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Existential Therapy -実存心理療法-1

昨晩はExistential Therapyのセオリーについてみんなで話し合う授業だった。
みんな思い思いに発言していて圧倒される。私も英語がもっと堪能だったらと奥歯を噛み締めるくらい悔しい。

実存心理療法の私の解釈

実存的心理療法はクライアントから毎日起こる生活・現象を聞き出しつつ一人の人間としてどうあるべきか?どう生きるかの目的を見出していく療法。Existential (実存的)and Phenomenlogical(現象的) Philosophey (哲学)な思想が存分に入っており、昔の由来をたどるとニーチェなどが出てくる。なので実存療法は多くのカウセリング方法の中でも、より直接的に哲学的な基盤を持っているためユニークな存在らしい。

カウンセラーはクライアントの体験に注目してなぜそんな現象が起こっているのか、今ここにある意味は何なのかを質問する事により具体化していく。質問は主にオープンクエスチョン。ただし”Why"は使わない。

実存療法の肝となる質問

<あなたは誰?> 肩書きや仕事の事だけでなく、自分のアインディンティについて掘り下げていく。また周りの人が思う自分と本人自身が認識している自分との違いを考察する。

<今あなたの体はどんな感覚を受けている?> 自分が大きく(小さく)思えるたり、押し潰された感覚があるのか。または何かに侵略された気分だったり、無様な気持ちはあるのか?体のどの部分でそう感じるて色はあるのかなど自身の身体に意識を向けて感覚を言語化していくことで現在どのように心と体の繋がりがあるかなど診ていく。

<あなたの人生にとってどんな価値が大切?意味のある人生とは?> クライアントの人生にとって大切なものは何かを探っていく。仕事とプライベートのバランス、やりたい事がやれているのか、周りとの人間関係に関する質問をする。

<あなたはどのように時間や空間を自覚できていますか?> 時間の流れがのスピードはどのように感じるのか?どの空間が安全、安心に場所なのかなどを聞いていく。


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