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忘れられない服

あきやさんの新作note!
講演会後から考えていたこととマッチしていました。糸口になるかな。Xに投稿しようと思ったけど、もう少し長く書きたかったのでnoteにしました。早速アウトプットです。

忘れられない服あります

まず、SOILの花柄ワンピース
2023年~2024年に着ていて、ほつれたら繕って、漂白剤をつけても「柄と同じ色に色抜けしているから大丈夫!」と着続けた大好きなワンピース。
講演会で銅像にしてもらうなら何を着てる?という質問の時にも真っ先に出てきたのがこのワンピースでした。このワンピース、既に手放しているんですが今年また買えるのです。めっちゃ迷っています。。。

そして2着目がマーガレットハウエルのネイビーワンピース
これは多分2015年くらいに試着しました。
襟がついていて、ウエスト切り替えでAラインに広がる最高に可愛いワンピース。シンプルな服でこんな可愛いの!?ってびっくりしたなあ。
だけど5万円くらいして。。5万円・・・と思って諦めました。
今あったら絶対買ってる!今も毎年マーガレットハウエルのワンピースはチェックしていますが、最近は出てこない形なのです。。(そして今は5万円じゃ買えない)

3着目はGUCCIのブルーのワンピース
これは~~~確か~~~~2013年あたりかな?表参道店で試着しました。
当時、友達の結婚式用の服を探していたんですよね。
お義母さんがGUCCIでお財布を買うのについて行っていた時に「GUCCIにもワンピースあるんじゃない?」ってお義母さんが言ったんです。
GUCCIで服を買うという発想がなかったので、いや、さすがにGUCCIでは探さないよ・・・と言ったのですが、既に店員さんと話をつけに行ったお義母さん笑 あれよあれよとめっちゃ広い試着室の中に笑

淡い水色でフレンチスリーブのワンピースだったんですが、もうびっくりした!!!肩幅が広くて二の腕が太いのでフレンチスリーブなんて鬼門中の鬼門!なんですが、めっちゃスタイル良く見える。。二の腕の太さは変わってないんだけど、気にならないというか…なんかもう、全てを肯定的に捉えられるパワーがあった。二の腕が太い=肉感的で素敵みたいな感じ。。。ほんとうにびっくりした・・・買ってあげるよ~!って言ってくれたんだけど、いやいやいや…!って遠慮して、脱ぎました。
試着だけだったけど本当に忘れられない最高の思い出!


4着目は幼少期に着たコーデュロイ素材のピンクのミニスカート
濃いピンクでポケットのところが黄色でした。
5歳くらいの時です。
私は長子だけど、どこかからか貰ってきたお下がりばかり着ていました。
時々買うとしても、弟にお下がりできるように男の子用の服ばかり。
このスカートも誰かに貰ったお下がりで、ものすごく気に入っていたわけではなかったのですが、珍しくスカートがあったのでとても嬉しかったんですよね。
土曜日の朝、まだ寝ているお母さんの枕元に行って今日これ着ていい?って聞いていた記憶があります。

夏にコーデュロイは変だよって言われたような気がするけど、それでも穿きたかったな~って時折思い出します。

正直、幼少期の記憶は苦々しいものが多くて、あまり思い出したくありません。家がとても居心地が悪くて、土曜日の昼前にお母さんがイライラしながらかける掃除機の音がとっても怖くて、いつ私に飛び火するかわからなくて怯えて過ごしていた記憶しかないです。朝昼ごはんに出てくる塩ラーメンも大嫌いだった。今でも胸がギュッてなる。だからなるべく思い出したくない。このスカートのことを思い出す時、苦い思い出も同時に呼び起されるけど、ときめく洋服に出会った時に、このスカートのことをよく思い出すんですよね。この時の癒しでもあったんだろうな。

このエピソードを書くつもりではなかったんですが、途中からそうだよね、このスカートも忘れられない服だよね。と思って書いてみました。

好きな服選んで着られるって本当にハッピーなことだ!5歳の私!好きな服を着て過ごす33歳の私がいるからね!あなたの子どもにも5歳の女の子がいるよ。プリンセスやアイドルが大好きでフリッフリだったりキラッキラだったりするお洋服を着ているよ!私は娘にも大好きな服を買ってあげられる大人になったよ。大丈夫だよ🤗

思わぬ方向に話が進んだ。ファッションにはそんなに興味がない方かなと思っていたけど幼少期から救われていたんだなってことがわかりました。

大好きな服着て生きていこうね🤗



ちょっと時間を置いてみての追記。
幼少期のことを思い出した時、ぎゅーっと胸が苦しくなって、涙が出そうになった。今のわたしが、5歳のわたしを抱きしめに行きたいなって思った。でもね、後悔はないというか、戻りたくはないけれどそれも含めて私の人生かなって思うんですよね。一人になりたくて、地球に来た私にとって必要なエピソードだったと思うんです。こういう考え方になったのも幼少期の体験がとても大きいと思う。実の親のことをこんなに理解できない、こんなに好きでいられないという切り離されている感覚?というのかなあ。ああ、絶対に別の個体なんだなっていう感覚は魂と肉体は別々なんだという感覚に繋がっていると思います。だから、思い出したくはないけど終わったことだと理解できているので、あまり辛くはありません。読んでいて、同じように胸がギュッとなっちゃう人がいたら申し訳ないなと思って追記しました。

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