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大宮忘年会2023とか

あけましておめでとうございます。今更ながら、現地参加した大宮忘年会の話とか。


12/2 囲碁将棋

ゲストはダイタク。今年は漫丹田や『こんなん見るやついねぇって!」が始まって、この2組の共演がより多く見られるようになって嬉しかった。
おじさんが横並びに座ってただもそもそ食事をしたりしゃべったり、ゲームをしたら仕掛けがシケていて不発に終わったり、そんなのを見るだけで楽しいのはどういうわけだろう。
多くを望みはしないので、2024年も2組揃った場面を沢山拝めますように。


12/17 ななまがり

ゲストに石井ブレンドさんが追加された時点で喜び勇んでチケットを購入していたものの、開催5日前に業界激震の発表があり、こわごわ参加した。
満員の会場に、不穏な空気になったりしたらどうしよう……と不安だったが、初瀬さんが「もっとこじんまりやるはずだったのに!」「なんちゅータイミングや!!」とオープニングからフルスロットルで、色々吹き飛んで素直に最初から最後まで楽しかった。もはやコマンダンテの解散なんてフリみたいなもんだった。

水田さんが「実はこの動きは4月から……」と言ってから「えっ、これ配信あるの?」と驚いていて、ひやっとしたけど、後日放送された和牛のラジオでも「4月から」の話は出ていたとのことだったので、後になって安心した。水田さんはキラキラいきいきしていてめっちゃタフで、スターだなと思った。
同期の守谷さん・BKBさんというゲストも絶妙で、「今日のゲストはピン芸人集めたの?」みたいな遠慮ないやりとりが楽しかった。

ななまがりの架空祝い花もさることながら、隣のオブジェもなかなか架空みが強い。


12/28 マヂカルラブリー

大宮忘年会が発表された時点で、石井ブレンドさんの名前があったのは、ここだけだったと思う(ななまがり忘年会は追加)。抽選に外れたら年を越せないところだった。無事チケットが取れて良かった。

マヂカルラブリーは(というか野田さんは?)、ずっとコマンダンテの解散のことを惜しんでくれていて、年末になってもゲストに石井さんを呼んでくれて、感謝しかない。
解散直後、ゴールデンウィークとは思えないどしゃ降りの有楽町寄席で、石井さんに「もう一度話し合え! 再結成しろ!」と言ってくれたのは野田さんだった。その後も、何度もラジオで解散について触れてくれていると聞く(私自身はANNリスナーではないので、友人づてに聞いた話)。

そしてライブが始まって、乾杯のご発声を指名された石井さんの「かいさ~ん」の声。こっちは泣き笑いですよ。そうやってご本人が笑いにしてくれるくらいまで来ていれば、それでいい……と思ってはみたものの、12/31のコマンダンテ公式チャンネル削除は、やはりこたえた。
「一つのきっかけで劇的に吹っ切る」のは自分には無理で、少しずつ少しずつ傷を癒すしかない。

忘年会のことに話を戻すと、非常にゆるく、いい意味でサイテーなライブだった。M-1の敗者復活戦審査員が出るライブとは思えなかったが、しかし審査員さんは美しかった。村上さんとSJさんの不人気バトルは楽しいので、どこかで続きを見てみたい。

この日披露された石井さんの特技「手のひらで傘を立てる」、安田さんも得意だったよなあ。二人で手のひらで傘を立てながら漫才を完遂して、あれは探偵のドラマ(まるいもの)だった気がする。安田さんがけっこう動くのになんとかやりきって、あれはいつのことだっただろう。


ピン芸人石井ブレンドさんについて

実は12月は15・16・17日と3連続で大宮に行っていた。
16日の寄席に石井さんが出るとのことで、出囃子がわかるかも?と期待して行ったけれど、寄席その壱ではイントロの部分しかかからず、まだ出囃子が決まってなくてフリー音源なのかな、と思った。
寄席その弐で歌の部分まで到達したけれども、邦楽洋楽問わずまったく音楽に詳しくないので、何だかわからなかった。かろうじて聞き取れて記憶に残った歌詞は日本語で「時の流れ」のみ。ライブ後に「歌詞 時の流れ」で検索しても出てくるのは『時の流れに身をまかせ』ばかりで、次に石井さんが寄席に出演するのなんてどれだけ先なんだろう、とちょっと落ち込んだ。

が。年が明けて1月2日。ラジオから何だか胸騒ぎのする曲がかかってきた。どこかで聞いたけど、ぜんぜん記憶にない曲。なんだこれ、とJ-WAVEのサイトをすぐに開いた(J-WAVEは、時間ごとにかかっている曲を必ず載せてくれている)。

これだ……

すぐに歌詞を確認する。『時の流れ』の単語があった。きっとこれが石井さんの出囃子だ。たった2度しか聞かなくても、めちゃくちゃ気合を入れていれば、なんとなく心に残るものなのだなあ。

good…

毎回新ネタの心意気。痺れるよ。

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