にんにくで免疫力アップ!

にんにくに含まれているアリシンという成分は、「ファイトケミカル」と言われています。
「ファイトケミカル」は、植物が紫外線や虫などから身を守るために作り出した物質です。
主に野菜や果物に含まれている色や香り、辛味、苦味などを構成しています。
ファイトケミカルは第6の食物繊維に次ぐ第7の栄養素と言われています。
アリシンは、たくさんあるファイトケミカルの中でも特に免疫力アップ効果が高いとされています。

にんにくの健康増進作用

ビタミンB1の吸収を促す
アリシンがビタミンB1と結びつくことで、疲労回復の効果が発揮されます。

血栓ができるのを予防してくれる
アリシンから変化する物質の多くに、血液の凝固を抑える作用があります。

活性酸素を除去してくれる
アリシン由来の成分が持つ抗酸化作用によって活性酸素を除去し、多くの疾病を予防します。

にんにくの調理法
にんにくから得られる健康効果は、調理法によって変わります。
にんにくをみじん切りやすりおろして使うと、血栓予防や活性酸素を除去します。
さらに、アリシンはビタミンB1と結びついて酵素機能を備えたアリチミンに変わり、エネルギー代謝をスムーズにし、疲労回復を助けてくれます。

疲労回復効果を高めるには、ビタミンB1を多く含む豚ひれ肉や豚もも肉、豚ロース肉といっしょに炒めるのがおススメです。

これがにんにくがスタミナ食材と言われるゆえんです。

低温で加熱して油と一緒に調理をすると、さまざまな病気の予防になります。
にんにくに含まれるゲルマニウムも免疫の動きを活性化したり、ウイルスの増殖を抑える作用があります。

にんにくに含まれているイオウ化合物やゲルマニウムは発がん物質を不活性化したり、解毒するとされており、アメリカのがん研究所ではがんを防ぐ効果の高い食品の筆頭ににんにくを上げているほど効果が高い食べ物とされています。


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