2022年 年間総合ランキング 61~100位
去年は12月初旬から少しずつ振り返り投稿をする余裕があったのですが、今年は大晦日まで食い込んでしまいました。が、自分の備忘録のためにも今年もやります。
あくまで雑食系で広く浅く楽しむ自分の耳に届いて好きになった範囲でまとめたものなので、本当に特定ジャンルに傾倒したような深い分析は他の方のを読ませていただきたいです。
ここで紹介するのは私が1年52週、52回分作成した独自の週間ランキングの順位をポイント化して集計したものです。2021年12月19日付~2022年12月18日付までを集計しています。売上基準でも再生数基準でもない(参考にはしていますが)ので、他とは大きく異なるところもありますが、こういう隠れた曲があったのかと発見する機会になれば幸いです。
91位~100位 (Steve Lacyなど)
このゾーンにサブスク未配信曲(ハロプロ)が固まっていました。未配信曲も自分でライブラリ登録すれば聴けますが、やはり不利です。ジャニーズ事務所の視線が気になる保守的な民放テレビ局もサブスク紹介番組を組むようになり、古い歌謡曲もTikTok経由でサブスクで再ブレイクしていることをポジティブに伝え始めましたので、もういい加減解禁するべきだと思うのですが(解禁したとしても固定ファンは変わらずCD購入するでしょうし)。
それ以外で注目したいのは Steve Lacyの「Bad Habit」(エド・シーランの同一タイトル曲とは別物)。70年代ロックのような、最新のインディーロックのような不思議なサウンドを自宅録音しているようで、本当に不思議です。そのおかげで米国では複数ジャンルの放送局にまたがってオンエア数を稼いだそうです。
81~90位 (水星×今夜はブギーバック)
このゾーンでは桑田さんの豪華コラボも気になりますがそれは紅白で見るとして、「水星×今夜はブギーバック」のマッシュアップ楽曲を取り上げたいです。マッシュアップは非公式に音楽ファンが作ることがほとんどですが、コマーシャルタイアップということもあってなのか、公式で堂々と制作されました。こういう前例というのは過去にあったのでしょうか。しかもtofubeatsさんの「水星」、小沢健二さんの「今夜はブギーバック」のどちらにもリスペクトを失わずに仕上がっているのが素晴らしいです。
71位~80位 (原由子)
ソロでも精力的に活動していた桑田佳祐さんだけではなく、原由子さんの新作が聴けるというのが個人的にはサプライズでした。中でも、エリック・クラプトンのことを歌っている「スローハンドに抱かれて(Oh Love!)」は桑田さんの言葉遊びも冴えわたっている傑作でした。
61位~70位 (チキチキバンバン)
マカロニえんぴつ「なんでもないよ、」は年度をまたいだためこの位置になっていますが、全ポイント載っていれば30位台に入る大ヒット曲です。
今年はアニソンの当たり年でしたが、それは「ONE PIECE」や「鬼滅の刃」といった表立って語られる作品だけではありませんでした。67位にランクインしたQUEENDOMの「チキチキバンバン」は過去にヨーロッパで流行したダンス曲の空耳カバーですが、それがアニメ「パリピ孔明」と結合することでYouTubeやダウンロードチャートなどでブレイクし、私の耳にも届くことになりました。
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