ジェイフロンティア 2934 不適切会計問題

今回の不適切会計問題について

エックスだと多くの人に見られるので、noteにひっそりと本音を書き記しておく。

まず、事実と可能性をごっちゃにしてる日本語読めない人が多すぎて焦る。

①不正ではなく『不適切』会計
不適切というのは、文字通り会計基準に適していないだけなので、『悪意はない』結果にもなりうる。更に言えば、『疑義』なので、『不適切』も確定ではないので、『適切である』結果にもなりうる。

②経営陣の関与
『不正に加担していた』ニュアンスを強く持ってる人が多いけど、正しいニュアンスは『適切ではないかもしれない処理って経営陣は知ってたの?という監査人からの質問に経営陣が「はい、それは知っていた上で、この処理方法に至っています」と答えた』です。
つまり、「不正するつもりなんてまるで無くて、その処理が正しいと思ってました。」という結果にもなりうる。

③本事案に類似する事象の有無
これは特別調査委員会の設置目的の常套句ってだけで、不正が全体に蔓延してるニュアンス何か1ミリもない。

④再発防止策
これも同じく常套句。
結果として適切だったとしても、疑義が生じて決算が延期になった事自体は事実問題であるので、再発防止策は必ず存在する。
何も不正があった時だけ、ではない。

⑤金曜の延期発表で事の重大さを隠蔽してた
特別調査委員会設置のお知らせは金曜時点では無理です。文中にあるように、経営陣が関与した事実が判明したことで、会社と監査との相対では結論つかないので、事の良し悪しを第三者に委ねざるを得なくなっただけです。
経営陣が「不正じゃない!」監査人が「不正だ!」と言っていても平行線ですね。

と、ここまではいいのですが、誰も触れていない単語に、およそ宜しくないニュアンスが含まれています。それは『発覚』という言葉。これは『隠していたことが明るみになる』という意味合いで使用されるため、この単語を使った背景に、『経営陣が意図的に隠していた』というニュアンスがあるんだろうと推察します。

なにかを隠す時は『良からぬ時』くらいしかないでしょうね。

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