美容に必要な「栄養素」に関する、情報・記事まとめ

今回は、美容に必要な「栄養素」に関する、情報と記事をまとめています。

自分が見返すための備忘録ですので、ご了承ください。


ビタミンB1・B2・B12・B6・Eの過剰摂取のリスクは?

​ビタミンB1、B2、B12は多量に投与しても、必要量を超えるとほとんどが尿中へ排泄されます。そのため副作用を認めることはありませんが、効果が増えることもありません。

ビタミンB6は多量(数g/日を数か月間)に摂取すると感覚神経障害があり、耐用上限量(それ以上摂取すれば副作用がゼロではない)が60mgとされています。しかし実際には100~300mgを4か月摂取しても感覚神経障害が出てないことも分かっています。

ビタミンEは低出生体重児に補充投与した場合、出血傾向が上昇することがあります。しかし健康な成人男性が800mg/日を28日間摂取しても異常は認められませんでした。したがって現在のところ健康障害非発現量は800mg/日とされています。


ビタミンCとL-システインの過剰摂取は危険?

ビタミンC(アスコルビン酸)を毎日1500㎎あるいは1000㎎以上を摂取した人は、250㎎以下あるいは90㎎以下の人に比べて結石の形成率が高かったといわれています。米国の食品栄養委員会はビタミンCの上限摂取量を設定しています。19歳以上であれば1日2000㎎以下にしましょうと最近いわれるようになっています。

実はL-システインも、いわゆる光老化を抑制する薬でアンチエイジングに重要だと認識されていたのですが、最近、L-システインを大量に投与するとβ細胞からのインスリンの分泌が抑制されることが報告されています。ですから、糖尿病の既往の方が過剰なL-システインを摂取すればインスリンの分泌に影響を与えるかもしれないということです。通常の美白として処方される量で内服するのは問題ないですけど、少しでも白くなろうと思って大量に内服してしまうのは、糖尿病の患者さんにとって危険であると思います。

下記のPDFから引用させていただきました。


各栄養素の摂取上限量は?

ビタミンB1・・・100mg
ビタミンB2・・・45mg
ビタミンB6・・・60mg
ビタミンB12・・・ 1500μg
ビタミンC・・・ 800mg
ビタミンE ・・・800mg
L-システイン・・・ 200mg
グルタチオン・・・ 300mg
トラネキサム酸・・・ 2000mg

引用:https://www.migihashi.com/biyouseibun
引用:https://jp.glico.com/navi/e07-2.html


美肌の基本栄養素・ビタミンCの効果的な摂取方法

美肌の基本は「ビタミンC」。ビタミンCは"チロシナーゼ"という酵素の働きを阻害してメラニンの沈着を防ぐ効果や、コラーゲンの合成に必要不可欠。

ビタミンCは腸で吸収できる量に上限があります。ビタミンCの吸収量は1回の摂取量が200mgを超えたあたりから急速に低下します。「たくさん飲んでいるから大丈夫!」と思って安心している方は飲み方を改めましょう。ビタミンCは少量を1日2〜3回に分けて飲むことが原則


シミ・くすみを治す方法

シミ・くすみの対策には、ビタミンCとともに「トラネキサム酸」の同時摂取を強くおすすめします。通常、肌が紫外線などの刺激を受けると、メラノサイトが活性化されメラニンが作られますが、その際発生する炎症物質をトラネキサム酸が抑制することでメラニン生成が抑えられると言われています。トラネキサム酸の内服療法では4〜8週後にはシミや肝斑の着色を軽減させることが明らかとなっていますが、残念ながらその作用は内服を中止してしまうと8週間後にはほぼ元通りに。こちらも「継続する」ということが大切ですね

引用元:https://www.huffingtonpost.jp/yasuhiro-nakamura/supplement0118_a_23622104/


L-システインのデトックス効果

「L-システイン」はメラニン色素の生成を抑える、過剰にできたメラニンを無色化させる、肌のターンオーバーを正常化させるなどの働きがあり、すでに日常的に摂っている人も多いでしょう。

しかし、それだけではないんです! L-システインは強力な抗酸化作用を有する「グルタチオン」の細胞内濃度を高め、肺や脳の機能向上、デトックス効果が期待できるのです。また、グルタチオンの美白効果は有名。

L-システインから作られるグルタチオンを体内で効率的に利用するために、ビタミンB2などを含むマルチビタミンを同時に摂取すると、その効果を最大限に享受することができます。

引用元:https://www.huffingtonpost.jp/yasuhiro-nakamura/supplement0118_a_23622104/


ピクノジェノールとは

ピクノジェノールとは、フランス南西部に自生する「フランス海岸松」という松の樹皮の抽出物である。強力な抗酸化作用や抗炎症作用による生活習慣病の改善や予防、婦人科系疾患の改善、認知機能の改善、静脈循環不全の改善、血管の弛緩による高血圧の改善といった効果が報告されている。

抗酸化作用や抗炎症作用。さまざまな生活習慣病の予防や改善効果。静脈循環不全に伴う症状の改善。


ビタミンEをサプリで摂るのは危険?過剰摂取の副作用

食事だけでビタミンEを摂りすぎてしまうということはまずありませんが、NIHの報告によると、サプリメントでビタミンEを過剰に摂取してしまうと深刻な副作用が生じる可能性があります。深刻な副作用の一つに脳出血があります。

人工的に合成されたサプリメントを服用する場合は、1日の服用量が1,000 IU(国際単位)を超えないようにしましょう。14歳以上の1日あたりの推奨摂取量(RDA)は15 mgです。

引用:https://alloeh.jp/articles/262

ディアナチュラのマルチビタミンの場合で、ビタミンEは6.3mg含有(1日分)となっています。


ビタミンAをサプリで摂るのは危険?

通常の食事によってビタミンAを摂りすぎてしまうことはあまりありません。しかし、レバーやビタミンAサプリメントを多量に摂りすぎると、中毒症状を引き起こす可能性があります。1本約30gの焼き鳥レバーでも、1日の上限量を超えるビタミンAを含んでしまいます。レバーを多めに食べた日があったなら、1週間は控えて調整するなど自己管理が大切です。

ビタミンAの過剰摂取による中毒症状には、急性中毒症状と慢性中毒症状の2種類が挙げられます。どちらも頭痛が中毒症状として特徴的です。それぞれの主な症状は以下の通りです。

[急性中毒症状]
頭痛、腹痛、めまい、吐き気などの症状の後に全身の皮膚がはがれる

[慢性中毒症状]
頭痛、関節痛、乾燥肌、脱毛、食欲不振など

妊婦のビタミンA過剰摂取には、特に注意が必要
美肌効果が期待できるビタミンA。女性にとってはうれしい効果ですよね。しかし妊娠中の多量摂取は、胎児の発育に悪影響を及ぼす場合があるとの研究データも。胎盤がまだ不安定である妊娠初期には、特に注意が必要です。一方で、ビタミンAは胎児の臓器や器官の正しい成長に必要な栄養素でもあります。過剰摂取の可能性があるからといってビタミンAが含まれる食品を避けるのではなく、適量の摂取を心掛けましょう。

ディアナチュラのマルチビタミンの場合で、ビタミンAは770μg含有(1日分)となっています。

ビタミンAの1日推奨摂取量は850μg、摂取上限は2700μgとされています。


まとめ

また色々と追記していきます!



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