見出し画像

【バトラーズツアー2024 幕張 デッキ解説】 幽契約

バトラーの皆様、こんにちは。 綺羅々(きらら)です。
今回は私が先日出場したバトラーズツアー2024 幕張会場 予選ラウンドで使用した幽契約を解説していきます。

・ツアー幕張の様子

デッキ解説の前に、幕張会場の様子を少しだけお話しようと思います。

予選の様子

バトラーズツアーに出たのは今回が2回目でした。幕張の会場はホール全体の半分を使用し、もう半分はユニオンアリーナの会場で使用されていました。会場の雰囲気から、「この感じ、久々だなぁ・・・」と程良い緊張感がありました。

・戦績

ハデスはやっぱり鬼門。

1回戦:ゴッドゼクス

ドグマ・グラードを2回投げられたり、ストリームドローで手札を回されて伍ノ型RVまで立てられ、終ノ型あったら負けの盤面まで形成されたが、終ノ型を引き込めなかった様子で勝利

2回戦:雷契約

お相手さんの手札事故でフェイタルアタックだけ撃たれて押し切り先攻2ターンキル。

3回戦:造契約

初手クロックタワーで牽制をされ、ライフ1まで追い込んだものの、クロックタワーのLv2効果でレーヴ・ダイダロスを捲られ、LO負け

4回戦:炎契約

じゃんけん勝ちで後攻を選択。お相手の先攻でグロウ置きエンド。手札確認後、理想値を通り越して宇宙が見えた為、後攻1ターンキル。

5回戦:天契約GS?

クロノ・ドラゴンやら創醒の大創界石が出てきて、クロノバース・ドラグーンで2点バーンを食らったりしたが、耐え勝ち

6回戦:ハデス

お互いに初手が事故っていて理想ムーブにたどり着けない状態で若干拮抗。クリュメノスを立てられ使用コアをもがれ、敗北
最終結果、4-2 29位で終了。

完走したかったな・・・

・デッキ解説

5種類くらい試合中引いてないカードあるな…(笑)

多方面の環境に対して柔軟に対応できる型で作ってみました。
基本的には0コスト血晶+プチバットまたはプチバット2体を理想に動いていきます。受け札として覇導を2種類バーストを3種類採用しています。
対面に応じて有効なバーストを伏せつつ、創界神・契約神に対しては陰陽童RVを、契約スピリットにはEVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-で妨害札を使用し、有利に戦況を進めていきます。
最終的には、騎槍皇キャリバーレ・バットを煌臨し、合体結誓した聖邪の契約槍エリュシオーネで紫以外のマジックカードの使用を封じつつ、相手を詰めていくデッキです…と言いたいのですが、この動きで勝った試合は2回だけです(笑)。
実際は0コスト血晶プチバットを複数枚並べて、カウント増加時に三賢神ラルヴァンダード、フラッシュタイミングでジークヴルム・シックスファクター、ライフ減少時にアルケーガンダムレイダーガンダムを駆使して、1ターンで5点を削りに行くデッキです。
以下より各カードの解説に移ります。

・採用カード解説

・プチバット

毎度お馴染み。今回のMVPです。

契約枠。
2枚以上引き込んでくるとキルターンが一気に加速します。基本的に先攻2ターン目、後攻1ターン目から除去が飛んでくるのはハデスで神託2個乗った時の契約技を使うかどうかのタイミングとバーストがあればのイメージです(バーストでジゴ・トゥールをされても真・呪撃で除去できるので実はそんなに怖くない)。大抵の対面は最低でも1ドローできます。
2体以上並べて除去された時は、魂状態では残さずにトラッシュに送るのも1つの小技です(消滅/破壊時バースト・風蟲円舞の覇導が使える為)。

・ガスワロウ

0コストとカウント増加要因。

0コスト血晶枠。
自身の効果を含めて合計3カウント盛れる名誉幽契約の0コスト。初手に持ってるだけでキルスピードが変わると言っても過言ではないです。がすーわいつもありがとう。

・闇騎士サグラモール

そういえばお前闇騎士なんだね。竜騎士で採用しても面白そう。

契約煌臨枠。
受けで煌臨もよし、攻めで打点にするもよし。仮に消滅/破壊でトラッシュに送られても、キャリバーレ・バットジークフリーデンXVが破壊された時に不死の効果で蘇り、ドローとコアシュートが出来ます。OCが乗れば真・呪撃が相手ターンにも発動可能と1枚の仕事量なのだろうかと毎度使う度に考えてしまいます。やっぱりやりすぎじゃない?

・三賢神ラルヴァンダード

後方腕組み三賢神。

カウント増加で提示できる1打点。ドロー、コアブースト、手札保護、全色軽減、ライフバーン・・・契約期に入ってからずっと株上がりな神様。
幽契約におけるラルヴァンダードの役割は最初に書いてある通りで、提示できるタイミングが多いのも一つのポイントです。最近はヘルメスデッキが増え始めているので、手元対策の手札保護という理由の1つにもなります。

・ジークヴルム・シックスファクター

名誉血晶ジークヴルム。

デッキ内の数少ないネクサスの破壊ができる+最小BPのスピリット/アルティメットを処理できる札であり、フラッシュ効果で4/2コストで召喚が可能。また、効果で系統:血晶を得るので、プチバットの効果にも反応します。
Lv2-3効果で全色シンボルとして扱える為、氷刃血解、風蟲円舞の軽減シンボルとしても優秀な1枚です。
フラッシュ効果がお互いのアタックステップで使用が可能な為、自分のアタックステップ中で1面処理しながら追加打点として使うもよし、相手のアタックステップ中で最大2面の受けとして使うもよしとかなり柔軟な使い方が出来ます。

・聖邪の契約槍エリュシオーネ

槍と言うよりかは剣に近いものを感じる。

合体結誓枠。
合体条件が血晶であればコストが関係が無い為、血晶0コストにも合体が可能です。合体中攻撃時の効果で真・呪撃を1回分、相手によって離れたものとして発揮が出来るので、プチバットに合体をして攻撃することで、相手のスピリット/アルティメットを1体破壊しながら攻撃が可能になります。また、自分のカウントが6以上であれば、紫シンボルが1つ追加されます。
合体結誓の効果はそのターン中に真・呪撃を持つ自分のスピリットが攻撃している間はお互いに紫以外のマジックカードを使用することが出来なくなります。最近の環境ではハデスが紫のデッキですが、他の環境デッキは紫以外の為、ほぼ確実に打点を通すことができます。
また、エリュシオーネは紫/黄のブレイヴなので、合体中の攻撃時に、大昂愚龍ジゴ・トゥールのバーストセット中の条件を満たすことができます。
これは幕張の大会中で2回程行ったちょっとした小技なのですが、プチバットエリュシオーネを合体させずに並べておくことによって、エリュシオーネで攻撃を行うとプチバットの効果でカウント+2をしつつ、バトル終了時に1ドローできる状態になります。しかし、エリュシオーネはシンボルが0のため、フラッシュタイミングで除去されなければ相手のライフを減らさずに1ドローが貰えます。仮に消滅/破壊をされてトラッシュに置かれても、幽契約が契約煌臨をしたときにトラッシュから召喚が出来るので、トラッシュにいても腐らないのが利点です。

・キャメロット・ライダー

騎兵。

0コスト血晶枠その2。真ではないものの、呪撃持ちでブロックした相手のスピリットをBP関係なしに破壊できます。但し、アルティメットのブロックには呪撃が対応していないので、ライダーだけが破壊されます。バトル破壊を駆使してフリーデンXVデスタウロスXVのバーストを開いたり、覇導で風蟲円舞を提示することも可能です。

・血呪ノ絆神フラグジャッジメント

審判のつえーやつ

契約煌臨枠その2。主にはサグラモールの5枚目以降の使い方で運用しています。煌臨/攻撃時に自分のトラッシュにあるコスト4以下の紫1色のスピリットカード1枚を軽減シンボル全てを満たして召喚が出来る効果で陰陽童RVを釣ってきたり、除去されたプチバット0コスト血晶を呼び戻すことも可能です。
OC効果でターンに1回、無色化と疲労状態のスピリット/アルティメット1体を破壊出来る効果で、相手の重装甲・超装甲・C装甲等を無視しながら破壊が出来ます。

・騎槍皇キャリバーレ・バット

何度見てもこいつかっこいいな

契約煌臨枠兼フィニッシャー。
2コア維持でアタステメタと真・呪撃を持つ自分のスピリットが相手によってフィールドを離れる時に相手にライフバーンを与えます。エリュシオーネを合体させつつ、エリュシオーネの合体攻撃時に真・呪撃を離れたものとして発動し、1面除去しながら維持コアをリザーブに落としながらキャリバーレ煌臨攻撃時でリザーブのコアを13個までをトラッシュに送りつつ、送ったコアの分だけ手札/トラッシュから「血晶」を踏み倒すことが出来ます(最大6体)。但し、この効果はゼロカウンターに引っかかるので、使う際には注意が必要です。

・大昂愚龍ジゴ・トゥール

工具のドラゴン。

バースト枠。
セット中効果は相手によって破棄されず、黄色の効果で自分のカウントが6以上になると発動が可能になり、バースト効果でそのターンの間、相手のスピリット/アルティメットのBPを-20000し、0になった時にデッキの下に送る効果です。エリュシオーネとの相性も良く、超・聖命でブロックされれば下から1ドロー、ブロックされなければライフを回復しつつ、
Lv2-3効果でいずれかのライフが増減した時に下から2ドローが出来ます。
リソースの確保、ライフ回復が出来る契約編・真の強いNXレアカードです。

・大甲帝デスタウロスXV

好きな色の組み合わせ。

バースト枠その2。
バースト効果でコアブしつつ、召喚・攻撃時に防げない疲労状態の除去、カウントの条件達成で相手のトラッシュのコア1個をボイドに送るWシンボル。
セット中の条件で自分のライフ3以下の時にフィールド/リザーブのコア1個ボイドに送りバースト発動できるので、最大BP20000の盾になります。でかい。

・氷刃血解/ミブロック・バラガン・オリジン

覇導!
転醒!

覇導枠。
絶甲氷盾RVとは違い、転醒カードの為、カウントを盛れるのが1つのポイントとして挙げられます。この幽契約における1ターンのカウントの増加は最大6、最低でも2の為、氷刃の覇導が問題なく使用できます。
6カウント以上の場合は覇導では使用せずにフラッシュ効果でバトル中のライフ保護で使用することができます。
バラガン・オリジンは言わずもがなの強さです。相手のアタックステップ開始時でバーストカードをセットしながら、相手のスピリット/アルティメット1体をデッキ下に送るという十分な強みがあります。覇導ほんとにつよい。

・風蟲円舞/ドルクス・ウシワカ・オリジン

覇導!
転醒!

覇導枠その2。
強い。とにかくこのカードが現環境によーく刺さる。
自分のスピリットが消滅/破壊された時に覇導を提示し、後続の打点を重疲労しながら転醒。転醒時効果は対面によっては刺さります。重要なのはアタック時で、自分を手札に戻しながら2体疲労。
何ということでしょう。円舞が手札に帰ってくるではありませんか。転醒条件が達成できなくても最低でも2体重疲労を飛ばせるのでめちゃくちゃおすすめです。

・フォッガーLt

追え!地獄の底まで!

0コスト血晶枠その3。
シンプルバニラのBP3000/4000。エリュシオーネ合体中で最大7000まで上がる。
キャメロット・ライダーと比べてBPが高いのがポイントです。バニラってあんま書くこと無いな.…

・陰陽童REVIVAL

剣獣対面はこれ1枚で詰みます。

環境メタ枠。
主に対ヘルメスはこれ1枚でほぼロックが完了します。
お互いのメインステップのコアブースト・神託をライフからに変更させるトンデモカード(当然制限カード)。
陰陽童RVはお互いのメインステップで適用される為、デスタウロスXVのバースト効果が引っ掛かります。その点には注意が必要です。

・EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-

約束の時だよシンジ君

煌臨メタ枠。
主にレーヴ・ダイダロスタイタス・エルグランデの煌臨時を主に防ぐ要因。ブロック時にもA.T.フィールドが発動し、コアシュートもできる打点。
但し、誘発対象はスピリットのみの為、獄契約極契約には投げられないので注意。

・レイダーガンダム

なんだかんだ話題になった奴。

対創界神・契約神枠。
相手ライフが減った時に3以下であれば1コスト払って召喚し、相手の系統:「起幻」を持たない創界神ネクサス1つを破壊する。
減少時提示でアルケーガンダムと一緒に提示が出来るガンダムであり、相手のLv1のスピリットの効果を受けないTP装甲を持っているので、詰めの打点として優秀なカードです。
BPはLv1で6000と高く、生き残る確率が高いです。

・超星使徒スピッツァードラゴン

GS御用達

バーストメタ枠。
ハデスのジャグラスジャグラー、アイボウ突のフェブラーニなど最近は破棄出来るバーストがちょこちょこいるので、スピッツァーは入れ得なカードです。
また、コアが増えるので、ファクターアルケーの追加打点用のコスト、受けのコストを確保する要因としても役割があります。

・アルケーガンダム

焼け野原ひろし

ぼくのだいすきなかーど。
主に打点で使うことが多い。ただ、受けとしても使うことは可能で、アタック時/ブロック時のフラッシュ効果で除去・回復が出せるのと、自分のアタックステップ中であれば、追加でハンデス・ライフバーン・デッキ破棄とてんこ盛りです。
やっぱりアルケーだよ。

・聖皇ジークフリーデンXV

た か い

・バースト枠その3。
バースト効果で2ドロー。
召喚/アタック時は召喚時バーストを踏むことを避け、アタック時に出すようにしています。最近のデッキはスピッツァーの採用率が高く、破棄をされやすいので1枚に採用を落としました。強いんだけどね。

・龍面鬼ビランバ

コアブ許さんマン

コアブーストするカードが環境に多くいる為、採用は考えていました。
環境でよく見るのはハデスのデストロードXV、ジャバドのスコルエンペラーヘルメスのカード全般と刺さりが良いことから採用に至りました。
最悪BP8000の打点にもなるので、感触は良かったです。

・ツアー環境から見た幽契約

ハデスは多いと思っていましたが、前日は主に幻契約を克服する為に調整をしていました。元々ジゴ・トゥールジークフリーデンXVの採用枚数は逆でしたが、直前のSBに参加した時にフリーデンの刺さりが微妙なことから、ジゴ・トゥールを増やし、フリーデンをピンにしました。実際ジゴ・トゥールのおかげで救われた試合もあったのでしばらくはこのままで良さそうです。

・最後に

長文の解説を読んで頂き、ありがとうございます。
実は記事を書いている間に制限改訂が出されて今までの記事が危うく白紙になる所でした。

幸い幽契約からは無傷。そもそも環境外だからあんまし関係はないかも。

ゴッドブレイクをワンチャン幽契約で採用するかなーと考え中です。
と言うことで、今回の幽契約デッキ解説は以上になります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

↑2ヶ月前に書いた幽契約の記事です。よかったらこちらもどうぞ。

※以下は投げ銭です。デッキ構築の参考になれば幸いです。

ここから先は

0字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?