生活の中心にKLASKがいた1年⑦
前回のあらすじ
日本大会開催決定。燃える俺。練習会になんかルーキーが来た。
練習会に現れたKLASKerは…
ターニングパーソン⑤,⑥ とぅー&あゆこペア
僕と同じく去年からKLASKを始めたルーキー。「High Five」の古豪KLASKerであるカガさん、ろんさんの下でKLASKを教えてもらっている門下生みたいな立ち位置でもある。(正直この二人に教えてもらえるの羨ましい…)
これは余談ですが、この二人が参上したことで、僕や店長を始めとし、後に登場するある方やチョイスさん達など、去年からKLASKを始めたルーキーたちが集った世代を僕は最悪の世代(ワンピースからとった) と勝手に名付けました。
せっかくお会いしたことなのでお二人と何試合か手合わせしました。
おいおいおい強くないか…この2人
率直な感想としては、とぅーさんはKLASKが「強い」。あゆこさんはKLASKが「上手い」。と感じました。
特に、とぅーさんは僕の中でも結構刺激をもらった人物でもあります。てか普通に練習会で負けたし。
とぅーさんのスタイルは一言で言うなら「とにかく速い」んです。
強いショットを打つとほとんどの場合、ゴールからこぼれたり、場外に飛んだりするのが普通です。
ですが、彼はなぜか入るんです。技術ももちろん備わっているのですが、何よりもあの速さでゴールに入るとたまったもんじゃないんすよ。メンタルがやられるというか…。なので練習会で、意気投合しました(?)
じゃああゆこさんがそこまでなのか?という話なのですが、全くそんなことありません。とぅーさんとは真逆のプレイスタイルで確実な精度率、そして自分を有利に働かせる盤面作りの凄さに圧倒されて余裕のある試合がなくて、終始焦っていました。
この練習会は日本大会出場がほぼ確実のトップKLASKerや、新たな敵となる同じ立場のルーキーに会えた充実した練習会だったと今でも覚えています。
さて、練習会が終わりいつも通り練習をしている中、こんなお知らせがXで流れてきました。
なんじゃこりゃーーーーーーー!?決勝大会に行けるだと!?
そう。実は去年から毎年春に行われる、新作のボードゲームや自作のボードゲーム、最近だとTRPG、マーダーミステリーなどの展示をメインとした日本最大級のボドゲ祭、「ゲームマーケット」で、たった1つだけのKLASKの日本大会決勝大会枠を巡って争う。恐らく一番抜けるのが難しいと勝手に考えています。
そんなお知らせが届いて、自分はまぁ参加しなくていいかなぁ~と思いました。だが、上のポストをよく見てください。
本年度含め、過去に予選会へ参加したことある方はご参加できません。
自分は2023年の大会後に始めた人間なので参加資格は揃ってるんです。ですが、自分で言うのもなんですが、実力はかなりついているし初心者というにはあまりに強すぎると感じていました。
自分が出て予選を抜けることで、運営の方を困らせてしまうかもしれない。他の参加者のやる気を削いでしまうかも。けど、日本大会に出たい。そんな葛藤に悩まされていました。
己に厳しく正規ルートの予選会で決勝枠を取るか、安全なルートで決勝枠を取るか。
僕が選んだのは…
⑧へ続く…(この引っ張りくどい)