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今さら『魔王様、リトライ』を読んでみた②

アニメは2話以降、異世界の要人たちと出会いつつ基本は恒例のモテモテ俺ツエエ展開が続き、前半こそ魔物や悪魔等との戦いが一頻りあるものの後半は温泉街を造る話がダラダラと続く謎展開。最後は魔法耐性のない九内(晶)が北の迷宮に防御用の魔導具を探しに行くところで "続け!" と終わってるよ😅

心に残る名シーンの数々🤣

①引き戸の馬車(しかも指6本)
②飛び出す目玉👀
③🐰ウサウサピョン (^^♪
④叉焼の作り方講座


アニメ以降(原作3∼5巻)のあらすじ

原作ではこのあと迷宮内でこの世界に不似合いなオーパーツが出現&謎の管理者の存在が示唆されるものの有効な魔道具等の入手には至らない。九内(晶)は三人目の側近藤崎茜を召喚し迷宮の町で出会った魔人の冒険者オルガンの要請で大悪魔ベルフェゴール討伐に魔族領へと向かうよ。

一方で第三聖女ルナの親友でアニメ10話で死んだと思われてた亜人のイーグルが生きていたことが判明し彼女の救出のためルナも魔族領に向かい国を出るよ。

九内(晶)、茜、オルガンとその相棒ミンク獣人国を駆け抜けながら魔族領を目指していたけど途中で二手に分かれ茜とミンクのペアは獣人たちを陽動しつつ魔族領に入り中ボスの串刺し公を倒し奴隷として捕らわれていた人たちを解放。

一方の九内(晶)とオルガンのペアは別ルートで道すがら亡国の王女ケーキを救出しつつ全移動でス・ネオの都にチャチャッと行って疑似天使をチョチョイのチョイと倒して窮地のルナたちを救ったりたりと大活躍😅

そのあとはまた魔族領に向かい実は生きていた闇公爵オルイット🦇と霧雨零との因縁の再戦は良くわからない理由で途中で止めてベルフェゴールの居城に向かい🤣多少は溜めもあったものの割とあっさりやっつけてこの章は終わるよ。

ここまでの話はアニメ1クールで収まりかつ戦闘シーンも多くルナとイーグルの感動の再会等々見どころ満載なので普通に予算を割いて素直に制作すれば良い作品になるはずだよ。

原作が内包する問題点

作者が強く影響を受けたオバロは事実上の夢オチで終わるみたいだけど本作は現実GAME異世界並行して実在しているという設定。主人公の大野晶は3つの世界でそれぞれ特別な存在であることが繰り返し示唆され現実と異世界の融合または晶の選択(帰還or残留)による結末が予想されるよ。

アニメでは初回冒頭のみだけど漫画や原作では転移するまでの15年間のエピソードが断片的に描かれてるよ。仮に2期をやるなら1期では省かれていたその経緯も入れてかないとバランス悪いけど結末までアニメ化しないから別に良いかな?🤣

何しろアニメはギャグ&ストレスフリーな点が評価されてるので今さらセカイ系の話をされてもアニメのみ組にはウケないだろうね。現実パートは作者と同じアラフォー世代の男性向けの内輪話なので正直そこは自分もそんな興味ないね😅ちなみにだけどアクはこっちの世界のXX(原作ママ)だと自分は推理してるよ🧐

今後の予定

コミックは原作5巻の内容が間もなく終わりそうでまだまだ原作ストックがあるけど小説はペースが落ちてきてるね。作者の個人的な事情もあるようなことがあとがきに書いてたけど詳細は不明。最新9巻は年内に刊行されるのか?9巻を読んで面白かったら第3弾をということでひとまず終了🖊


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