P3Rプレイ雑記⑤ ※クリア・EDネタバレ有

先日P3Rクリアしました!クリア時のプレイ時間は153時間でした。遊びすぎですね。本当にそうです。1周目にも関わらずパーティメンバーのレベル全員カンスト目指してたらえらいことになってしまった挙句、終わるのが寂しくなって終盤でタルタロス1Fからのぼろうぜ~!!をやっていたせいです。アホすぎる。楽しかったけど。
試してみてわかったけどダークゾーンにぶつかるのって大体ひとつのエリア(テペルとかアルカとかね)で一回くらいかなあって感じでした。占いしてたらもっと当たるのかもしれないですけど。ともあれダークゾーンでも死神倒しながら悠長に進んでいたので死神を怖がらなくていいって最高だぜ…!結局ハルマゲドンは一回も使ってないし二周目は使えたらいいけども。
現在二周目プレイ中、サクサク進行で風花を仲間にしたところです。もはや死神も主人公ソロで勝てるかもな…という具合。1周目とは違う選択肢選んだりして楽しんでいます(ゆかりに対して君とは運命を感じる…選んだりしましたがゆかりの対応があっさりで面白かったです)。


そしてそしてEDですが…
キミの記憶が流れた時に普通に大泣きでした。
でも今回結構ぐっとくるシーン多くて、正直コミュとかでもわりとうるっと来てたシーンとかあるんですよね…
案の定ガキさんが天田を庇ったシーンで泣き、チドリが順平に告白するシーンでも泣きました。何だこのゲーム…。
やっぱり声優さんの力ってすごいです。
最後の卒業式のシーンもアイギスの声が優しいし、目を閉じますか?の選択肢の出方も美しすぎて…また令和の高精細グラフィックで桜や日光の演出もとても美しかったです。主人公が本当に光の中に消えて行ってしまう感じで。卒業式の日の屋上の風景これ以上ないほどに優しい演出というかその場のぬくもりが伝わってくるような美しさ、儚さだったんですけどもそれが本当に今までの主人公のすべてを際立たせていて…。わかってるなあと思いました。
おぼろげにしか覚えていなかったのですが、美鶴が卒業生の挨拶の途中に思い出して挨拶ほったらかしていくところいいなぁ~と思いました。ほかキャラは勿論ですが、生徒会長という立場の彼女の思い切った行動がいいんですよね。天田くんもしっかり学校内にコロマル連れてきてて笑いました。偉いぞ!
あとまあ余談ですがニュクスアバターも令和では綺麗になってましたね。羽根とか…月に取り込まれた後の仲間の励ましのシーン、ガキさんだけ台詞ウィンドウでないの本当にいいよな…と思いました。
なんというかペルソナシリーズは割と最後は仲間の声だのなんだのでイベント戦闘してボス倒して終わること多いんですけども3ってその仲間たちとの絆で戦う描写が顕著なんだよなあと思ってて。あと唯一主人公が自分のHP使って技を発動するんですよね。結局卒業式後のキタローはどうなったのかみたいな考察は今でもたまに見かけますが、色々と情報を集めるとやはり亡くなっているのかなと思います。
映画も変わらずこの結末なわけですが、P3にはこれ以上のエンディングは存在しないわけで…P3という物語の終わりは絶対的にこれなんですよね。
また、卒業式前日の挨拶周りイベントも今回コミュキャラフルボイスなのでめっちゃボリューミーだったのですが、そこでも主人公は傍から見てわかるほど顔色が悪く、死にそうな様子だと周りに指摘され続けています。
本来であればニュクス封印時のあの時に死んでいた可能性は大いにあったらしいですけども、卒業式の日にSEESのみんなと会う約束をしていたのでそれを果たすまでは、と命を繋ぎ止めていたのかなという考察が一番ぐっとくるなあと思いました。現に、会えた瞬間に眠ってしまうわけですし…。
挨拶回りのキャラクターたちが主人公のおかげで自分は変わったといってくれて、かつ主人公との未来を疑わない発言(また、とかいつか…とか)を繰り返す度に切ねえ~…ってなりました。なんなんだろうなこの胸にのしかかる感じというか、やりきったあとのすっきりに混ざる寂寥感とか…こういった感覚を運んできてくれるのはP3だけだと思います。

また今回パーティの男性キャラについてはリンクエピの追加がありますので、ニュクスの話を聞いた後世界が終わることについてほかの仲間たちが何を考えているか、どう生きるかを知れる機会があり物語の深みやキャラクターの解像度もどんどん増したと思います。特に順平とかは当時色々言われていたキャラですが、しっかり主人公に謝罪していますしみっともない部分を認めて、それでも自分なりに主人公と対等でいるために努力している姿なども描かれていますし。オリジナル版だと喧嘩していつの間に仲直り、とかそういう簡素な掘り下げしかされてなかったのでいまいちスッとしないみたいな部分あったと思うので、本当にリンクエピよかったなと思いました…。まあリンクエピはコミュとは関係ないので10回もあるわけじゃないんですけども、完走することで解禁されるペルソナがいますので全書埋めるためには完走必須ですし。1周目はわりとリンクエピの優先度高くしていたのでコミュをこぼしたんですけども…
天田くんとかも正直ガキさんファンにはどうなのよ…みたいなところあったと思うんですけどもガキさんに庇われて自分は生かされたことをずっと重く受け止めていて、逃げるのをやめて、強くなって前を向いて生きていくことがガキさんにできる恩返しみたいな描写がわかりやすく盛り込まれていてかなりよかったです。
真田先輩もそうなんですけど天田くんに至ってはガキさん離脱後の日常会話でも結構ガキさんの話をぽろぽろこぼしていたりすることが多くて、なんだかじ~んときました…。

チドリの生存ルートに至っては美鶴にチドリ象徴化の連絡がきていれば1月にすべてを忘れたチドリと順平の再会イベントがあります。これがまた泣けるんですよね~…。
記憶もペルソナも失ってしまったけど、順平はこれからもチドリとの関係を築ける可能性があるわけですし未来は無限大なわけです。そりゃニュクスにも負けてらんねーよ!!っていうのがありありとわかってよかった…。
また、おそらく今回の生存フラグに関係している白い切り花のイベなのですが、順平のリンクエピで順平が買わなかった切り花を主人公が勝手に買ってお見舞いいけ!と押し付けるんですけどこれが正解の行動だったっぽいです。その後順平は寮の中でもお見舞いを頑張っている会話がちょくちょく聞けたので、このイベントをこなしてればOKだと思います(過去作にあったような励ましイベントはなかった)。
順平が渡した花にチドリが命を分け与えてその命が巡り巡ってチドリを救ったって綺麗な話ですよね…本当に…順平覚醒時のムービーが美しく哀しすぎたので余計に胸にきました…幸せになれよ…!!

あとリンクエピに関しては綾時もずるいなと思います。
綾時のいた期間って短いですけど、一緒に出掛けたり遊んだりピアノ弾いたり、はたまた修学旅行で裸の付き合いしたりと…一緒にいる期間が短い割には濃いキャラクターなんですよね。
まず最初に思ったのは3Dモデルの主人公と並ぶと背高!デカ!ってことでした。モテるだけあって本当にスタイルいいんだな…と感動。
リンクエピはどれもこれも本編絡みのことになりますが綾時自身は主人公のことすっかり大事なものになってたんじゃないかなと思います。自分は思いがけず生まれた存在だけどずっと主人公の中にいて感情を学んで…って考えるとラスボス戦もしんみりしちゃいますよね。
卒業式の前日に差出人不明のメールが一通だけ届いて、一言文章が添えてあるだけの簡素なイベントがあるんですけどあれ多分綾時だよなって自分は思っています。いくらなんでも演出がエモすぎるよ……。

今回ニュクスと戦う前にストレガとの戦闘も追加されており、彼らの境遇などを聞けたのもよかったです。ジンは…死んじゃったのかなぁ…
タカヤはあのあとどうなったのか不明ですけども。結局彼らも悲しいキャラだなあと思いました。にしてもSP全部吸ってくのはやめてほしいです。初めて御卵使ったわ…!!

余談ですが今回ってアイギスとのコミュで場合によっては恋人になれるようです。私は一周目は浮気しないと決めて誠実なクリスマスを過ごしていたのですが、二周目は股かけまくろうかな~と思っています。浮気しながらもクリスマス誰とも過ごさないのも面白そうだなと…(笑)
ただ3はバレンタインってないので、修羅場とかは見れなさそうかな?と思っていますが…気になりますねえ。
あとエリザベスにもまだ挑戦していませんが案の定ひとりで来てくれと言われたのでペルソナの構成を考える必要がありますね…まあこれは12月~1月くらいにできたらやろうかなという感じです。歴代ベルベットの住人全員倒してる身としては是非ともやりたいんですが、トロフィーは関係ないようです。

というわけでP3R発売してから二十日ほど、めちゃくちゃに濃い時間を楽しませて頂きました!ありがとう…いつかP4も出してくれたら同じくらいやりこみたい気持ちです。二周目もやり残し果たせるように頑張ります!
タルタロスやP4のステージダンジョンなど単調マップに云々みたいな意見もあるようですが正直マップはこのくらいの方が私はやりやすいです。特に周回プレイ。5はマップのギミックが面倒すぎてあんまり周回できなかったので…ラヴェンツァ倒したかったのでそこまではやったんですけどもね。オクムラパレスの宇宙のやつとかもう全然やりたくないです(笑)

キャラについての雑感想とかも書こうと思ったんですがなんか文字数がえらいことになっていたので一旦ここまでとします。
こんなに長文かける能力が自分にまだあったことに驚きです。
ユニコーンオーバーロードはまだ様子見ですが、評判よさげだったら買おうかなあ…メタファーは買う予定です。


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