【C言語】関数(基本的な利用法・引数・戻り値)

関数とは

・「ある処理」を「一つのまとまり」として用意しておき、必要に応じて(何回でも)使えるようにしておくもの
・関数で行う処理は一つだけにするのがコツ

関数の種類

・main関数
・ライブラリ関数(組み込み関数、定義済み関数)
 –プログラム言語の中に用意されている関数   (printf,scanfなど)
・ユーザ定義関数
 –自分で作成する関数

関数を使うメリット

・何度も同じ内容の処理を書かなくても済むようになる
・プログラムの見通しがよくなる(読み易くなる)
・メンテナンス性(確認、変更の容易さ)がよくなるetc.

関数の定義

ユーザ関数を定義するときの注意
・使えない名前がある
 –予約語と同じ名前 (int, double, if, while, do  など)
 –ライブラリ関数(組み込み関数)と同じ名前(main, printf, scanf, return)
 –プログラム内で使用している変数と同じ名前 

関数の呼び出し 

呼び出す基本形
・関数名(引数リスト);
※引数を使わないときは括弧内に何も記述しない

[確認]無題

(実行例)無題

・「void(無効)」というのは、「引数」や「戻 り値」(後述)が無いという意味の宣言
・main() 関数の部分とbuy ()関数の 2つのブロックで構成されている
・buy () 関数がmain() 関数の上にある ことに注意

[利用例] https://paiza.io/projects/McvbgEqeG9jxyoz71dYcuw

無題

引数を使って関数を呼び出す

無題

無題

・仮引数:関数の本体内で定義されている引数。実引数の値をコピーして受け取る。
・実引数:関数の呼び出し元から渡す引数

キーボードから入力する

無題

無題

・実引数として変数を使うときは、実引数と仮引数の変数名は同じでなくてもいい
・C言語では関数に変数そのものではなく、そこに格納されている「値」となっている。(値渡し

複数の引数を持つ関数

無題

戻り値を使う

・関数は、呼び出し元へ特定の情報(実行結果の値とか) を返すことができる
 –この返す値のことを「戻り値」と呼ぶ
 –重要:戻り値は1個だけ

・戻り値と関数の型を同じにする
無題

例)
int buy ( int x , int y ) {
  ・・・
     return z;
}
int main (void) {
     sum = buy ( num1 , num2 ) ;
}

・戻り値を持たない場合はvoid型を指定する

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