3/11•12 スペイン女子サッカー日本人選手出場記録と今後のリーグ戦

Liga F(1部)Alavés(16位)の伊藤美玖選手は88分から途中出場。Alavésは2-1で勝利して最下位からひとつ順位を上げたが降格圏は変わらず。しかし、最下位から11位までは僅か4ポイント差。
Primera Federación(2部)では、Cacereño(3位)の吉村碧選手・野口彩佳選手が先発フル出場、大塚明莉選手は87分から出場したが、アウェイとはいえ15位のCórdobaと1-1の痛すぎる引き分け。野口選手が45分、吉村選手が48分にTarjeta amarilla(イエローカード)を受けた。なお、田中ひとみ選手は累積警告で出場停止でした。
AEM(8位)の千葉望愛・吉良知夏選手は米井朋香選手のEibar(4位)と対戦したが、1部昇格を目指す両クラブにとって1-1の痛み分け。3選手とも先発出場し、千葉選手と米井選手はフル出場、吉良選手は70分に交代した。
現在、Barcelona Bが首位だが、たとえ優勝しても上位リーグのLiga Fには同クラブのPrimer equipoがいるため昇格はない。また、2-5位の昇格プレーオフ圏に入ってもプレーオフは戦えない。残り8試合Barcelona Bが多くの勝ち点を落とすことは考えづらいのでプレーオフ圏は6位までになるだろう。
私としては、Cacereño、Eibar、AEMの3クラブのうち、1クラブが自動昇格してプレーオフであと1枠を勝ち取って欲しい。そして、Liga FのAlavésにも残留して欲しい。
Primera Nacional GrupoⅢではSegunda Federación昇格を目指す首位Huesca(2位と3ポイント差)が5位のVillarreal Bとアウェイで対戦。桑原茜選手と中田有紀選手はともに先発フル出場したが、0-0と引き分けた。桑原選手の連続試合得点は10試合で止まった。2位のSeagullが勝ったため1ポイント差になった。19日(日)Huescaはホームで11位のFontsanta-Fatjó(長井咲季選手)と対戦する。2位Seagullは18日(土)に10位のCasablancaとアウェイで対戦する。そして、Huescaは26日(日)アウェイでSeagullと直接対戦する。
全ての日本人選手の出場記録は、私の「スペイン女子サッカーリーグ、日本人選手出場」で確認出来ます。

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