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孵化?厳選?なにそれどうやんの?

ポケットモンスターソード・シールド。流行ってますね。
流行ってる要因の一つとして「厳選が簡単になった」っていう人が多い。
厳選?知ってる知ってる。卵いっぱい産ませてガチャするんでしょ。
そうそう。それそれ。それが簡単になったから強いポケモンが簡単に集まるって話。
じゃあそれ。本当に簡単なの?なんでやんの?って話。

※まえがき
・剣盾での厳選の(ぼくがおもう)簡単なやり方です。わかりやすさを重視
・育成論とか言っちゃう人は回れ右
・「あかいいと」「かわらずのいし」「メタモンをたくさん」「ジャッジ機能」を用意してから読んでね。このへんの説明は一切省くよ。
・基本的なシステムについては理解した上で読んでください。
ここでいう「厳選」はあくまで「個体値厳選」を指します。

厳選なんて別にしなくていい。

ポケモンってのは懐の広いゲームです。
厳選なんてしなくてもストーリーはクリアできるしゲーム内で用意されてるコンテンツはちゃんとクリアできます多分。
じゃあなんで厳選する人いるの?って話なんだけど
「ネット対戦で大きなお友達と戦う」のが目的です。
対戦を目的としない。純粋にゲームを楽しむだけなら厳選は必要ないです。

メタモンを使って卵を産もう

メタモンをたくさん用意しよう。マックスレイドをつかって「4V以上」のメタモンをたくさん用意できるといいね。「4V」って何?って人は調べてから続きを読んでね。

個体値遺伝のしくみと「あかいいと」

ポケモンは「両親」のステータスをある程度受け継いで産まれます。
ポケモンのステータスは
「HP」「こうげき」「ぼうぎょ」「とくこう」「とくぼう」「すばやさ」
の6項目があり、これらの一部を両親から受け継ぎます。
遺伝するのは「両親それぞれの個体値から3個」です。
つまり「両親で計12個のステータスからランダムに3個」を受け継ぎます。
受け継がれなかったステータスは通常通りランダムで決定されます。
初心者ちゃんが間違えやすい部分です。具体的なことをいうと
「6Vのメタモンと6Vのポケモンからは3Vの子供しか生まれません」
これが遺伝の現実。
で、どっちでもいいので親に「あかいいと」を持たせて卵を産ませると
「遺伝する箇所が3個から5個に増えます」 ということで
「6Vのメタモンと6Vのポケモンから5Vの子供が生まれます」
この仕組みをうまく使って、よわよわポケモンから高個体値の子供をつくりましょう。

一番大事なのは「せいかく」

よく6Vだ5Vだっていうけど、「せいかく」が悪ければ強くありません。
個体値よりも先に「せいかく」を決めてから厳選をしましょう。
「せいかく」別のステータス補正があるんで調べてください。
ここでは厳選についてしか言及しません。

では実際に使いたいポケモンを野生で捕まえて、卵を作りましょう。

出来たポケモン(進捗)
・使いたいポケモン(野生の個体)

①欲しい「せいかく」のメタモンで子作り

まず、メタモンを沢山捕まえていろんな性格のメタモンを集めましょう。
しょうがないなぁ!とりあえずオススメの性格を列挙するね!!

「いじっぱり」→こうげきが1.1倍。とくこうが0.9倍。物理つかうならこれ
「ひかえめ」→とくこうが1.1倍。こうげきが0.9倍。
特殊つかうならこれ
「おくびょう」「ようき」→すばやさが1.1倍。速いポケモンにはこれ
「おくびょう」はこうげき0.9倍。「ようき」はとくこう0.9倍。
「のんき」「なまいき」→すばやさが0.9倍。どっしりとしたポケモンはこれ
それぞれ ぼうぎょ、とくぼうが1.1倍になるので好きなほうを固くしよう

とりあえず、このくらい揃えておけばOK

で、目的の性格のメタモンに「かわらずのいし」を持たせます。
「かわらずのいし」を持たせたポケモンの子供は、必ず石を持った親と同じ性格で産まれます。これで、厳選したいポケモンの性格を固定できます。
なお、この時産まれる子供は個体値厳選しなくていいです。
目的の性格の子供ならなんでもいいです。
次はお前が親になるんだよ!!

出来たポケモン(進捗)
・目的の性格の使いたいポケモン

②4V以上のメタモンを使おう

マックスレイド(クリア後)で手に入るメタモンは基本的に4V以上です。
なので、こいつらを使って理想個体を目指しましょう。
下手に6Vメタモンとか探すほうが時間かかります。
5Vメタモンが1匹でも居ればもう充分です。
ここではまず一番手に入れやすい「4Vのメタモン」を使いましょう。
先ほど用意した「目的の性格のポケモン」と「4Vのメタモン」で子作りをします。
「目的の性格のポケモン」に「かわらずのいし」を持たせて下さい。
遺伝の仕様により、ここで生まれる個体は「運がよければ3Vの子供」が生まれます。
ただ、一撃で3Vの個体を狙うのは厳しいので、1Vでも2Vでも「さいこう」の箇所がある子供を適当に作ります。

出来たポケモン(進捗)
・目的の性格で1V~2Vの使いたいポケモン

③親を入れ替えてVを増やす

ここからはVを増やす作業に移行していきます。
「目的の性格で1V~2Vの使いたいポケモン」が持ってない箇所にVを持ったメタモンを用意してください。
すると、だんだん子供Vの数が増えていくと思います。
子供のVが増えたら、またその子供に「かわらずのいし」を持たせて、持ってない箇所にVを持ったメタモンとの子供をつくります。
こうやってV箇所を埋める形で両親を入れ替えることで、比較的簡単に3Vの個体が生まれます。

出来たポケモン(進捗)
・目的の性格で3Vの使いたいポケモン

④「あかいいと」を使ってVをさらに増やす

Vの箇所が増えてきたら「メタモンにあかいいと」を持たせます。
これにより、子供は親から「5か所」を遺伝して産まれるようになります。
両親にVの箇所が少ない場合、要らないステータスを遺伝してしまうので、逆に高個体値が生まれにくくなってしまうので、目安としては
「両親合わせて5か所のVがある」状態になったらあかいいとを持たせるようにしましょう。
合わせて5か所というのは

親:V x x V x V
親:x V x V V V

のように、異なったステータスのVが5個を超えたら。という意味です。
親:x V x V V V
親:x V x V V V

こういう状態ではどんなにがんばっても4Vまでしか生まれません。
かならず「V箇所の異なった両親で子供を作る」ようにしましょう。

「かわらずのいし」「あかいいと」を両親がもっていれば、「5Vの個体」
は割と簡単に生まれます。

出来たポケモン(進捗)
・目的の性格で5Vの使いたいポケモン

⑤欲しいステータスをVにする。6Vはいらない。

ここまできたらほぼ詰めの状態です。
親が
「5Vの目的の性格のポケモン(かわらずのいし)」
「4V以上のメタモン(あかいいと)」
でVの箇所が6か所埋まっている状態だと思います。

親:V x V V V V
親:x V V V x V

こうなれば「あかいいと」の効果で簡単に5Vが生まれてきます。
ただし、「あかいいと」は5箇所しか遺伝しない、どうしても1箇所はランダムになります。

あとは「性格で0.9倍になってるステータス以外をVにする」だけです。
性格を決めた段階で、おそらく0.9倍にしてるのは「いらないステータス」だと思います。
つまり、そこまでVを狙っても割としょうもないです。
物理技しか持たせないのに、とくこうのVを持っててもほぼ意味ないです。
なので、「あかいいと」で遺伝できる「5か所」をVとしたら十分です。

注意してもらいたいのは、「遺伝箇所としてVでない部分が選ばれる」可能性もありますので、4V以下が生まれる事も普通にあり得ます。
バグでも不手際でもありません。安心してください。

親:V x V V V x
親:x V V V V V
から
子:x x V x V x
が生まれる可能性だってあります。(遺伝5箇所。ランダムが1箇所)

なので「6Vのポケモンを作る」のではなく「理想の5Vを作る」事がゴールとなります。これにて厳選終了です!

完成!
理想の5Vポケモン(性格込)

とくせい?あ、はい。やりますか。

さて、あえて触れてきませんでしたが。ポケモンには「とくせい」が存在します。
「とくせい」は大体のポケモンが「通常特性2個」+「夢特性1個」があります。
「とくせい」は、生まれた時にランダムで決定され「遺伝しません」
ので、理想の5V個体ができても、それが欲しくない方の特性だったら厳選を続けても構いません。
しかし、今作は「とくせいカプセル」によって、後天的にポケモンの特性を変えることができます。
ので、とりあえず理想の5Vができたら、あとからカプセルで変えることも視野にいれて、前項で厳選を終了しても大丈夫です。
さぁ、次のポケモンの厳選に移るんだ。

お前、「夢特性」ってなんだよ

いいか?よく聞け。
・色違い
・夢特性
・たまご技
これらに手を出すな。どれか一つでも狙えば「厳選難易度が爆上がりする」
どうしてもそういう特別な個体が作りたければ自分で調べよう

おわりに

いいんだよ。通常特性の5Vでよぉ!はやくバトルしようぜ!!!


大きなお友達向けの怪文書

トリックルーム用のS抜け5Vとかイカサマ対策のA抜けとか、そういうのいいから。
夢特性の遺伝とかたまご技の遺伝経路とかはわかる人なら自分でやって。
夢特性とかポケモンHome実装されてからBWから持ってくればよくない?
あと両刀向けの性格選びとか6Vは要るだろ!ってのもやれる人がやればいいと思う。
以上、よろしくおねがいします。


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