見出し画像

選んだ未来じゃん

(囲碁将棋新潟公演の帰りの新幹線でこれを書いています)

6月23日に赤坂レッドシアターで開催されたガクテンソク✕虹の黄昏ツーマンライブ『お互いが選ばなかったそれぞれの未来』に行った。

虹の黄昏は、去年囲碁将棋とのツーマンを配信で見て、もうこれは機会があれば絶対に生で見たいと思っていたので、気合十分に申し込んだ。

期待は全く裏切られなくて、笑いすぎて酸素が足りなくなる系ライブだった。ガクテンソクの二人も、ドタバタが板についていて、温度が下がる瞬間がなかったと思う。正反対の二組なのかと勝手に思っていたけれども(春の虹の黄昏主催のを見ていないので)、そんなことはなくて、同じ熱量で客席を楽しませてくれて、素晴らしかった。

虹の黄昏のネタはどんなだった?と言われたら思い出せない。ただ、野沢さんが乳首を隠していた紅白のガムテープを剥がして最前列のお客さんに渡していたことと、かまぼこ体育館さんが弄りづらそうなお客さんを「俺の元カノ!!」と弄っていたのは、記憶に残っている。
THE SECONDのタイムオーバーの話も詳しく聞けて、また笑ってしまった。
ランジャタイやインポッシブルなど破天荒系漫才師には戦いづらい大会なのかな、という印象で、虹の黄昏はその戦場で不戦敗に近い敗退だったわけだけれども、この日初めて生で見た彼らは無茶苦茶で本当に痺れた。

ガクテンソクは、当日の三重の営業の話から、ちょっと嬉しいニュースまで、かなり生っぽい漫才で、このライブならではでとても良かった。でも、野暮を承知で言わせてもらうと、国分寺から赤坂見附までは1時間もかからない(元国分寺市民より)。

コーナーも、「額に貼ったNGワードを言わせる」というスタンダードなゲームだったけれども、四人の個性が出ていて面白かった。
実は同期だった、ということが最近(前回?)わかったとのことで、すっかりフランクなよじょうさんと、まだちょっぴり敬語の残る奥田さんと、二人の在り方が垣間見えた。

タイトルのエモさとは180度逆の、生命感というか、唾の飛沫と汗が溢れるライブだったので、また開催されることがあれば是非行きたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?