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2021年 年間ランキング 20位→11位

20位からは1曲ずつ振り返りたいと思います。

20位 TOMOO / HONEY BOY

アーティスト名は「ともお」。女性シンガーソングライター。YouTubeのAIによるレコメンド機能によって出会いました。この曲はYouTubeライブ配信で本人も語っていましたが「懐かしさ」を感じるMVであり楽曲構成になっています。8月にリリースした新曲「Ginger」では、FM802のOfficial髭男dismがDJを務める番組で「今キテル」と紹介されました。

19位 YUKIKA / insomnia

この曲はnoteで一度取り上げた記憶がありますが、日本の子役出身のK-CitypopシンガーYUKIKAさんの今年の代表曲です。この曲で日本デビューも果たしました。オリジナルMVはメタリックなアナログ時計をモチーフのひとつにしていてとても綺麗ですが、日本語バージョンは親しみやすい縦動画になっています。

18位 woo!ah! / Purple

昨年デビューの現在は5人組のK-POPガールズグループ。日本人メンバーも一名います。EDMサウンドの取り入れ方がJ-POPと違っているのと、徐々にお祭りモード全開になっていく予測できない曲の展開が面白いです(後で紹介するaespaともそこは共通しているような)。振付も独特。

17位 Silk Sonic / Leave The Door Open

米ビルボード年間7位。ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークがコラボして70年代のソウルミュージックに本気で取り組んだスペシャルプロジェクト。ヒップホップ中心のTOP40の中でかなり異色の存在感をもっていたと思います。

16位 佐藤千亜妃 / カタワレ

ドラマ「レンアイ漫画家」主題歌でした…ということを最初は知らずにSpotifyでチェックしていて、後でテレビを見てびっくりした思い出があります。きのこ帝国の時期を含めてももっともライトなファン層にリーチできた聴きやすい曲ではないかと。

15位 Justin Bieber / Peaches (feat. Daniel Caesar & Giveon)

米ビルボード年間10位。今年のジャスティンビーバーはこの曲を皮切りに、新しい才能とのコラボレーションで輝きを放っていました。客演のGiveonは「Heartbreak Anniversary」という曲をスマッシュヒットさせました。

14位 aespa / Next Level

アーティスト名の読み方は「エスパ」。去年デビューのK-POPガールズグループの中で最も大きな成功をこのカバー曲によって達成しました。中毒性のあるリフレイン、テンポの異なる複数の曲を合体させたような複雑な楽曲構成、KWANGYAという架空の場所を目指すSFのような難解なリリック、アバターもメンバーだと主張する、など実験性の高い攻めた内容なのに大ヒットするのが素晴らしいです。

13位 BE:FIRST / Shining One

SKY-HIプロデュースのボーイズグループBE:FIRSTのプレデビュー曲で、リリース初週でデジタル2冠(ダウンロード。ストリーミング)を達成した代表曲。NiziUでいうところの「Make you happy」と同じ位置づけになりますね。韓国資本の入っていないグループながら、米ビルボードが新設したTrending Songsチャートで「Gifted.」がTOP5入りするなど今後が楽しみです。彼らのいいところは、テレビ出演時に生歌であることですね。

12位 NiziU / Take a picture

今年のNiziUの代表曲であり、次の供給、カムバックを待ちわびて待ちわびた苦難の曲にもなりました。同じJYPのTWICEが逆に供給過多(働きすぎ)だっただけに余計に寂しさを感じたのでしょうね。でも、メンバーが帰国した10月以降で一気に待たせた理由の伏線回収… スキルアップした姿を見せてくれたのがよかったです。

11位 手嶌葵 / ただいま

TBSドラマ「天国と地獄」主題歌。手嶌葵さんのウィスパーボイスは以前から大好きでしたが、それが綾瀬はるかさん主演の、展開がまったく読めないドラマと結合してかなりのめりこんだ思い出があります。自主チャートのウィークリーでは4週連続1位となっていました。Spotifyでも急上昇チャートに何度か載ったのですが、視聴率トップを独走するドラマ本体と同じくらいのいけいけどんどん!とはなかなかならず、ファンがどれだけダウンロードやストリーミングサービスを使いこなす世代であるかに強く依存する(有利なアーティストとそうでないアーティストがいる)と感じた曲でもありました。


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