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櫻坂46 3rdTOUR 福岡公演Day2感想


 3rdツアーの大阪千穐楽から3か月が経とうとしている。3か月の間に新曲Start over!の発売や夏フェスへの出演、JAPAN EXPOでフランス、マレーシアへの海外進出。櫻坂はどんどんと加速しながら前に進んでいる。
 まだ脳裏に焼きついた3rdツアーの余韻は残っているが、悲しいかな細かな記憶はぽろぽろと抜け落ちていく。新しいイベントがあれば、古い記憶はどんどん淘汰されていくものだ。記憶だけではない。そのパフォーマンスに抱く感想も更新されていく。だからこそ、その時々の記憶や感想を書き残しておきたいと思う。今の櫻坂に感想を書き淀んでいる暇はない。

 …と、なにかそれっぽい書き出しをしてしまったけれど、つまり書きかけになっていた感想noteを精算していこうって魂胆です!この記事は完全書きかけ、書きっぱなし。福岡公演のあとに書きかけていたものをそのまま放出します。3rdの感想まだ書いてないし…とこの記事が他の記事を書き進める足枷(というか言い訳)になっている現状がよろしくないなと思ったので恥を忍んで公開することにしました。なので書かれている内容も福岡公演当時の事実となっていること、ご承知おきください。


 では、いってみよう!!


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 有美子会長卒セレレポを書いて、福岡公演全体の感想書いた気になってました。なんとしても横浜公演が来る前に書かねばならぬということで朧気な記憶を掘り起こします。

 例によって冒頭は細かいネタバレなしの総括ですが、自己責任でお願いします。


 GW中の土日開催、森田さん関さんの凱旋公演、関さんの卒セレ開催ということもあり、今ツアーで唯一チケットが取れなかった福岡Day1。チケトレを最後まで信じての29日午後に福岡入りも虚しく結局無券となりました。
 とはいえ2日目の関さん卒セレに入れるだけでありがたやですからね。とりあえずFC抽選企画だけ参加し有美子会長のステッカーをもらって会場を後にし、同じく無券前日入りオタクさんと福岡の屋台へ。もつ鍋も博多ラーメンもおいしかった……!!


 さて福岡公演Day2。今回5公演目にして初めて正面に近いスタンドからの参戦。当たり前だけど、ステージセットの構造からしても正面からの方が演出の全体像が良く分かる。こんなことになってたのね?って思ったところもあるくらいだった。具体的な演出については後半の全曲雑感で触れるとして、全体的な印象を一言で表すなら細かいところを詰めてきているなという印象です。
 演出の大筋については大きな変更はありませんが、会場の広さが違えば花道の長さもステージと客席との距離も変わってくるのでその辺の調整はもちろんのこと、細かい曲間の間の長さだったり、MCからの曲の入りのタイミングを工夫しているように感じました。
 代々木公演ではステージ側も客席側も探り探り感があり、どういうリアクションを取ればいいんだろうと迷ってしまうような絶妙な間が流れるところがあり、2ndツアーに比べて没入感が薄くなっていましたが、その間を埋めていくことでライブ全体を通して没入できるようにブラッシュアップされています。なので代々木だけしか見てないよ~って人はぜひもう一回は見てほしいんですよね…。悔しいかな、なんと大阪1日目、まだ買えます。 (よかったね完売して)

 細かいところを詰めていくことによって、3rdツアーのキーポイントの一つである3期生の爆発的盛り上がりに1,2期生はどう立ち向かうのかという点も答えが出つつあるように思います。1,2期生にとっての武器はやはり、2ndツアーで培った世界観の作り込みです。
 福岡公演では曲間の間に工夫を加えることで、見てる側の集中力を途切れさせることなく曲の世界観を届けていました。披露機会が少なかった5thシングルの楽曲たちも回を重ねることに存在感が増し、それ以外の楽曲も今ツアーの演出のなかで凄みを出せるようになってきています。
 声を出させるために煽りを入れるなどの新しい手を打つというよりかは、楽曲の力を最大限に引き出すことで、自然と声が上がる

 あとは単純に関さん最後の公演ということもあって、関さんが出ていない楽曲においても「良いものを作ろう」って意識がすごく高かった気がします。

 期間が空いて行われる横浜公演でどんな櫻坂が見れるのか、楽しみです。


※さてここからは全曲雑感です。具体的な演出についてネタバレしていますのでご注意ください。


OVERTURE
 OVRETURE映像、櫻坂チャンネルで公開してほしい。あれを見てツアーの熱量感じながら感想書きたい。どうか頼んます。

Dance Track①
 バーン!と守屋麗奈ちゃんにスポットが当たる瞬間、何度見てもこみ上げて来るものがある。全体としても練度が上がり一体感が生まれている。照明とのタイミングもバチっとハマらないといけないので結構難易度高そう。
 あとやっぱり玲ちゃん登場してからの、センターステージとメインステージで向き合う大園守屋の構図よ。距離的にも角度的にも二人の表情を同時に見ることは難しい。でも確実に二人の間にしか生まれていない熱量がそこに感じられてエモい。大園さん推しのこの辺りの所感知りたい。

01 Cool
 麗奈ちゃんが後ろ向きに移動するところ、かわいい。複雑なフォーメーションのなか、怖さもあるだろうにそれを感じさせない動きでかわいくてかっこよくてきゅん…

Dance Track②
 次の半信半疑を暗示するように二手に分かれて踊っているところ、それぞれにチーム感みたいなのが生まれてパフォーマンスがしっかり呼応していて良き。

02 半信半疑
 やっぱり天ちゃん大きく見える。何度見てもびっくりする、なんなんあれ。 

03 摩擦係数
 曲の終わりに「ヒューン…ウィン!!」って電子音が新たに入ってた。(伝わる?)(伝わんないね)
  この音により、無意識に爆発音へ身構えることで生まれていた”あ…終わった?”みたいな客席の絶妙な間が解消されている。おかげで盛り下がり感のないまま「うおおかっけええ!!(男子小学生)」って気持ちのまま暗転してくれる。うれしい。
 あと曲の入りまでの時間が短くなったような…?ライトが着くタイミング早くなった?代々木では立ち位置についてからライトがウィンウィン動いてたような気がする(立ち位置に着くまでの姿を見た記憶がない(記憶がないだけかもしれない))のだけど、立ち位置に向かう姿をはっきり確認できた。立ち位置に着くまでの森田山﨑の登場がはっちゃめっちゃんにかっこよかったので強く印象に残っている。

MC
 関さん関連のお話。有美子会長卒業おめでとうございます。

04 それが愛なのね
 MCが終わった瞬間、間髪入れずにイントロが始まる。気づいたら曲が始まっているので、おそらく綿密にタイミングを合わせているんだと思う。これも代々木から改善されている点で、MCの盛り上がりをそのまま曲に繋げている。お天の煽り大好き、どんどん思い切り煽ってくれ。

05 恋が絶滅する日
 この曲でね、麗奈ちゃんと有美子会長が向き合ってにっこにっこでパフォーマンスするとろこがあるんだよね。心から楽しそうに、幸せそうに踊ってるの。もうそれも見れないのかってさみしく思いながら目に焼きつけた。

06 Day1 偶然の答え/ Day2 ブルームーンキス
 有美子会長卒セレのために、Day1とDay2でやる曲をこれまでの公演と入れ替え。Day1終了時にセトリが変わった、いや変わってないとTwitterがざわついてたので、どういうことなん!?って思ったけどそういうことだった。
 ブルムンのるんちゃんのセリフの時に叫ぶのはさすがに違うよなぁって思ったね。セリフ終わるのくらい待てよな。シンプルにうるさい黙って聞け。聞いてから発狂しろ。

07 五月雨よ
 相変わらず椅子の位置を確認する麗奈ちゃんかわいいし、途中でいなくなっちゃうのもかわいい。私はこの曲の”広さ”が好きなので、2ndツアーに引き続きステージを広く使ったパフォーマンスなの嬉しく思っている。

08 もしかしたら真実
 着実に曲としての存在感を増していっている曲。麗奈ちゃんの表情も毎回説得力が増していっている気がする。衣装の動き方までシンクロしているということは、ポイントポイントで合わせているだけじゃなく、動きのスピードまで合わせているというわけで。上段の麗奈ちゃんと下段のメンバーで合っているということは、お互いに視界に入らないなかで合わせているというわけで。たぶん見ているより難しいことしてるんだろうなって思っている。

09 無念
 大沼さんの悔しさを丸出しにしたような表情に目を奪われる。ちょっと前までは激情という一言でまとめてしまえそうなくらい粗削りなパフォーマンスだったけれど、良い意味で感情を細分化して表現できるようになってきたの、元々の力強いパフォーマンスに加えて鬼に金棒状態よね。もともとめちゃくちゃ美人さんなので櫻坂にとっても強力な戦力であることに間違いない。バラエティの活躍もうれしいなって思っている。

MC
 関さんのお話だったり、福岡グルメの話だったような…?

Dance Track③
 冷静に考えて現時点でDance Trackで自分たちのショーケースを完璧に作り上げる3期生のポテンシャルすごいよなぁ。山下村井の二人はもちろん良いんだけど、やっぱ村山的野のダンス迫力あってかっこよくて好きなんすわ。二人ともしゃべるとあんな感じなのにね、良いよね。
 3期生は限界女オタ揃いなのにかっこよく踊れるっていうとこが良い。かっこよく踊れるけど可愛いところもあるっている先輩方とは逆向きのギャップ持ちなのとても良い。

10 夏の近道
 もう代々木一発目でこの曲で会場は掴めるって本人達も実感しているだろうに、それでも毎度毎度前回を越えようという気迫が感じられて胸打たれちゃう。満足せず、自惚れず、高みを目指そうとし続けるところ、もう完全に櫻坂なんよね。
 あと多分やっぱり関さんへの思いみたいなのも感じっちゃったな。「がんばりますから、私たち」っていう決意表明みたいなパフォーマンスにも見えた。

MC
 Day1で小田倉さんの突然のおやじギャグにその後のメンバーが調子狂わされてたというレポを見かけたので、Day2はどう来るのかとわくわく。
 小田倉さんがまたしてもおやじギャグをぶち込んできて「これか!w」と思ったのも束の間、3期生全員がズッコケるというズッコケ団体芸へと昇華していて笑い超えて感心してしまった。すごい、こんなところもチームで乗り越えていくんだ。
 前日の躓きを踏まえて、どうDay2を迎えるのか。おやじギャグを封印させることも一つの手だったろうに、そうではなく全体で自然に流れに組み込む方法を選んだ3期生。やはり3期生はチームとしての連帯感が強く、自然と全員で解決していく方法を考える空気感があるんでしょうね。それにしたって一日で改善策を見出す冷静な分析力と実行力ですよ。一体何回この子達に驚かされるんだろう。

Dance Track④
 森田藤吉山﨑田村守屋大園。メインステージ上段で合流した時に、外側から藤吉山﨑、森田田村、守屋大園でシンメなの良いよね。多分どのシンメもパフォーマンスの毛色としては全然違って、藤吉山﨑がお互いによく言っているようにある意味合わなくて、でもシンメとして成り立つっていう。守屋大園が向かい合って視線を合わせている瞬間、めちゃくちゃ青春映画で好き。

11 魂のLiar
 クラップ勢増えててメンバーも嬉しそうだった。一緒になにかをすることで生まれる空気ってやっぱある。メンバーがクラップしてほしいって言ってんだ、クラップしていこうな。

Dance Track⑤森田ソロ
 いつも見る側へどう見せようかって緻密に計算されたパフォーマンスをしてくれている森田さん。この日ばかりは完成度はそのままに関さんに捧げる舞いに見えたよ私には。

12 Nobady's fault
 すごいよねこの曲。何回披露しても、何人メンバーが入れ替わっても楽曲としての強度が落ちない。それどころか強くなっている。
 名古屋で復活した森田ジャンプが引き続き敢行されていてほっとした。ノバフォはあのジャンプが見たいんや。

Dance Track⑥藤吉ソロ
 彼女の踊りはダンスというより舞いなのよなぁといつも思う。

13 なぜ 恋をして来なかったんだろう?
 今回の演出おもしろいなぁって素直に思うけど、


───筆者はここで唐突に力尽きたようだ。手記はここで途切れている。


 なぜ恋でなにを書こうとしていたのか本当に思い出せなかったので、この記事を書き上げることを断念したんですよね…。自分で読み返してもそんなこと考えてたんだぁってなるもん。

 神奈川、大阪公演の感想は書きかけのものすらないので、それは一からまた近日中に書きたいなと思っています。それでも書きたいって思わせてくれるグループ応援できていて幸せやね。



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