見出し画像

005.おわりと、はじまりと

2024/3/22 QUINTBRIDGE 2周年イベントにお越しくださったみなさま、お祝いのメッセージをいただいたみなさま、ありがとうございました。
※どこにいたのか気付かなかったと言われたのは、ちょっとショックを受けていますが笑。。。ご挨拶できなかったみなさん、失礼しました。

2周年のイベントを終え、節目ですし、色々エモい感じになってきたのと、夜中の帰り道に時折ふと感じる孤独感みたいなものも相まって、QBと僕の2年間を振り返ろうと思います。夜中に歩きながら書き連ねていた文章?ポエム?です。


今回も無事にイベントが終わった。
まずは企画をしてきた皆さん、お疲れ様でした。

1周年とはまた違った演出というか、催しとなった2周年イベント。各イベントオーナーの工夫やこだわりが垣間見えるイベントだったし、去年の反省を活かしつつ、新しい周年イベントにアップデートされた。

この施設がすごいと思うのは、こういう変化を厭わないこと。入り口に古材パレットや銅ぶきをあしらったデザインにしたメッセージに含んだ通り、むしろ変化することを楽しむ施設としてのスタンスを、このようなイベントを通じて体現してきたと言えるかもしれない。この2年間でも色んな変化があったけど、まさにQBのチームとしてNTT西日本のみなさんと連携して乗り越えてきた結果、こうやって多くの方に認知されて、利用される施設になった。

自分たちは当然ながら素晴らしい施設を運営しているって手前味噌ながら信じているんだけど、関東の人たちや、関西圏以外の人たちから「行ったことはないけど噂には聴いている」とか、「関西に行くなら必ず見るべき施設と勧められた」とか、「オープンイノベーションといえばQB」とかとか、確実にこの2年で日本の中でも最大級で、名実ともに象徴的な施設になり、自他ともに認められる施設になれたこと、その施設の開業前から携わらせてもらえたことを改めて本当に感謝しています。

更に言えば、QBに関わることで、このような施設に携わるスタッフに必要な技能や技量、マインドとは何かを考えるきっかけになったし、自分の実力不足や経験不足を自覚して起業をすることを決意できたので、僕の人生にとって大きな影響を与えたことは間違いない。
そして、いろいろな会員さんからも、私同様、QBの利用をきっかけに新しい挑戦に踏み出すことができたという感謝の言葉や、とても前向きで力強いメッセージを都度いただくことができ、コミュニケーター冥利に尽きる。

このような施設になれたのは、当然ながら理由はたくさんあるわけだけど、多くの方に支えられてきたことは言うまでもない。チームスタッフは然ることながら、会員企業、利用者、パートナー、メンター、登壇ゲスト・・・多くの方たちの協力も、QBの成長には重要で欠かせない要因だった。

そして、これは事後合理化してはいけないことだと個人的には思っていて、想定外のガチャのような出会いや出来事がたくさんある中で、本当に奇跡的な組み合わせ、もしくはその事柄を奇跡的に乗りこなし、今に至る。大事なのは偶然という荒波を乗りこなすための努力をし続けてきた人たちが裏にも表にもいっぱいいるということ。

打ち上げの時に、2024年4月4日起きると言われてる『惑星直列』に人事の方が例えていたのは面白かったが、表現は様々あれ、色々な事象がカチャカチャと上手く重なり連なり合い、バトンが繋がれ、各々の施設を良いものにしたいという様々な努力の賜物がこれで、言ってしまえば再現性は無い。思いを持って、やれることをやってきただけだ。

構想段階から綺麗に描かれたものを辿ってきたのではなく、思った通りにいかないこと、予想をはるかに超えてきたこと・・・何が正解かもわからない中で、アジャイルというか、紆余曲折を繰り返しながら、今のQBがある。これって新規事業においても経るであろうプロセスだと思っていて、オープンイノベーション施設たるもの、これからもそうやってピボットもしながら進化し続けなきゃいけないのだと思うんだ。

3年目のQBはさらに進化をしていくのでしょうし、そのためには利用される皆様の引き続きのご協力をお願いしたい。施設も、関わるスタッフも、皆様と一緒に成長していけるのが施設としても尊い。

ここからは僕自身の話。

この2年間、本当に多くの出会いや、何かが生まれるきっかけにたくさん立ち会うことができた。それはそれは刺激的な日々だった。多様性と呼ぶのは安易なんだけど、色んな価値観、性格、年齢、業種、国籍、働き方、考え方・・・に触れて、なんかその、僕自身も寛容になった気もする笑。そして、その刺激は、また新たな自分の弱さや経験不足を気付かせてくれるきっかけにもなった。まさに「健全な危機感」と当時呼んでいたものを、僕自身が一番実感していた。

さらに言えば、僕にとって、大阪は何の地縁もないところで、コミュマネの1人として認識してもらうために、自分をどう売り込むべきか必死だった。正直、誰かと話すことは決して得意じゃないし、親しくなるのにも時間がかかる。でも、自分の中でスイッチを入れて、別キャラを演じるくらいのつもりでやってきた。
でも幸い、多くの会員さんに親切にしてもらえたことはとても嬉しかったし、関西の水が合うというか、自然に溶け込めたことも楽しかった。だから、あっという間の2年と感じられた。
「京橋」のイントネーションが違うことを理由に東京モンだなと、オープン当初のツアーで言われたことがあったのは今でも忘れないけど。。。

月曜日に来て金曜日に帰るような2拠点生活を続けてきたのも、僕なりの使命感や愛着があったからだけど、家族の理解と協力がなければできなかった。これは当たり前じゃないわけで、家族にも感謝しなきゃいけない。本当にありがとう。

実は2周年イベントの真っ最中に、息子が鉄棒から落ち大怪我をしていた。こういう時に物理的にすぐ駆けつけられないということも、これまでも何度もあった。結果的に大事にはならなかったけど、写真を見たら傷だらけで痛々しい。

こういう働き方や、先進的なことに関わっている充実感を楽しんでいたのは事実だし、こういう働き方をしている人はまだまだ多くないから、それをすごいと言われることは悪い気はしなかったけど、表面的に見せている明るい態度とは別に、やはり無理をしていたのも事実だし、体力的にもしんどい時もあるし、それが当たり前のように思われていることに腹が立って、「お前がやってみろよ」と言いたい場面も多々あった。何かトラブルの度に、ふと私生活とトレードオフするような仕事の仕方が正しいのかって自問自答したりもした。

息子が僕に向かって「ママ」と呼んでから、「パパ」って言い直すこの切なさ、わかる?

家族との時間を取ってこなかった反省もあり、独立を機に月曜日のダブルダッチの習い事くらいは送り迎えしようとできる限り仕事を入れないようにしたり、そんな程度しかできてないけど、この1年で息子との時間は多少増やすことはできたように思う。

悲観的な話をしたいわけではなくて、こういう働き方をしたことで見えた景色も確実にあった。そして、息子に対しても誇れる仕事として説明できるって信じて続けることができた。オススメはしないけどね。前にも書いたが、『苦楽』と書いて『クガク』と読む。それは、苦しいときの楽しみ方を覚えれば、楽しくなることが楽しみになり、苦しみも悪くないと思えるっていうこと。まさにそんな思いだ。

自分で決めたことだけど、わがままを言って独立を選んだことで、QBに来る頻度も週5から週2〜3程度に減った。独立を選んだ理由だって本音も建前も色々ある。今の関われる範囲の中で僕ができること、この施設に貢献できることは何か、その関わり方も距離感も変わることで、悩むことが多い一年だった。

毎日常駐しているわけではないってことは、できることも役割も当然変わるわけで、僕の役目は終えたのかもしれないとすら思った。

そんな中で、トークイベントも表舞台というよりは、裏方として仲間と一緒に作り込むようなサポートをしてみたり、受付などをしているスタッフのマインドやスキルセットを変えて、QBへのエンゲージメントを高めようと取り組んでみたり、会員さんのビジネスアイデアを本気で壁打ちしてみたり、これまでとは違う角度の関わり合い方も模索しながら、色んな経験もさせてもらった。結果的に、自分の思考も、自分よりも誰かの成長や行動変容が見られることに喜びを感じるようになった。

さらに、常駐ではなくなったからこそ、第三者的にQBを客観視できるようになった。中の人でもあり、外の人でもあるからこそ、見えるものがある。
でも、今度はただの評論家になってしまわないかが怖かった。だからこそ口だけじゃなく、アクションで示すことにもこだわった2年目だった。

また、ハードを作れば全てが達成されるようなそんな都合の良い話はなくて、この施設を作った目的はまだまだ道半ば。『仏様作って魂入れず』にならないようにすることは、古巣から習った大事な思想だと思っている。

だからこそ、色々な事情や、制度、慣習を乗り越えながら、ゆっくりではあるが着実にこの2年の良い変化は感じることができている。QBをきっかけに超大企業であるNTT西日本が変わっていくその変遷を真近で見ることができるのは、すごい貴重な経験だった。3年目以降もその変化が顕著に見られていくはずだから、注目してほしい。

そしてQBの3年目。僕の2年目。
QUINTBRIDGEに限らず、1.3.5.(7).10の節目なんて言うけど、3年目というのは施設でもPJでも、一つの節目に当たる。正直、QBに対して、僕の現在地から貢献できること少なくなっている。何かを得るために、何かを手放さないといけないということなんだと理解した。だからこそ気持ちを切り替える。これは新年に掲げた『外』という2024年のCatalyskiのテーマとも関わる話だけど、外で得られた経験や出会いを、QBに還元できるようなものに昇華できればラッキーって思っている。

というわけで、2周年も終え、気づけば2024年も早くも1/4が終わろうとしてるけど、4月には今動いている新しい挑戦のいくつかを早く発信したい。相変わらず節操なく色んなことに取り組んでいるけど、私自身、この伏線回収がいつできるのかが楽しみで仕方ない。

QBという施設をきっかけにした経験の蓄積と皆さんとの出会いが、僕の人生の転換期を与えてくれた。


そんなQUINTBRIDGEにお礼を伝えたい。
2周年おめでとうございます。
そして、ここまで色々ありがとうございました。

そしてそして、
QUINTBRIDGEで出逢えたみなさんにも同様にお礼を申し上げたい。ありがとうございました。

これからも末長くよろしくお願いします。

いただいたサポートは、私の知見を広げてくださる出会いとの交流に充てます。具体的には、お茶代、本代、もしくはここで繋がった方とのコミュニケーション代などです。それをnoteへの投稿で還元していきたいと思います。