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歌は世につれ・・・


https://youtu.be/NQoASwLWAeM

本日、7月1日はNSPファンにとって忘れられない日です・・・

多くの人も書いていますが、オレも「あの日」の朝刊を衝撃をもって読みました。

新聞というのは当たり前ですが、実に残酷なもので
手塚治虫さんの時も、司馬遼太郎さんも、そして團伊玖磨さんの時も
かすかな耳鳴りにも似た、空白の時を残していった。

ロンドンに住んでいた古くからの友人が連絡をくれたことは
以前にも書いた。


その日以来、1年以上NSPの歌が聞けなくなった。
辛かった。これほど辛いとは思わなかった。


そして2024年の7月1日も天野さんを偲んで1曲制作した。

「歌は世につれ」

周知の通り、天野さんにとって特別な歌であり、
それだけに1ファンである我々がこれまで手を出せなかった歌である。

熟考の末、3人でやってみた。
「全曲コピー」を目指す上では、いつかはやる事になるので。

日足の思いはKenの表情で酌んで欲しい。

そしてこの曲でのKenのVoは、Best.1じゃないかと個人的には思ってる。

いちおう楽器構成は
ドラム
ベース
アコギ
ピアノ
エレキギター
ストリングス

コーラスは無し。
あくまでオリジナル通り。

なおソロアルバム「あまのしげる」のバージョンも好きなのだが
ここは「八月の空へ翔べ」収録のバージョンにした。


印象的なギターソロは芳野藤丸さん。
数多くの曲で名演を残している藤丸さんだが
ここでも素晴らしい泣きのフレーズを繰り広げている。

オレのギターはいつもの濃紺のストラトではなく
タンチンから借りているBC.Rich。
理由は高音が連発で、ストラトではフレットが足りないから。
BC.Richはフレットが多い。


映像に関して言えば
どの曲も出来上がった映像の、だいたい2倍から3倍の量を
用意して編集するのだが
今回は特別な曲なので5倍ほどの映像素材で取り掛かった。
しかし編集していくほどに、余計な事に気づき
どんどんカットしていって、ほとんどkenが歌ってる映像になった。

タンチンもたくさんの映像を用意してくれたけど
結局、サビにちょっとだけ登場するだけにとどまった。
スマン、タンチン。
コーラスパートも無いので、目立たせなかったよ。


そして、1度完成させた後、何度か見返していたら
最初がどうも気になって・・
なにかアイデアはないかな、と思っていたら
モノクロに始まって、少し経ってからカラーにしようと
思いつきました。
だったらエンディングはカラーから、またモノクロへ戻って
消えていこうと。

これでなんとなく良いような気がしてます。


さて、これで2024年「NSPメモリアルデー」シリーズを終えました。

5月5日  天野さんの誕生日
6月12日 中村さんの誕生日
6月25日 NSPデビュー記念日
7月1日  天野さんの命日

これからもまたNSPをはじめ、色んな歌を
みなさんと味わっていきましょう。
世の中、素敵な音楽がたくさんあります。


そして次回は・・・
「弾き語りリクエスト」の5曲目、ですね。
下町風情(?)を歌った名曲、です。
お楽しみに!

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