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田村大臣会見概要「ワクチンの感染予防効果があるということ自体が認められているということではない」 (令和3年2月24日(水) 8:48~9:10 省内会見室)


令和3年2月24日(水)8:48~9:10に厚労省内会見室で行われた会見で田村厚労大臣が「ワクチンの感染予防効果があるということ自体が認められているということではない」という発言をされているので、抜粋してご紹介したいと思います。
※これはデマではありません。厚労省のHPに記載されていることを抜粋したものです。以下にこの情報が記載されているページのリンクを貼っておきますので、ご自身でお読みいただきご確認ください。


↓↓↓厚労省のHPに載っている該当ページのリンクはコチラです。↓↓↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000194708_00323.html
(該当部分は最後半に記載されています)

↓↓↓当日の会見の動画はコチラです(Movie Iwjより)。↓↓↓
https://youtu.be/RruVZw3BemE
(該当部分は18:00~くらいからです)


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記者:
昨年10月2日の第17回厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会の「ワクチンの有効性・安全性等副反応の捉え方について」という資料の中で、ワクチンの効果についてというページがございます。接種した人は感染しないという効果については実証が難しいと書かれています。ある意味心配な記述ですが、その後これについての見解の変化ということはございますでしょうか。

大臣:
感染予防の効果があるかということですかね。

記者:
そうです。

大臣:
これは今のところ、世界中で、感染予防効果があるということ自体が認められているということではない、と我々は理解しています。実際例えばファイザーのワクチンに関しても、我が国においては発症予防に関しては確認できていると。
 重症化予防に関しては重症者の事例が少ないため確認はできていないのですが、ただ重症化予防というよりは重症者が減るかということから考えると、発症者が減れば重症化しないわけですから、発症者が減った分は重症者が減るのだろうと思っております。
 ただ、感染予防という意味からすると、これは十分にエビデンスがまだないので、そういう意味では我々はこれを確認できておりません。あるかないかが分からない。
 つまり、もしかしたら感染予防効果もあるかも分かりませんが、エビデンスがないということなのでそれが確認できていないと我々は理解しています。

記者:
それは、接種した人が自分がかからないということ、それから人にうつさないという両方とも・・・

大臣:
自分がかからなかったら人にうつすことはないので、感染はしているけれども人に対してうつす能力があるかどうかもまだ確認されていません。
 ただ、これも一般論として申し上げれば、発症しなければ咳やくしゃみは出にくくなりますので、その分は飛沫でうつす場合、うつす能力は軽減されるのだろうと推測はできます。
 新型コロナウイルスの場合は普通に大きな声で喋るだけでも感染リスクがあると言われていますから、そういう意味ではそこは全くもってまだエビデンスがないということです。

記者:
確認できる見通しはどのような形で・・・

大臣:
それは基本的にメーカー等で確認いただくという形になると思います。もちろんそれぞれの研究者が確認することもあるかもわかりませんが、そういうデータ・情報があれば我々も収集してお伝えさせていただきたいと思います。

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「感染予防の効果があるか?」という記者の問いに田村大臣は、

今のところ、世界中で、感染予防効果があるということ自体が認められているということではない、と我々は理解しています。」と答えています。

感染予防という意味からすると、これは十分にエビデンスがまだないので、そういう意味では我々はこれを確認できておりません。あるかないかが分からない。つまり、もしかしたら感染予防効果もあるかも分かりませんが、エビデンスがないということなのでそれが確認できていないと我々は理解しています。」とも。

つまり、

今、皆さんがこれから打とうとしているワクチンに感染予防効果があるとは認められていないのです。


さらに田村大臣は、

感染はしているけれども人に対してうつす能力があるかどうかもまだ確認されていません。 ただ、これも一般論として申し上げれば、発症しなければ咳やくしゃみは出にくくなりますので、その分は飛沫でうつす場合、うつす能力は軽減されるのだろうと推測はできます。」と答えています。


「感染はしているけれども人に対してうつす能力があるかどうかもまだ確認されていない」ということは、ワクチンを打った後に新型コロナに感染した場合に人にうつさない効果があるとは言い切れない、ということですよね?


さらに田村大臣は、これらのことを確認できる見通しについては


基本的にメーカー等で確認いただくという形になると思います。もちろんそれぞれの研究者が確認することもあるかもわかりませんが、そういうデータ・情報があれば我々も収集してお伝えさせていただきたいと思います。


と、「基本的にはメーカーが確認する」と答えています。
「研究者が確認することもあるかもわかりません」とも。
確認できたデータや情報があれば厚労省として収集し伝えさせていただく、とのことで、「早急に確認するように」と通達を出す姿勢ではないようです。


ワクチンに感染予防効果があるかどうかの確認も、ワクチン接種後に新型コロナに感染した場合に人にうつさない効果があるかどうかの確認も、メーカーや研究者に丸投げということですね。
いつになったら確認が取れるのでしょう?
まさかこのままずっと確認が取れないなんてことはないですよね?
感染予防効果も人にうつさない効果もわからないワクチンなんて、接種する意味があるんでしょうか?
それとも、「感染予防効果も人にうつさない効果もあるだろう」という希望的な予測を信じてワクチンを推奨しているというのでしょうか?


しかし厚労省は今回の新型コロナワクチンの接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき接種を受けていただくもの、としています。
下記にその部分が記載されている厚労省のリンクを貼っておきますのでご自身でお読みいただきご確認ください。デマではありません。


厚労省・新型コロナワクチンQ&Aより
新型コロナワクチンの接種を望まない場合、受けなくてもよいですか。https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0053.html


Q.新型コロナワクチンの接種を望まない場合、受けなくてもよいですか。

A.接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき接種を受けていただくものです。
新型コロナワクチンについては、国内外の数万人のデータから、発症予防効果などワクチン接種のメリットが、副反応などのデメリットよりも大きいことを確認して、皆さまに接種をお勧めしています。しかしながら、接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき接種を受けていただくものです。接種を望まない方に接種を強制することはありません。また、受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。
職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないよう、皆さまにお願いしています。仮にお勤めの会社等で接種を求められても、ご本人が望まない場合には、接種しないことを選択することができます。
なお、職場におけるいじめ・嫌がらせなどに関する相談窓口はこちらを、人権相談に関する窓口はこちらをご覧ください。

(参考資料)
ワクチン接種を受けていない人に対する偏見・差別事例に関するQ&A(一般の方向け)(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q1-15

経済団体等への協力依頼(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19793.html


メリットとデメリットをしっかりと調べ、ご自身でよく考えて、接種するかしないかを決めたいですね。



最後までお読みいただき、ありがとうございました☆彡

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