2024年のメンズ脱毛ビジネスで身を置いてはいけない場所
メンズ脱毛業界では価格競争が本格化しています。
1年前の段階ではまだ先かなと思ってました。
でも、去年一年間で、
「100円脱毛」
「1,980円脱毛」
など、大手サロンの広告が世の多くの男性の目に触れてしまったことが、価格競争加速化の原因の一つになってしまいました。
他にも、
「全身脱毛を安くしないと集客できないのでは?!」
と思ってしまう個人サロンが増えてしまったのも原因の一つ。
2024年は価格で勝負しても勝てなくなる時代にいよいよ突入していきます。
また、専門的な知識の発信で勝てなくなるフェーズも近づいてきていると予想。
「こっちのマシンなら効果が出るが、あっちでは効果が出ない」
といった情報や、ポップアップ、出力測定などの効果に直結するより専門的な知識が、昨年一年間で多く発信されたことがその要因です。
より安いサロンなのか、より専門的&効果的なサロンなのか。
お客様側も学びます。
脱毛したいと考えている男性の思考と、サロン選びをする目線は、我々選ばれる側にとってはどんどん厳しいものになっていきます。
すでにサロン選びに失敗してしまった男性も多いので、そういった方による声にならない声の影響も、男性のメンズ脱毛店探しの結果に地味に効いてきます。
じゃあどうすれば良いか。
選択肢としては大きく2つです。
一つはその分野で思いっきり突き抜ける。
価格で勝負したいならエリア内最低水準で売り出す。
専門知識なら、エリア内で他にないくらいに圧倒的な量の情報と施術例を発信する。
近隣の競合が「これじゃ絶対勝てねぇ...」と音を上げるレベルまで突き抜けてしまえば、ライバルは遥か彼方の存在になります。
もう一つは、価格や専門分野で差別化して戦わないこと。
いち早くここから抜け出して、別の土俵で、別の魅せ方での生き残りを模索することです。
価格や専門分野で勝負しようとすると、上には上が必ず出てきていたちごっこになります。
で、最終的には自分で自分の首を絞めるか、勝負を諦めて右肩下がりに甘んじるかのどちらかに。
でも戦う土俵を変えて、あなたにしか戦えない土俵でお客様を呼べれば、ライバルはそもそもゼロです。
周りと同じように見えない発信で、お客様の目線も惹きつけやすくなります。
周りを見て見よう見まねで発信していると、どうしても同じ土俵で二番煎じ、三番煎じになり、圧倒的強者サロンに勝てません。
価格で勝負し始めると、薄利多売が進んで予約は埋まるけど売上が上がらないという悲惨な結末が待っています。
専門分野の知識は持つべきですが、やるなら正しい知識を確実に学ぶ必要が。
お客様の前で暗唱できるレベルで腑に落とさないと、事故を起こしたり逆に効果を出せなかったりして、お客様側に迷惑をかけることにもなってしまいます。
これらの土俵では無理と思うのであれば、
「そもそもなんで男性のお客様は脱毛しに来るのか」
をひたすら突き詰めて考えてみましょう。
お客様がなぜお店を一つに絞り、そこに足蹴く通うようになる?
この心理の移り変わりについて学びましょう。
ここを細かく具体的に深掘りできて、お客様の目線でネット上でも店頭でも同じ語り口でお客様に接することができるようになる。
これが、これからのレッドオーシャンの荒波の中でもお客様を味方につけて生き抜いていく人の強みです。
【潰さない・負けない・離さない】メンズ脱毛サロンの経営を知識とアイディアで極めよう
このnoteでは、個人経営のメンズ脱毛サロン様の
潰さない
競合に負けない
お客様を離さない
こんなサロン経営を、2015年の開業以来のワンオペ現場経験を基にサポートしていきます。
今後も続々と更新予定です。
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