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貴方の”居場所”は何故壊れた?

ハロー愛しきセカンドライフ!
そしてバーチャルライフを愛する全ての人々よ!

貴方の心の大総統メルセス・アン/ガリナ・ウリザだ!

少し私の昔話をお話させてほしいのでお時間のある方は、しばしお付き合い頂きたい!

セカンドライフが注目された時
 一部の人が「メタバース」と呼び
メディアが取り上げ
関連書籍が出て
仕切ろうとする団体が現れた


VRSNSが注目された時
一部の人が「メタバース」と呼び
メディアが取り上げ
関連書籍が出て
仕切ろうとする団体が現れた


大きな流れは皆ご存知だが …我々はどうかな?

ネット上を探せば大きな流れは断片程度は拾える
だが当時「メタバース」で活動していた各コミュニティーでは
”何が起きていたか”
を知る術は殆どないと思う

そしてそれは大きな流れと同じく”繰り返す”
既に気付いている人もいるはずだよ
深く世界に入っている人ほど、危惧を感じていないかい?

そろそろ始まっていないかい?
アバター差別や、コミュニティー同士の引き抜き、陰湿なストーカー行為、コミュニティやワールド作者への負担だけを強いるメカニズムが出来上がっていっていないかい


それは歯止めが効かなくなって暴走を始めていないかな
っていうのを、感じてきているんだ

何故、今頃そんな事を言うのか、って?

15年前、私達は「止められなかった」んだよ

自分達の最高に楽しいを詰め込んだはずの世界を
自分達で潰し合う場所にしてしまったからだ


コンテンツや場所を作った人は、ほとんどの人には「見えていない」攻撃に晒される、それゆえに攻撃的になる
自分を守る為に

最初は右も左も分からず訪れたワクワクする世界
皆最初は無邪気に触れ合えていた筈だよ
そして色々と慣れて来ると自分達の居場所をつくるようになる
その時にバランスが崩れる
些細な「気に入らない」がどんどん大きくなって、同調する人が現れ、”敵対”し始める
同じ世界観を共有する者同士が、ね

例を一つ上げるとね
当時私はセカンドライフ(以下SL)内で ”サイバー宇宙軍”を作っていたんだ
するとサイバー好きな色んな人が周囲に集まり楽しく過していた
だがある時コミュニティー内で1人が他のサイバー界隈の人達を「あっちの世界は嫌い」と言ってしまった

すると今まで仲良くやっていた 「サイバー好きな仲間達」が”割れた”

お互いの”気に入らない”歯止めが効かなくなり、常に自分達の側ではない人を攻撃し始めた
メタバースには「倒すべき敵がいない」と言った事があるが、彼らは”見つけてしまった” 『自分達の居心地のいい世界を邪魔する人間』だよ

仮想世界で「敵」を見つけた事で ”自分達の居場所”を「守ろう」とする人が”正義感”で動き始める
善意で突き動かされた彼らがやった事は
自分達の認めなたくない側の存在の「否定」だった

「ここから出ていけ」
「アイツはこちらをスパイしている」
「メルさんの製品をパクっている」

同じ事は相手側の界隈でも起こっていた
それを知らせてくれたのは相手側のリーダーだった
相手側のリーダーと私は仲が良く 「我々は仲良くやっていこう」と言っていたが 双方の界隈同士の否定合戦は止まらず
少しずつ距離が開いていき、最後は決別した
そして同じ事は”他の界隈でも”起きていた

ホストクラブや カフェ形式のBARや サービスを提供する場所など、
様々な「同じジャンル」のお店同士がお互いを「敵」として「否定」し合っていた

敵なのだから「人を引き抜こう」 
敵なのだから「会話のログを盗聴しよう」
敵なのだから「悪口を言おう」 ”潰し合い”である

その会話を自分達の界隈を守る”心地よい会話”ととる人ばかりが喋る場所が出来上がってしまう

その名残が今でもSLで残っているよ
カフェやBARに行った時に最初にお店の人に問われる
「今日はどちらでこのお店の事をお知りになりましたか?」 だよ
そうやって「守らなければ壊される」からね

もう一つ例をあげておくよ
先日私が記事でも挙げた「SL大成功した”歓楽街”の話」には後日談がある
日夜大勢の種族問わずアンリアルアバターや獣人アバター、リアル系アバター人が訪れてダンサーやパフォーマーが活躍して賑わっていたあの歓楽街は…

”お互いのアバターの否定を口に出した瞬間壊れた”

一年半以上大勢の人が交流して
「気持ちのいい場所」と楽しまれていたその場所に居る人同士

「アニメのアバターは気持ち悪い、どっかに消えて欲しい」
「リアル系のアバターだからって偉そうにするな」
「「ここから出ていけ」」


自分達の居場所を自分達で壊し始めたんだよ 自分の正義でね

私はそんな光景を何度も何度も見てきた
自分の作ったグループでワールドで、何度もね
壊される度に何度も作っている
次は壊されないようにこうしよう、と工夫をした
それらの経験を得て作った「歓楽街」だった


街の開設当初から
「この街ではアバターを差別しません」 看板を入り口に設置していた

それは最初から”分かっていたから”だよ
そうして予防線を張っていたにも拘わらず、一年半後に誰かの漏らした「アバター否定」が一気に街を破壊する引き金になった

私達の大切にしてきた世界
自分達の「居場所だ」と言っていた彼らの世界は
たった一言で簡単に壊れてしまうんだよ

当然ながら「歓楽街」は開設当初から
あらゆる悪意のある人達に嫌がらせや攻撃を受け続けていたが私の過去の経験からその全てを弾いて街を維持していたんだ

外部からの攻撃には鉄壁の「居場所」を築いたのに
”居場所を大切にしたかった人達”が壊したのだから理不尽だね

これが、15年前「メタバース」と呼ばれた世界のコミュニティで起きていたお話だよ

そして今君達のいる世界も「メタバース」と呼ばれているし大きな事は同じ事が起きているよね

君達の「居場所」は「今」どうなっている…?

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長文ご覧いただきありがとうございました!
少し怖い話になってしまったかもしれない
これからも大総統は過去に行ったエピソードをTwitterに上げてそれをnoteに纏めていこうと思うよ!

これを読んでいる貴方の未来に何か役に立ってくれると嬉しい
これからも私と東洋艦隊を応援してね!

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