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石川日記≪その3≫金沢カフェに行った

足を怪我して徒歩で歩き回るのが難しくなったけれども、宿とセットで新幹線を予約していたので便の変更不可能(わりと早い時間の出発だった)→時間が余る、ではどう旅先で楽しもうかと思った時に、思いついたのが「石井さんが行ったカフェをめぐろう」だった。

ブログを辿ってみると、過去に何軒も行っていらっしゃって、さすが頼りになると痺れた。バスには乗る必要がありそうだったけれども、まあカフェでのんびりするのも、贅沢な旅行の時間の使い方かなと思った。

実際に向かってみると、まず北鉄バスの交通系ICカード使用不可・お釣り出ないの罠があったり(行きはJRバスに乗れたので助かった)、バス停からけっこう離れていたり(地図ではわからなかったけど傾斜きつめのところがあったのも足にきた)で、ゆったり旅とはちょっと違ってしまったけれども、とても素敵な経験だった。

最寄りのバス停は『香林坊』

1.MORON CAFE

家具の配置とかが多少かわっていたけれども「ここ! ここ!」と感激した。インダストリアルな雰囲気が無茶苦茶おしゃれ。当然カレーとホットアメリカーノをいただく。「甘口」ではなく「甘い」カレーで、でもちゃんと辛くて、複雑な風味で美味しかった。
2階にあるアパレルショップで、好み直撃のバッグを見つけたので購入した。何のために荷物を減らして旅に臨んだのかわからないが、これもまた良い思い出。使うたびに金沢のことを思い出せる。
今日は雨が降らないと見込んでホテルに折りたたみ傘を置いてきたことを店員さんに話したら「金沢では『弁当忘れても傘忘れるな』って言うんですよ!」と心配された。


開店直後
植物は売り物でした
三位一体カトラリー
野田さんのぬいぐるみが自立しない


2.cafe ASHITO

気さくな店主さんと常連さんがおしゃべりする感じのカフェだった。会話の片隅に「今日は日本酒フェスが云々」と聞こえ、歩けたなら行きたかったな、と思った。会話のおこぼれにあずかり、元気をもらった。
隣にあったカフェDUMBOには、時間切れで行けず。

これらのカフェがあるのは、武家屋敷という地区とのこと。素敵な街並みだった。近づきにくい場所に果樹が植えられていたので、スマホではなくデジカメで、秋の果実を接写させてもらった。その時私は知らなかった──この度でデジカメの出番はここだけになるということを。(ウルトラセンスの撮影タイムにめちゃくちゃ期待していたんだい!)


柘榴とか
無花果とか



最後に、お気に入りの写真を。

影がいい。そこに「いる」のだ。

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