思い出は変拍子さ
今週のアップはこれ!
https://youtu.be/NxYNcKUcnR4
NSP 11枚目のアルバム「風の旋律」から「思い出はドラマさ」です。
歌詞に「五月も終りかけてた」ってのが出てくるのでちょうど今の頃ですね。
先頃、NSPに五月の歌はなかったかな? と考えてたら
いつもイラストを描いて下さる「神谷”巨匠”ひとみ」さんから
この歌を教えて頂きました。ありがとうございます!
ちなみに神谷さんには日足の全作品の監修もして頂いているんですよ。
重ねていつもありがとうございます!
今回の楽器構成は
ドラム
パーカッション
ベース
アコギx2
エレピ
ストリングス
シンセリード
そしてコーラスは上ハモと下ハモです。
アレンジは石川鷹彦さんですね。
NSPでは割と珍しいです。
石川さんと言えばギタリストとしてかなり有名ですが
アレンジャーとしても「22才の別れ」などで活躍されてます。
オレがカバーした「中村章三」さんの「裏街ライフ」も
石川さんのアレンジなんですよ。
この曲でもさすがのギターイントロですね。
コードトーンを使った印象的なフレーズから始まります。
ただ、手強いのは変拍子!
この曲をやったことのある人は分かると思いますが
リズムが取りづらい・・・
歌に入るタイミングが分からなくなりますよね。
中村さんもライブでこの曲やるときは困ってました。
NSPでも2/4 とかの偶数の変化なら時々はあるのですが
この曲みたいに3/4と5/4 奇数拍の変拍子、複合拍子は
気を抜くと間違えますよね。
ーフ〜ンそんなもんなの?ー
ってアナタ、この曲のリズムを取ってみて下さい。
うまく歌に入れますか?
アナタのリズム感が試されます(^_^)
オレは元々プログレ好きなので変拍子には慣れてます。
Yes、King Crimson、Bruford、UK、Kansas
散々やりましたからね。
プログレじゃなくても当時はBeatlesやLed Zeppelin
にも変拍子やポリリズムを使った曲がけっこうありましたよね。
3/4みたいに分母が4ならまあ簡単な方で、分母が8や16もありました。
9/8 や 7/16 なんじゃこりゃ〜 なヤツも(^_^)
だいたいドラムは6/4で、ギターとベースは7/8の曲とかもあって
始まったが最後、どんどんリズムがずれていく。
わけわからん〜 と思うと84小節目でリズムが合う! みたいなのも(^_^)
閑話休題
KeyはE♭m、これまたギター泣かせですね。
もうちょっと頑張ってEmにならないかな〜
って言いたくなりますよね(^_^)
当然出てくるコードはA♭m、B♭、C♭みたいな
面倒なのばっかです。
半音下げてやればとても弾きやすくなります。
映像の方は、タイトルがもう「思い出はドラマさ」ですからね。
「思い出」感のあるやつを並べようか? 考えたのですが
止めました。
タイトルや歌詞の内容に引きずられたらPVはオシマイです。
(ここからはあくまで個人の意見です。なので小さな声で言いますね(^_^))
だってそうでしょ。プロのPV作品をご覧なさい。
歌とは違ったアプローチで映像を作ってるでしょ。
なので例えば「おはじき」をオレが作った時
ホンモノの「おはじき」を映像に出したら
「オレの負け」って事になります(^_^)
違ったアプローチで楽曲の魅力を引き出さねば。
と、エラそうな事をこれまでも言ってきましたが
振り返ると「負け」の作品のなんと多いことか・・・(^_^)
さあみなさん!これから先、日足がどれだけ「勝つ」作品を
作れるか! 注視していて下さいね(^_^)
「八十八夜」で「お茶」だしたり
「砂浜」で「砂浜」だしたり
「面影橋」で「面影橋」だしたら
わ〜アホやん! って笑って下さい(^_^)
そんときは・・・そんときは・・・
♫ゴメン、ゴメン〜♫ っていいます。
だってしょうがないじゃないか〜
(えなりかずき風に)
理想と現実は違うのよ〜〜〜〜〜〜っ!
さて次回は、中村さんの誕生日に寄せて、かな?
お楽しみに!
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