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6/10 幕張漫才リーグ('24-'25 第3節)

【BKC】vs【神速ティッド】

13 ウォンバット ● ○ インテイク 42
14 オズワルド ● ○ ドンデコルテ 41
26 まんじろう ● ○ きっと君はくるさ 29
34 エバース ○ ● ゴング  21
11 ド桜   ● ○ タモンズ 40

先攻:BKC 後攻:神速ティッド

試合前に小芝居から始まる2組。リーグ初参加のBKCだが、さすが神速から暖簾分けしたオズワルドがキャプテンを務めているだけあって、任侠コントノリは継承されていた。

神速からはフラッシュの卒業が発表され、ドンデコルテが新たに加入となった。これはもうMライブか? リーグのキャプテンが半数を占めているMライブ(『Mを怨みMを憎みMに裏切られそれでもMに振り向いてもらう為の漫才ライブ』通称Mライブ 月1大宮で開催)って、つくづく実力派揃いの企画だ。
色々な漫才が見られるのが漫才リーグの良さの一つだったから、フラッシュが抜けたのは残念だ(ドンデコルテに不満があるわけでは断じてない)。せめて「今日がフラッシュ最後の日だ」と心して二人の漫才を見たかった。
別れって、いつもこうだ。

ド桜の村田さんは、大わずらいからの復帰ということで、はしゃいでいる様子が微笑ましかった。事務所移籍の話は場が盛り上がるものだ。

そしてついにゴングがリーグでお披露目となった。滝野元気さん(説明が面倒なので滝野元気さんと言う)は、声がカッスカスだった。
いじられるだけでひたすら平場の笑いをかっさらう元気さんを見ると、GAG福井さんは宮戸さんをこういう風にしたかったのかなあ、と思う。それは無謀だったよ。養殖と天然は違う。元気さんは「本物」だ。

オズワルドは二人とも敗北を大いに悔しがり、「幕張漫才リーグむずぅ!!」と崩れ落ちていた。負けるにしても、分の悪い負け方が続いているが、頑張ってほしい。

この日は出演者に精巣がん・舌がん・腎臓がんサバイバーがいて「チーム癌」だ、と笑い合っていた。



ここからは、個人的ながんの話

私も10年前に、がんの手術と抗がん剤治療をして、今はほぼ普通に暮らしている。がんには完治はなくて、手術後10年間検査をし続けて何もなければ、一応「寛解」として逃げ切ったことになる(と私の場合は言われた)。今年が最後の検査の年になる(はずだ)。

何故突然がんの話をしたかというと、がん家系でも喫煙者でもない私が、そのがんの発症の平均年齢よりずいぶん若くがんになったからだ。
1.少しでも異変を感じたらすぐ病院で検査を受ける
2.がん宣告を受けても、日常は取り戻せる(こともある)
以上の2点を広く伝えたい。ただ、2.については「がんのステージによる」という要因が大きく作用するので、そのためには1.が重要になってくる。

あと、「標準治療」は「平凡でプラスアルファのない治療」ではない。標準治療が一番検証されていて科学的根拠のある治療だ。
奥の手や知る人ぞ知る治療などない。
やるべきは保険適用の標準治療、それだけだ。


このnoteを読んでくれた誰かが、いつか、がんかもしれないと悩んだ時、あるいはがんの告知を受けて落ち込んだ時に、出典がここだったのを忘れても、これが心に残っていてくれればいいと願う。

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