虹色レターに滲んだ時枝遼太の人間性について

初めまして、MELTと申します。巷では溶け太郎という名前でも呼ばれています。お好きな方でどうぞ。
『時枝遼太』という名前は、私が創作としてアイマスという世界に自分を落とし込む際に使われる名前で、言わば分身のようなものです。以後お見知りおきを。

この度はみくも氏主催「第4回 #俺からの虹色レター -ときめきバレンタインSP-(通常回)」という企画に初めて参加させていただきました。なんと3日目の後半ラスト手前という位置でした。とてもありがたいことです。
今回参加させていただいたのは流れでというか…フォロワーみんな参加してるし俺も乗っかって出してみようということが主な理由でした。何はともあれ、参加してよかったなという気持ちが今はあります。

(こちらの2:57:00辺りになります)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40039847

私はアイドルのプロデューサーだ。
プロデューサーとは常にアイドルの心の支えとなり、トップを目指す彼女らのサポートをこなす存在である。大事なアイドルの価値を損なうような行為は許されるはずがなく、アイドルとプロデューサーとして適切な関係性を築き上げることが理想で、私自身もずっとアイドルとしての側面を大きく捉えた価値観でずっと彼女たちの活躍を見続けていた。彼女が現れるまで。

黛冬優子という存在。一目見て、彼女の話を聞いて、事務所に招いてプロデュースを始めた時から、好きだという気持ちが芽生えてしまった唯一の存在だった。私は超個人的な理由で彼女が好きだ、だけどもアイドルとプロデューサーという関係は崩したくない。
そんな男が、仕事の中で冬優子と共に歩み続け、次第に大きくなっていく気持ちに何とか答えを見出そうと出した手紙。というのが今回の投稿のコンセプトでした。

黛冬優子の好きなところ、アイドルと、そうじゃない彼女自身の魅力のどちらにも言えることなんですが、「常に完璧な姿勢を崩そうとしない」所が好きなんです。
ファンに対する意識の高さ、努力を惜しまない姿勢、完璧であることを惜しまない貪欲さ。
私が目指したいアイドル増の最高点を目指してくれる、とても信頼度のあるいい女なところが彼女の魅力の一つだと思っています。

何故その部分が好きなのか、その理由をよくよく考えてみると、「自分が持ち得ないもの」だから、代わりに彼女に求めているんだと思います。
私は自身の不甲斐なさについて度々悩んでしまうことがあります。悩んでしまうあまり、自分が理想に思う人物に理想を重ねて、自分に足りないものを彼女を使って満たそうとしているんだと思います。

私は私のやることに自身がありませんでした。ネガティブ思考が強く、人の事を羨んでばかり。他人が持っていたものを欲しがってしまう浅ましい人間です。
彼女をプロデュースし、優位に立つことで自分は完璧なんだと思い込みたかっただけなのかもしれません。

さてさて、重い話が続きますが、ぶっちゃけ言うとこの話は自分の中で決着がついています。
詳しくは以下投稿したssに内容が含まれています。この答えまで導き出すことが出来たのは、私の物語を見てくれている人がいたからだと思っています。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16535401
その中で見つけた唯一胸を張って言えること。私は誰よりも黛冬優子を見てきたこと。彼女を好きな気持ちの強さ、心の底から愛することを誓えること。その強さを周りからも認めて貰えるお陰で、私はこうして想いを伝える場に立つことが出来ました。


見てくれてありがとう。聞いてくれてありがとう。独りよがりな事しかできない不甲斐ない私の事ですが、兎に角私は皆様の肯定する言葉で生かされています。改めてここに感謝を。