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メンズ脱毛の効果に関わる4大条件とは?

『メンズ脱毛の効果の個人差って何で決まるの?』

が、今回のテーマです。

いろいろな理論的な話があるかと思います。

今回はそれを一旦脇に置き、ミヤキ自身の7年間の接客経験、施術経験を基に解説します。

ご意見も様々あるかと思いますが、ご了承の上ご覧いただけたら。

今回の解説を読むことで、以下のノウハウを身につけていただけます。

・お客様が毎回通うモチベーションを維持可能
・脱毛完了までの個人差を最小限に抑えられる

それでは1つずつ解説していきます。

なお、今回の4つの条件は前提に、

施術者の技術がMAXレベルでカンストしている

というものがあることをご留意ください。

この技術面の話は、改めて解説する回を設けたいと思います。


【0】4大条件とは?

7年間のワンオペ営業で全てのお客様の脱毛の経過、肌の状態を逐一見続けてきた経験から、メンズ脱毛の効果に関わる条件は以下の4つだと考えています。

・マシンの性能
・その方の体質
・肌の状態
・通うペース

先ほどの「施術者の技術」など、これ以外にも条件はたくさんありますが、絞りに絞ったときにこれらが残ると自分は考えています。

また、これらはお客様にお伝えすることで、二人三脚で脱毛を進められるという、ある意味メリットもあります。

お客様自身が「自分の脱毛を自分でもプラスに向かわせている」と自覚できると、毎回通うモチベーションの向上がかなりの確率で見込めます。

これは個人サロンでのリピート率UPに非常に貢献します。

それではここから一つずつ具体的に解説していきましょう。

【1】マシンの性能

自分は脱毛マシンの専門家ではありませんが、7年間で3台マシンを替えてきました。

3台目を決めるときは、展示会で直接メーカー様からお話をお伺いしまくって最終的に今の1台を決めています。

その中で知り得た情報、実際にお客様に施術をし続けてきた経験上、効果が出るマシンとして求められる性能は、具体的には以下のものが挙げられるのではないかと考えています。

・効果が出る熱量
→熱量がそもそも足りなければ毛根の熱変性を促進できない。また、例えば同じジュール数が表示されていても、マシンごとに照射面で発せられる熱量は違う。高い出力が「表示できる」からという理由だけで有能なマシンであるとは言えない

・安全な波長
→どれだけ強い出力で毛根を非活性にできても肌に悪影響ならアウト。古い型のマシン、粗悪なマシンはこのあたりの波長コントロール性がよくない

・冷却機能
→非常に高い出力で照射し続けたときや、長時間使い続けたときに冷却機能が働きにくくなると、お客様が熱い、痛いというストレスを感じやすくなるのでアウト。とは言え永遠に100%の冷却をキープできるわけではないので、いかに機能を落とさずに施術し続けられるか、その耐久性がポイント。今のマシンはタワー型でも卓上型でも性能さえ良ければ冷却機能に差は出ない。

・ヘッドの取回しのしやすさ
→これ実はとても大事。施術者がどんな位置に立っていても肌に対して確実に垂直に照射できるようなヘッドの重さ、ケーブルの長さ、しなやかさじゃないと100%効果が出せない。

ポップアップするかどうかでマシンの性能を判断する傾向もあるようですが、それは二の次と考えてOKです。

ポップアップしなくても照射の瞬間に毛根に適切な熱量が加わっていれば熱変性は起こります。

ただ、ある一定のレベルの数値でもポップアップしないのであれば、そのマシンは表示レベルと照射面の熱量にかなり差があると疑う余地があります。

【2】その方の体質

これは言い換えると、その方の男性ホルモンのバランスで、より具体的に言うと、

「テストステロンとジヒドロテストステロンのバランスが良いか悪いか」

ということになります。

ものすごくざっくりと言えば「年齢差」であるとも言えます。

ここに関しては、メンズ脱毛と男性ホルモンの関係を解説したこちらの投稿参考にしてください。

【3】肌の状態

同じ年齢、同じ体質と仮定した場合、効果が出にくい肌というのは次のような特徴があります。

・乾燥している
→水分量が少ない肌は乾燥が進みやすいので出力を上げられない。水のたっぷり張られた田んぼと、かっさかさに干からびた砂漠と、どちらの土から草木は抜きやすいですか?というお話

・敏感肌である
→温度差や光耐性が低い、あるいは化粧品の成分に反応しやすいなどがあると必要以上の刺激を加えられない。これはお客様ご本人にも自覚がないケースがあるので要注意。

・通院が必要な症状あり
→現在進行形で通院していたり服薬していたりする方は、そもそも脱毛NGの場合がある。これはマシン導入時メーカーからの指導内容にも詳細があるので、ぜひチェックを。どうしても受け入れたいという場合は(これはそもそもお勧めできない)、お客様のかかりつけの医師の許可を取った上で、現場で最終的な判断となる

・寝不足時、極度の肉体疲労時の肌
→体力が削られているときの肌は非常に弱くなっている。睡眠不足時は成長ホルモンの分泌不足、肉体疲労時は肌への栄養供給不足がその原因。元気100%のときと同じ施術をすると肌トラブルのリスクが高まる

施術前、ご来店前の確認がとても重要です。

利益よりもお客様に毎回効果を実感していただきたいと本気で願っているなら、毎回しっかり事前の確認をすべきです。

肌トラブルを限りなく100%に近い確率で回避するためにも、肌の状態のチェックをぜひ。

【4】通うペース

毛周期に合わせて施術を受けるのは言わずもがな重要なポイントです。

ですが、施術対象となる毛一本一本の毛周期は具体的にどうなっているかは残念ながら分かりません。

なので、「毛周期」に囚われるよりは「通うペース」に重きを置くことの方が効果に直結すると自分は考えます。

仮に同じ年齢、同じ体質として、確実に定期的に通っている方とそうじゃない方では、同じ回数通ったときの脱毛完了度合いがハッキリと変わることも、この7年間の経験で確かな事実として言うことができます。

これは言い換えると、こういうことになります。

「脱毛後抜け落ちた毛が再生して成長期を迎えたタイミングでの再施術を、等間隔で繰り返す」

これが個人的に最短で最大の効果を出すために必要な条件だと考えています。

これがたまたま「2週間に一度」であったり「1か月に一度」であったりする、というわけです。

どんな部位でも遅くとも1か月に一度の再施術が効果につながると考えていいかと。

腕や足は2か月に一度でも良いケースもありますが、それだと脱毛完了までの期間が間延びしてお客様の満足度も上がらなくなりやすいです。

最低でも1か月に一度ということでお伝えするのが◎です。

ここで必要なのはお客様のスケジューリング。

「毎月第3火曜日は絶対脱毛行くぞ!というようにご自身で予定を組んでみると分かりやすく効果が出ますよ」

のようにお伝えすることで納得して通っていただけます。

最短で最大の効果を出すための条件を極めよ

最後に改めてまとめます。

メンズ脱毛の効果に関わる4つの条件とは...

・マシンの性能
・その方の体質
・肌の状態
・通うペース

この4つになります。

ぜひ参考になさってください。

メンズ脱毛サロンの経営を知識とアイディアで極めよう

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