋さんTitleの店主さんの書いた本です。 元々Titleを知ったのは、京都の本屋さん誠光社みたな本屋さん、東京にないかな、と思ってネット検索をしたことがきっかけ。当時両方の店主さんの対談がネットに出ていて、本屋さんの裏側、特にあの素敵な空間を作るに至った考え方がとても興味深くて、ぜひTitleにも行ってみたいなと思っていたのでした。(もう対談は見れなくなってしまったみたいです) 共通して

          『本屋、はじめました』 辻山良雄 (ちくま文庫)

          『自分と他人の許し方、あるいは愛し方』 三砂ちづる (ミシマ社)

          本屋さんで佐久間裕美子さんの『ピンヒールははかない』のほぼ横に並べてあって、以前かった本が面白かったミシマ社だし、タイトルやカバーが素敵だし、著者も人生の大先輩で海外にもいたユニークな方そう、いろんな考え方知りたいし、と思って買ってみました。 「女性が歳を重ねて生きる」、「人類の深い知恵をもう一度」とキャッチフレーズが帯に踊っていたのだけれど、読んだ結果はモヤモヤ。 モヤモヤしすぎて、色々ネットサーフィンしたのが更によくなかった。 『2004年にオニババ化する女たち 女性

          『自分と他人の許し方、あるいは愛し方』 三砂ちづる (ミシマ社)

          『ピンヒールははかない』 佐久間裕美子 (幻冬舎)

          少し久しぶりの投稿になってしまいました。先週末はアウトプットしたいという気がおきず・・・。色々な本や日々の出来事で頭が若干混乱していたのかもしれません。気を取り直して、また今日からスタートです。 一人の人間としてどう生きるか、どう生きるべきなのか、漠然といつも自分の中にある疑問です。他の人が「生きる」ということに対してどうしているのか、どう考えているのか、男女を問わずそういうことが書かれている本ってすごく面白い。全然違う人生でも、自分の価値観の整理になったり、凝り固まった考

          『ピンヒールははかない』 佐久間裕美子 (幻冬舎)

          『希望の一滴 中村哲、アフガン最期の言葉』 西日本新聞社

          2021年2月のとある土曜日、なかなか旅行やリフレッシュの外出もできないし、日常からちょっと離れたいと思って手に取った本。特にご本人が執筆された文章がまとめられた本ということで、こういう活動をされている人の感じ方、考え方にも興味がありました。 中村哲さんは、アフガニスタンで医療活動と砂漠化した土地に命を取り戻して現地の人々の生活を救った方。活動内容はテレビで少しみたことがある程度だったけれど、2019年12月に亡くなったニュースは衝撃で、どうして、と強く思った記憶がありまし

          『希望の一滴 中村哲、アフガン最期の言葉』 西日本新聞社

          『「しないこと」リストのすすめ』 辻信一 (ポプラ新書)

          純粋にやってみたいことが出てきたときだけでなく、自分自身に対してあんまり自信が持てない時、追加で「やること」を自分に課してしまいます。。。思いついたことをジャンジャン行動していけば自分も成長できるし、前に進む感じがするからいいんじゃない、と思っていたのですが、当然全部できるわけでもないので葛藤があったりする日々。 そんな中、これもTitleで見つけたのがこの本。足し算方式の自分と違う方向の「人生を豊かにする引き算の発想」というサブタイトルに思わず手に取りました。 そして、「

          『「しないこと」リストのすすめ』 辻信一 (ポプラ新書)

          『もろくて、不確かな、「素の自分」の扱い方』 細川貂々 (幻冬舎)

          先日、東京・荻窪のTitleで出会った本の一つ。 ちょうどもろい自分に対峙しないと、でもどうしたら良いんだろう、とすごく気持ちが彷徨っている日に手に取った本です。 細川貂々さんが「素の自分ってなんだろう?」という疑問を元に、10人の女性にそれぞれの「素の自分」についてインタビューしてマンガで描いてくれています。 本当に十人十色。読んでいてそれぞれの人の「自分」について少しずつ共感できたり、ちょっと違うなと思っても、その人の考え方に感銘を受けたり。 みんなそれぞれの境遇の中

          『もろくて、不確かな、「素の自分」の扱い方』 細川貂々 (幻冬舎)

          『読書のちから』 若松英輔 (亜紀書房)

          先日お休みだったのにどうしても元気になれない日。 コロナ鬱なんて他人事だと思っていたけれど、何をやっても過去のことやこうなっていたら良かったのに、というネガティブな思考ばかりになってしまった日。 音が欲しくて適当にテレビをつけたらNHKで紹介されていました。 「読書は書き手との対話、こんな時だからこそ読んでみてほしい」 その一言が聞こえてきて、テレビ見たら紹介されていた本でした。 そうだ、私には本があった。大好きな本屋さんに行こう。 すぐに立ち上がって準備して、ずっと行っ

          『読書のちから』 若松英輔 (亜紀書房)

          『アーユルヴェーダが教える せかいいち心地よい こころとからだの磨き方』 アカリ・リッピー (三笠書房)

          先日の『人生を変えるモーニングメソッド』をKindle版でAmazon 購入した際、おすすめとして出てきた本。Amazonさんのアルゴリズム、ツボを抑えてますね。 実はモーニングメソッドの本より一歩先に読んでしまったのだけど、すでにモーニングメソッド的要素が含まれていました。結果、私は両方を統合した形で日々に取り入れてみています。 早起きして、口をきれいにして、白湯飲んで(常備している常温の麦茶にしてる時多し)、太陽礼拝、瞑想、アファメーション、イメージング、換気しながら

          『アーユルヴェーダが教える せかいいち心地よい こころとからだの磨き方』 アカリ・リッピー (三笠書房)