2022年 年間総合ランキング 21~40位

ここで紹介するのは私が1年52週、52回分作成した独自の週間ランキングの順位をポイント化して集計したものです。2021年12月19日付~2022年12月18日付までを集計しています。売上基準でも再生数基準でもない(参考にはしていますが)ので、他とは大きく異なるところもありますが、こういう隠れた曲があったのかと発見する機会になれば幸いです。

31位~40位 (TOMOO、はじまりのセツナ、NiziU)

2022年 年間ランキング 31~40位

このあたりになると独自ランキングとはいえある程度世間の流行と整合してきますが、突出しているのは35位、39位あたりでしょうか。
35位はTOMOOさんのメジャーデビュー曲「オセロ」。私が彼女の存在を認識したのは去年の春リリースされた「HONEY BOY」からですが、その後、ヒゲダンの藤原さんに見つかりラジオで紹介されたことで一気に広まったような気がします。ピアノポップのトレンドを継承しつつ、90年代のガールポップのような懐かしさもあるので、幅広い層に愛される可能性を持っています。

35位はこのnoteで何度もピックアップしていたアニメソング「はじまりのセツナ」。アニソン当たり年の中でも「アニメのためだけに作られ、アニメとともに話題になった」という意味で代表曲かなと思います。とはいえ、声優が大集合して歌うのって、ラブライブを筆頭に多数あったはずですが、何故この曲が私の耳に特別な意味を持って届けられたのか。それはもう、たまたまのめぐりあわせとしかいいようがないです。

38位は今年のNiziUの代表曲で獲得ポイントも最大となった「CLAP CLAP」。NiziUはホールツアー、ドームツアーを日本のガールズグループ史上最速で成功させ(縁あってどちらも見に行くことができました)、3度目の紅白でこの曲を披露します。


21位~30位 (なとり、ルセラフィム、TWICE)

2022年年間ランキング 21~30位

30位 なとり「Overdose」。おそらくこの路線を最初にメジャーにしたのはyamaさんで、yamaさんが蒔いた種を大きく咲かせたのがAdoさんだと思いますが、サブスクが本格的に普及することでこれまで可視化されなかった歌い手・自宅録音アーティストのヒット曲がこれからもどんどん出現しそうです。ただ、本当に広く国民に知られるためにはネットから飛び出してリアルでも活動することが必要ではないかと思います。

23位と27位にランクインしたのはLE SSERAFIM(ルセラフィム)。紅白出場者が発表された時に「K-POP多すぎ、しかも日本デビューもしていないのに」と叩かれていましたが、EPの売上(2作とも週間セールス1位)やサブスクの動向を見ていて独自ランキングでも常連になり始めていたので、本当はKep1erが入る枠だとは思いながらも、まあまあ順当な結果だなと思っていました。
日本語バージョンも配信リリースされたので(紅白内定時点で決まっていたのでしょう)、「日本デビューしていないのに」の批判もギリギリかわすことができました。

25位はTWICEの今年最大ヒット「Talk that Talk」。去年よりはリリースペースが落ち着き(代わりにナヨンのソロデビューがあった)、JYPとの全員再契約も果たされたので、これからはレジェンドとして、チャート成績に一喜一憂せずやりたいことを自由に実現してほしいです。


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