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笑って、泣いて、良縁来たり

今年の初日の出の帰りに寄った神社で引いたおみくじは大吉だった。

「良縁来たり」

いや、来すぎな?


家族で外出した先での迎春イベントでは和太鼓と再会を果たし、とある太鼓芸術家の方に出逢った。あの時の衝撃は約1年経った今でも鮮明に憶えている。
しかも、つい最近、1ヶ月くらい前にその太鼓芸術家の方と再会を果たしてしまった。
握手をしてもらったり、一緒に写真を撮ってもらったり、少しだけだけど会話ができたのは本当に嬉しかった。

学校でもご縁を感じる場面は多々あった。

部活の顧問の先生(同性で、ご家族がいる)を好きになってしまい、鮮やかに失恋したのは今となっては良い思い出だし、機械音痴なのに取ってしまった情報処理の授業担当は鬼の数学の先生だし、その先生に添削ノートを始めてもらったり「数学への苦手意識が少しでも減るように」と数学の本を貸してもらったりと、良い意味で予期しないことがたくさん起こった。

先生繋がりでいくと、高2になって早々に英語科の先生から英語のディベート大会に誘われた。
途中で実力と雰囲気では誤魔化せなくなって、全部が嫌になって一時期離れさせてもらっていた時期もあった。
でも、ちょっとでも良いからチームに貢献したくて、分からないなりに助けを借りながら努力した結果、なんと準優勝することができた。あの時の驚きと感動は忘れないし、あのメンバーじゃないと絶対勝てなかった。このことをたまに思い出して「うちら、あの時すごかったよね」って笑いあっていたい。大好きなメンバーたちと。

検定は一度落ちてしまった英検の2級を受け直して見事合格することができたし、なんとあの壊滅的機械音痴人間がビジネス文書実務検定の2級にも合格してしまった。よくやったぞ、普通科の機械音痴人間よ。

検定に合格したのはもちろん自分が頑張ったからだけど、本番の日までサポートし続けてくれた先生たちや「頑張れ!」って励ましてモチベーションをくれた友達のおかげでもある。

あと、英検の2次で間違えて手を振りながら挨拶をしてしまい、奇妙な顔を返してくれた面接官さんのおかげでもある。いやぁ、あれは自分でも本気で焦った。合格にしてくれて、本当にありがとうございました。

来年から受験生だから、という理由から、なるべくボランティアや講座に参加してみた。人生初のオープンキャンパスも参加してみた。

なるべく、大学で学びたい分野やぼんやり考えていた将来就きたい仕事に関連した講座やボランティアを選んで参加した。あるときは1人で、あるときは友達を道連れにして。

結果的にぼっちで参加した講座では、学年問わず他校の友達ができたし、LINEまで交換してもらった。友達にその話をすると「あんた見事に距離感バグってんね笑」と言われ、そこで初めて自覚した笑
ボランティアのことは、また後々詳しく書こうと思う。いっぱい考えてベストを尽くすのは大変だけど、めちゃくちゃ楽しい。今はそれしか言えない。

最後に、友達について。

高校生活最後のクラス替えがあって、友達が「なんだかんだ6年連続一緒やね」と優しく笑っていたことはずっと憶えてる。
高1の時に色々あった人たちとは見事に違うクラスになって、人間関係で悩むことは綺麗さっぱりなくなった。

秋になってやっと行けた修学旅行も、色々あったけどそれなりに楽しくて、大人になっても忘れられないんだろうなぁなんてぼんやり思う。

そういえば、修学旅行先でめちゃくちゃ綺麗な芸妓さんがいて(映画村でコスプレしてた男性)、思わずスマホを片手にその人の元まで走ってしまっていた。一目惚れだ。なにせ距離感バグらせてる人間は修学旅行中だろうと関係なく全く知らない人にでも声をかけてしまう。

「あの、写真、撮ってもらえませんか?とてもお綺麗だったので、思わず走って来てしまいました」

はい、言っちゃった。しかも、今よく考えたらナンパする人が言う台詞笑

「SNSに載せないのやったら是非〜」という声も心地よい低さで、とても綺麗だった。
写真を撮ってもらった後も色々話をして、本当に嬉しかった。あぁでも一つだけ後悔。LINE聞いときゃ良かった。また会えんかなぁ。
あ、今奇跡的に読んでくれてるならコメントください。初対面で「身長めちゃくちゃ高いですね。分けてください」って真顔で言った者です。

その人と約束をちゃんと守りたいので写真を載せることはしないが、その後お化け屋敷から出てきた友達にめちゃくちゃ自慢した笑


唐突だが、この前お話しした彼とは別れることにした。「パートナー」としての距離感はどうも掴みづらく、「友達」でいることがベストなのではないか、という結論に至った。君が大丈夫になったらまた英語で話をしようね。議論でも、たわいのない話でも。


今年は活動的になれた分、いろんなご縁に恵まれた。いや、恵まれすぎた。
人との繋がりを、良い意味でも悪い意味でも改めて考えさせられた年だった。

笑った回数も多かったし、それと同じくらい大泣きした回数も多かった。

笑って、泣いて、考えてを繰り返して、ちょっとずつでも成長していけるように。

大好きな人たちに囲まれて、来年は今年よりもずっと成長したい。いや、絶対する。



今年1年、ご清覧ありがとうございました。
自販機のコンポタでした🌽

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