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NSP 50周年! いろんなことがかけまわる〜♫

本日6月25日でNSPも50周年なんですね!
すごいことです!
で、このメモリアルデーに何をやろうか考えたのですが
やはりデビュー曲ですよね。
「さようなら」
https://www.youtube.com/watch?v=B4wkR8dh9AI

3人それぞれの場所でのリモート状態です。
タンチンが高価なカメラで撮影してるので
彼だけ質感が良いです(^_^)

音の方はVoのKen君のアコギが良い音で録れました。
SM58で録ったのですが、あの頃の乾いた音になったので
今回はこれがとても気に入ってます。

さてオレがNSPを知ったのはデビューしてから1年以上経ってからでした。
すでに3枚目のアルバム「ひとやすみ」が出ていました。
近所の先輩がギター始めたので、オレも始めたのですが
「これが初心者にはやりやすいよ」と聞かせてくれたのがNSPでした。
「なにせ3つのコードを繰り返せば良いから」

ナルホド・・コードってのがあるのか? ピックってのでガシャガシャやるのか?
ン!?弦って6本もあるの? あ〜押さえたら指痛てえ〜

とにかく毎日弾いてました。その時の練習曲が「さようなら」です。
カポってのをネックとやらに付けてEm、D、C の3つのコードを練習します。
ストロークとかは出来るわけ無いので上から下にジャラ〜ンってやるだけ。

曲に飽きるとEm、D、C で出来る曲を他に探します。
「おお〜『いい』ってのが出来そうじゃ!」
「速いけど『コンクリートの壁にはさまれて』ってのもあるなあ」
と1つ年下のタンチンと日々研究してました。

チューニングとか適当です。音が合ってないと気持ち悪いのですが
当時はまったく気にしません(^_^)
ウラの山に登って練習したこともありました。

で、ちょっと弾けるともう人前でやりたくなりました。
「愛すべき後藤先生」にお願いして、中学の体育館を借りたこともあるし
夏休みに友達の家でコンサートを開いたこともありました(^_^)

そいつのウチには縁側があったので、そこに並んで演奏して
観客は庭で聞くのです。
夏の炎天下・・・見るのも命がけの(?)ライブだったなあ〜(^_^)
みんなスマン!

今思うと拓郎のつま恋やサマーピクニックの先駆けじゃね(^_^)

こうなると文化祭は当然!学校のイベントにはいつでもギター弾いてましたね。
「英彦山(大分と福岡の県境の山)に宿泊登山する」行事にも
「先生!ギター持ってっていいですか!」って言いましたモン(^_^)

「お前、山に登るのにギター背負って行くのか?アホじゃな」
と、言われましたが、さすがに「愛すべき後藤先生」!
英彦山の宿泊施設に電話して下さって
「おい!サトウ!ガットギターなら置いてあるらしいゾ」

で、キャンプファイヤーの後で「さくら草」を友達の松原君と歌ったら
みんなから思いがけないほど大きな拍手をもらいました!

閑話休題
この歳になってからYoutubeにNSPを歌ってアップすると
大学の先輩、音楽関係者から「何(バカなこと)やってるの?」とよく言われます。
「音楽を仕事にしてるんだから、せめてオリジナルをやれば?」

確かにそうでしょうね。必死に完コピして、マジに映像作って・・・
アマチュアがやるならまだしも・・・

でもね、同じなんですよ。「体育館」や「友達の家の縁側」「英彦山」と。
好きな歌を歌ってるだけなんです。

Youtube見た人からも「NSP歌い続けてください!」って言われる事もあるし
「なにエラそうに調子に乗ってるんだ!お前らごときが歌うな」ってのも言われるし
中には「ホンモノのNSPよりも上手いですね!本家越え!」と畏れ多すぎる事も・・(^_^)

違うんです〜! そんなに大それた事をしてる訳じゃ無いんです。「友達の家の縁側」なんです!
「英彦山」なんです! 中学生の頃にやってたことを今もやってるだけなんです!

ホンモノを、ホンモノのNSPをですよ。田舎のバッタモンがただ歌っただけで
越えられるわけが無いじゃ無いですか!(^_^)
天野さんが、中村さんが、平賀さんが、作った歌をただ一生懸命にマネして歌ってるだけですよ!

そりゃあ中学生の頃よりは楽器は上手くなりました。録音機材も格段に良くなりました。
音楽全般の知識も増えましたよ。カメラなんか10台くらい持ち込みますよ。
とにかく持てる力を総動員してNSPを歌ってます!
中学生の頃も今もガチなのに変わりはありません!(^_^) 
ただそれだけです! ただそれだけです! タダソレダケデス・・・

最後に一つ、オレは若い頃、アレンジャーの「山本健司」先生に師事していました。
毎回、宿題が出るんです。山本先生がCDを一枚持って来て
「ハイ、君は1曲目」「君は2曲目ね」って言われるんです。
生徒全員が来週までに与えられた曲の「全パート」を譜面に起こすんです。
ドラム、ベース、ギター、ピアノ、ボーカル、はモチロン。
その他、聞こえてくる楽器はすべて譜面にします。
自分が上達するにはプロの音作りを学ぶしか無いのです。
山本先生自身も「ヒットチャートの上位は片っ端から譜面にした」
とおっしゃってました。

今、NSPや好きな曲をYoutubeにたくさんアップしてますが
この修業時代のことを思い出しながらやってます。
細部にわたるまで譜面に起こすと見えてくるのです、新たな魅力が。
あ〜このストリングスは7thに行ってるんだ。
ありゃ〜この部分はアヴォイドノートになってる(^_^)
な〜んて、楽しく作業してます。
もう参考になる事たくさんありますよ。

是非皆さんも研究してみてはいかがでしょう?

NSP 50周年・・・頭の中をいろんなことが駆け回りました。

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