traveria approach!!!〜4話　臨海で誓う夢〜

私は電車に揺られながら
目的の場所へと向かっていた
そう、今日は前から楽しみにしていた日だ！

みなさんこんにちは
みうみです。

私は今、東京駅に向かっています。

なぜこんなに楽しみなのかと言うと
少し前に四国でてあった女性と3人で
会う事になっています！

ちなみにれなさんとも東京駅で待ち合わせています。

東京に到着すると
「おはよう！遅れてごめんね。
ついつい写真撮るのに夢中になっちゃって」
とれなさんが謝ってきました。
「それよりも時間かなりギリギリじゃないですか？」
「そうだった早く迎えに行かないとだね」
と言い駅を出てバス降り場に向かった

一方その頃バスの中では
「関東行くとかめっちゃ久しぶりだし
　行きたいとこたくさんあるから
　楽しみすぎてはよ時間過ぎんかな？」
と思いながら着くのをとても楽しみにしていました。

バス降り場には日本各地から東京へとやってくるバスで混雑していました。
着いてはお客様が降りてくるの繰り返しで
どのバスに乗っているのかも分からないので
着いては探しているとやっと探していた女性が降りて来ました。

「おはようございます。
　東京へようこそ　2日間よろしくね」
「2人とも来てくれたん。ホンマに嬉しいわ〜！こちらこそよろしくね」

四国で出会った時に聞いたのですが、
彼女の名前はりおさんって言って関西在住で今は芸能人になりたいみたいでたくさんオーディション受けてるみたいだよ。
出会った時から関西弁の人だって私は思ってます。

「早速だけど、目的地に向かいますか」
れなさんがそう言いりおさんと私も話しながら歩いていく。

東京駅構内に入ってから約10分くらい歩き
私たちの目的地へ向かう列車に乗り込んだ。

電車には家族や友人といる方が多く
とても賑わっていました。

「かなり混雑してますね」
「時間も良いから混んでるのかもね？」
「私、こんな混んでる電車乗るの初めて乗ったかも東京っていつもこんなんなん？」
「通勤ラッシュの時はもっとすごいよ」
「関東ってやっぱヤバいね！」

他にも3人でたくさん話していると
気がつけば目的の駅に着きました。

駅看板を見てみると
（葛西臨海公園）と書いてあります。

「やっと着いたね！今回ここに来たいって言ったのはみうみなんだよ！」
「いつか行ってみたいなと思っていて
　れなさんに相談したらいいんじゃないかって言ってもらえて嬉しいです♪」

「ここってどういう場所なん？」
れなさんが語り出した
「葛西臨海公園とは、東京都の東部にある
　海と自然が楽しめる場所だよ！」
2人はそうなんだという顔をしていました。

公園内を少し歩き、
私はこの場所に来たのは何年振りかなと考えているとりおさんが
「あの観覧車乗ろうや🎡
　なんか3人やったら楽しそうやし
　どお？どお？」
と聞いてくる。
「なんか楽しそうだね！みうみもそう思ってるって顔してるね」

ということで観覧車乗り場に辿り着きました。

観覧車に乗り込み
外の景色を楽しみながらいろんなことを話していた。

ふとれなさんがこんなことを話し出した
「みうみんとりおっちって自分の夢のこと
誰かに伝えたことはある？」
「私は親に芸能活動したいこと周りに言えへんかった…言ったら馬鹿にされるんじゃないかって不安になってもてなんにも出来ひんかった時があったわ。今は言えとるけどね！」
「私は、旅行好きということは周りに言えなかったな。でも今は伝えられてこうやって旅をする事が出来るって素敵な事だと思うよ!
あと、2人とも出会えたからね！」

どんどん観覧車が頂上へと向かっている。

「私は、話したけれどもダメって言われて
1度就職したけど、やっぱり諦めきれなくてね。今の働き方をしている。今がとても幸せだよ♪」

「みんな夢があるから頑張れているんじゃないかな…私、みんなの夢を応援したい！
この出会いはとても意味ある事だよ！
だからこれからも3人で居たいな」
「もちろんだよ！みうみん」
「ええで！これからも仲良くしてや！」

観覧車の頂点に辿り着いた
「みんなの夢を叶えるぞ〜！」
おー！
とゴンドラ内に響き渡った

私は少しだけ外を眺めて笑顔で2人と話し続けた。

観覧車から降りた後も3人日が暮れるまで
楽しんでいました。

次はどこに行こうかな？
もっと素敵な所に行きたいなと思い帰路につきました。