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ラストは「雪のララバイ」

毎週お届けして参りました、「日足NSP」3年ぶりのライブもこれで終了です! https://youtu.be/HkE3jVYuOrM

この曲は以前、演奏しましたが、Ken君が「どうしてもリベンジしたい」
とのことでやりました。
みなさん、どうでしょう?少しは良くなりましたか(^_^)
(前回のは https://youtu.be/lrg7poC1Yus )

そしてこの曲、アルバムには入って無くてシングルのみなんですね。
「見上げれば雲か」に続く19枚目のシングル。
この頃のアルバムだと「天中平 〜夕陽を浴びて〜」なので
収録されてもおかしくはないのですが、天野さん達にとっては
「スリーフィンガーのNSP」から脱却したかったんですね。

1980年代になると世界の音楽事情もかなり変化しますから
NSPサウンドも変えていきたかったのですね。

だって天野さん、名にし負うレコードコレクターですからね。
聞いてるうちに「こんなサウンドにしたい!」って当然なりますよね。

ところがファンってえのは「昔の歌」がスキなんですな(^^)
急に変えるとビックリ仰天して「ワタシのNSPはオワッタ・・・」
な〜んて事になるからコワくて出来ない。
なのでジワジワと「みつからないように」(?)変えていくのですな(^^)

80年代に何が変わったかのか? ざっくり言うと

デジタルシンセの開発。
MIDIの発達によるシンセサイザーの同期。
デジタルのレコーディング機器の開発。

これらが主流になりさらに進化していくので
曲作りも「部屋でギター弾いて、ポロン」ではなくて
明らかに「最新機器を使う」ことに主眼が置かれます。
結果、

「歌詞が出来て、それにギターでメロディー付けて
バンドのみんなでイントロなんかを考えながら仕上げていく」

から

「シンセで作ったリズムや音色で構築されたサウンド上に、
歌詞とメロディーが乗せられる」

と言った形になります。(個人的な意見も含みます(^_^))

とは言えNSPがいきなり変わるのでは無くて、徐々に、徐々に、
「冬の時代」あたりで完全にシフトしますね。


オレもちょうどこの頃からCM音楽を作り始めたので
機材の進化に翻弄された経験を持ちます。
次々に発売されるシンセ、ドラムマシン、エフェクター
シーケンサー(まだパソコンは無い)そしてレコーダー。
買っては、買い直し。買っては、買い直し・・・
一体、総額いくら使っただろう・・・
1000万やそこらじゃ無いですよ(^_^) トンデモナイ金額です。

とにかく毎日、買った機材をさわりながら
音作りに邁進してましたね。
同業者の先輩、後輩とも情報交換を欠かせませんでした。

特に大学の先輩で、人生の先輩でもある
「一木 ティーチャー 弘行」氏の存在が何より大きかったです!
詳細はいつか書きますが、一木さんと二人三脚状態で
オレの音楽人生はありました。

本当にありがたい事に、オレには多くの音楽仲間がいて
人生の岐路に立つたびに、いつも助けてくれます。
才能のカケラも無いのにオレがここまでやってこられたのは
この方々のお陰です。 これだけは本当に自慢出来ます!

閑話休題

さて、全10曲が終わりましたので、次回からは「通常モード」で
お送りします。 
まずは、秋も深まりつつあるので、「夕映えが見える」をやろうと思います。

そこで、みなさんから写真や動画を募集します。
みなさんの街の「秋の夕映え」を送って下さい!

これはまた日を改めてFacebookで呼びかけます。
それじゃあ次回もお楽しみに!

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