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必要条件と十分条件
問題解決において必要条件と十分条件の見極めは重要な思考の1つです。
・必要条件:ある事柄や結論が成立するために、絶対に必要な条件を指します。これが満たされないと、その事柄や結論は実現しない。
・十分条件:ある事柄や結論が成立するために充分な条件を指します。これが満たされれば、その事柄や結論は確実に実現するが、他にも別の条件が存在する場合がある。
・例:スキーを楽しむ
必要条件は、スキー板やスキーの装備(ブーツ、ストック、ビンディングなど)を持っていることです。スキー装備がなければ、スキーをプレイすることは難しいです。装備がなければ、スキー場に行っても滑ることはできません。
十分条件は、スキー場で降雪があることです。雪が降ってスキー場の斜面が雪で覆われている場合、スキーを楽しむことができます。この条件が満たされれば、スキーはできます。しかし、スキー場に行っても雪が降っていない場合、スキーは楽しめません。
案件のディレクションをするにあたり、必ずしも予定通りにコトが進むとは限りません。優先順位をつける場合に、必要条件・十分条件を見極める能力に長けている人は円滑に案件を進行できるでしょう。
上記はあくまでも一例であり、その時折の状況により、必要条件や十分条件は変わる可能性があります。自分が置かれている状況を分析し、その場においての必要条件を導くことが円滑な案件進行における第1歩です。
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