壁打ちのぼやき

壁打ちになった理由は色々あるけども、まず一番自分が思うのは「同じカプなら何でも萌えられるわけではない」ということと「SNS見るのが基本的に面倒臭い」のせいなんだよなあと最近思ったり。
それこそ昔はもっとはりついてみていたものだが、最近は公式の情報チェックのみして、あとは自分が絵あげる時くらいしかまともに開かない。

壁打ちはまず敵をつくらないというのがかなり楽です。まあ私の知らんところで私のことを気に食わない人がいても私が知らなければ私には何ら影響はありません。これが例えば相互やなんやと目に見える所で起きてしまうと気まずくなったりぎくしゃくしたり…というのがザラにあります。
デメリットとしては味方もいないということです。褒めてくれる人いませんし、誰かに何かを描いてほしいと期待を言われることも勿論ありません。まあ私の知らんところでそう願っている人がもしもいたとして、私に伝わってないのであれば上記と同じでないのと同じですね。
ただこれは、あくまで自分がそういうスタンスなので仕方ないことです。ふと同じものを好きな人と盛り上がれたらきっと楽しいのだろうという考えが頭をかすめることもありますが、自分が一番守りたいものはもう「萌えの共有の場所」ではないと思っています。
「好き勝手に二次創作できる場所」です。これに限る。
共有できたうえでそれが実現すれば最高なのでしょうけど現状それは無理に等しいです。どうあっても摩擦はおきますし煩わしいことが起きる。ごくまれに何もかも人間性が合致する人と出会うこともありますがそんなのは数年に一回レベルです。となるとどっちかを取らなければ…と考えた時、私は快適に創作できる場所を選択します。それゆえの壁打ちというわけですね。

なんだかんだで見たい!と言われると嬉しいですしやる気も出ます。今やあまり気にしていませんがバズったりしたジャンルはまた描こうかな!と思うことも多々ありました。そりゃ~たくさんの人に見てもらえるわけですから。嬉しくないわけがないのです。
ですが、それを創作の念頭に置いてしまって何度もしんどくなりました。ので、今は「たくさん見てもらえるのは嬉しいが、それは結果でしかない」という持論を持っています。見てもらえたら素直に嬉しいと感じますが、見てもらえないからって自分が描くのが楽しくないわけではないので。そういう風に割り切ると随分創作しやすくなったなと感じました。

周りからの評価、数字に関しては壁打ちは交流しているアカウントよりも厳しいものだと自負しています。当然です。義理もなけりゃ知らん人の作品なんて到底目に入らないし興味もないものです。もし、全く知らない人の素晴らしい作品と知り合いの描いた自分の好きなものでしたら知り合いの描いたもののほうが圧倒的にありがたいのです。私もそうです。ですから、自分で創作するのは完全なる自己満足というわけです。評価や数字なんて気にしてたら壁打ちなんてやってらんねーわけですね。
個人的には、絵描きや字書きのかたにフォローされること自体稀ですし、フォローされても一ヵ月ももたずに基本リムられます。こっちはもとから繋がる気がないのでそれ自体はいいんですけども、そういう人は大抵バズっていたり大手の人はフォローし続けているもんで、正直所詮数字だなあと思わなくもないです。だからこそ根強くフォローしてくれる人は、勝手に好きになってしまうんですけども。今となっては雑多垢なので知らんジャンル流れてきて鬱陶しいってこともあるんでしょうけどね。私は好きな作家さんの作品だったら知らないジャンルでも見たい方なのでその気持ちは全然わかりませんが…。

結局のところ私は絵を描くのが好きで、ゲームするのが好きで、漫画を読むのもアニメを見るのも好きです。同人誌だって描いてる瞬間が一番楽しいので、なんなら頒布のための事務作業のほうが面倒だなと思うくらいで。本になったものを手に取った瞬間の喜びが素晴らしい、という自己満足のもと製作しています。これからも、こういったスタンスでいることを頑張りたいと思っています。何かにハマるのも才能であり、ハマり続けるのだって才能です。昔仲良くしていた人たちがどんどんネットから消え、絵だって描かなくなってしまった人もたくさん見てきました。
それでも自分は絵を描いていますし、やめられそうにありません。もうこの描くことへの熱意はきっと死ぬまで尽きないと思っています。
たまに色々考えてしまって落ち込むことだってありますが、最終的には描くの楽しいや!に戻ってくるわけです。

余談ですが、フォロー外でもよくRTしてくれる人って結構いるんだなあと最近知りました(基本RT先は怖くて見れないし通知切っている)。ありがたい話ですね…。
自分は粛々と作品を上げ続けることしかできないので申し訳ないと思いつつ、心の中で感謝~と思いました。私が偏食偏屈面倒オタクじゃなければなあ…と常々思います。

最近結構オタクとお話することが多くて、色々意見を聞いて今の時代のSNSを勉強中です。壁打ちが長すぎてまったく情勢についていけてないので…。好きで一方的にフォローしている人ってもはやジャンルとか関係なく長年のファンの作家さんばかりなのですが、そういう人もストイックに絵を上げたり好きなものの話をぽつぽつしている方ばかりなので、自分はそういう人間を眺めているのが好きなのだなあと思いました。
好きなものを好きと堂々と言えて創作に真摯な人って本当に素敵です。


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