米良美一さんに感銘を受けた話
※私の独断と偏見に満ちた内容となっており、真実とはかけ離れた内容となっているかもしれません。
人を見た時に、何となく「苦しみを乗り越えて来たんだろうな」って感じる方がいる。
その理由は明白だったり、ただ何となくそう感じるだけの時もある。
苦しみには色んな種類があるのだけれど、
一つあると思うのが「人から理解されない苦しみ」。
私はそういう雰囲気というか空気感をまとっている人をとても好きになってしまう。
芸能人でいうと、宇多田ヒカルさん、牧宗孝さん、美輪明宏さん。など
そして最近、米良美一さんのことが大好きになった。
生で歌声をお聴きする機会があり、その時は子供向けの童謡を歌っておられたのだが、童謡で泣くとは思わなかった。
歌がめちゃめちゃうまい人だという認識はあったのだが、上手いとかそういうものさしは横においておいて、
とてつもなく「かなしい」のである。
その、かなしいのが、
「悲しく」、「哀しく」、「かなしい」のだ。
でも、垣間見せるかなしさはほんの一瞬であり、全体としては神々しくもあり、光に満ちている。
ユーモアがあり、気さくで親しみやすいと感じさせてくれる。
でも歌声の中でほんの一瞬垣間見せるかなしさが、
とてつもなくかなしい感情を知っている人の声、だと感じさせられた。
米良美一さんが毎日新聞の記事で、自信の過去の学校生活について、学校を「切なさを学べた場所」だと語っておられた。
米良さんは難病に指定されている先天性の「骨形成不全症」で、養護学校に通っておられた。数十回骨折をしており、骨折すると3、4か月は入院で学校に行けず、実家に帰れるのは月に2回。
寂しさで枕を濡らした、と語っておられる。
そんな米良さんが、学校を「切なさを学べた場所」と表現されている。
もし、私だったら、
黒歴史だった
とても辛かった
壮絶だった
とか言ってしまうと思う。
ここまで昇華させるに至るまで、いったいどれだけ苦しみ、そしてそれを乗り越えてきたんだろう?
と想像してしまう。
今書いていることはほんの最近米良さんファンになった私の、ただの妄想にすぎないのだけど。
そんな米良さんを、これから応援していこうと思いました(^^)
https://mainichi.jp/articles/20230731/ddm/013/070/017000c
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