はじまりはいつも年の瀬 〜Sexy時代の幕開け〜
2018年12月31日、平成最後の大晦日。この日わたしはSexy時代へと導かれ、2019年をSexy元年として迎えることとなった。
まず、前提として伝えておきたいことがある。
わたしはSexy元年(2019年)までジャニーズにハマったことはない。それどころか男性芸能人にハマったこともないし、男性相手にはしゃいだこともない。なんか照れくさくて。
小学校の昼休みにやたらKinKi Kidsの硝子の少年が流れていたり、V6の「学校へ行こう!」が大好きだったり、中学時代は周囲がKAT-TUNやNEWSに魅了されていてなんとなく曲をチェックしたり、受験勉強のときにV6のHONEY BEATに励まされたり、はねトびのやや嵐で大爆笑したり(このあたりで世代がわかると思う)、ジャニーズというコンテンツに楽しませてもらっていたし普通に好きではあったが、虜になるまでの経験はなかった。世間によくいる「普通に好き」という程度である。
そんなわたしがこれまで好きで好きで仕方なかったアーティストは倉木麻衣といきものがかりである。
元々名探偵コナンが好きだったため(今も)、テーマソングを担当することが多かった倉木麻衣を好きになるのは自然であった(ZARDやGARNET CROWもいいよね)。決定的だったのはメディアへの露出がほとんどなかった倉木麻衣が紅白歌合戦に初出場したときである。あまりにも洗練された歌声、美しい佇まいに魅了され、お正月にはお年玉で倉木麻衣のベストアルバムを買った。初めて特定の芸能人を好きになった瞬間である。
今でもこのCDおうちにあるよ
時は流れ高校生となり、誕生日プレゼントに買ってもらったSONYのウォークマンを相棒に長い通学時間でたくさんの邦楽を聞いていた。その中にもいきものがかりはあった。なんとなくいいな〜と思っていた。
転機が訪れたのは高校3年生の紅白歌合戦であった。いきものがかりは「YELL」を中学生とともに歌っていた。当時進路のことで将来への焦りや不安に揺れていたわたしの心を掴んだのである。受験が終わったら、ファンクラブ入ろう!!こうしていきものがかりのファンとなりそれは加速し続け今でもファンクラブ会員である。とっても好きなのだ。帰ってきてくれてありがとう。
ちなみにいきものがかりの放牧中にいろんな音楽を聴きまくって寂しさを紛らわしていたときにSexyZoneの「ぎゅっと」と出会い、いい曲だなと思いたまに聴いていた。でもそれくらいで、当時熱狂したりはしていなかった。
やばい前置き長すぎる
要は、つい半年ほど前までジャニーズに対して何も思っていなかった人間でも魅了されてしまうのがSexyZoneである。
ジャニーズというと、なんとなく踏み入れてはいけないディープな世界な気がする、ましてやSexyZoneなんてグループ名も口にするの照れるし薔薇持ってトンチキソング歌ってる若い子ばかりじゃない、、という気持ちもとってもわかる。
ついこの間までわたしもそうだったから
(セクラバさんたちごめんなさい)
だからこそ、まだSexyたちを見つけていない方々目線で魅力を伝えられると思い、未熟なままブログを始めることにした。
ジャニーズを好きになって、SexyZoneを好きになって、初めて知ったことや驚いたことなども書いていきたいと思う。「そんなこと常識だよ!」と思うこともたくさん書くかもしれないが新参者にとってはすべてが新鮮なので温かく見守ってもらえると嬉しいです(なぜかここだけ敬語)。
さて、タイトルの通りの本題(ここまで長すぎ)。
歌番組が大好きなわたしは、紅白歌合戦のあとにジャニーズカウントダウンで年を越すのが恒例であった。基本的にわたしは家族内では立場が弱いのだが、このときばかりはチャンネル権を強奪した。特に年末の歌番組となると「今年もいろいろあったけどいろんな曲に励まされたな」と勝手に浸り始める性質があるのでクリスマス付近のMステスーパーライブ以降とてつもなく忙しい。
2018年の大晦日。今年の紅白歌合戦は放牧から帰ってきたいきものがかりの再始動後初TV歌唱ということで例年以上に楽しみにしていた(じょいふるで涙したのはじめてだよ)。
聖恵ちゃんって小動物系でかわいいよねだいすき!
今年最後にいきものがかりを見られてよかった…!そう家族に感動を伝えながら紅白歌合戦を見終え、チャンネルをジャニーズカウントダウンへ。
SexyZoneはデビュー曲を歌っており、そういえばちょっと前「ぎゅっと」よく聴いてたな〜今日も歌ってくれないかな〜難しいよな〜ちょっと眠いな〜なんて思いながらTVを見つめていた。
その瞬間である。みなさんご存知かと思うが、年を越す2分程前に事件が起きた。
マリウス様がステージから落下した。
ぼーっと見ていたわたしでも動揺したのだからセクガルさんたちはさぞ心中穏やかでなかったであろう。わたしと妹は「えええええええええええ」と大パニックになり見る専門だったTwitterでここぞとばかりに「マリウス 消えた」「マリウス 無事」などと検索していた。案の定皆パニック。マリウスさん大丈夫だろうか(当時まだマリウスさん呼び)、え?!ああああもう日付超えちゃったよーーーー!
そう、気づいたら2019年だったのだ。
そのあとしばらくマリウスさんは見当たらなかったが、Keep the faithで帰還されてほっとした。そういえばKeep the faithってめちゃんこ久しぶりに聞いたけどかっこいいメロディーだなとか考える余裕も生まれてきた。ぎゅっともいいけどこういうかっこいい曲も似合うな、みんな紅白のとき歌ってたカラク〜リだらけのテンダネ〜ス♪もキラキラしてたな、あれ、なんかSexyZoneかっこいいな、あれ?そういえば年越しの瞬間SexyZoneのこと考えてた?2018年の最後と2019年のはじまりにSexyZoneに夢中だったってこと?!あれ、もしかしてこれって運命?!恋?!?!?!
恋がはじまるよーー!!!
チャンス〜はっ♪OK〜っ♪
と歌い出したいところだが、この曲は当時まだ発表されていなかったし、正直なところ、年を越したばかりのこのときはSexyたちに堕ちた自覚はなかった。しかし、思い返せばSexyたちに心を奪われたのは間違いなくこの瞬間であった。
倉木麻衣といい、いきものがかりといい、SexyZoneといい、どっぷりハマるきっかけはいつも年の瀬であった。
こうしてSexy時代は幕を開けたのである。
つづく
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