記憶を辿りながら(サンタフェ)
隔離は終わったが、足元がおぼつかない。
それでも私が好きな街 - サンタフェを散策したくて
カメラを携えて友人とゆっくり街を遊歩した。
12年前の記憶
市街の中心でマーケットが開催されていた週末
真っ青な空に包まれた爽やかな初夏だった
日干しのレンガで作られた
アドビと呼ばれる赤茶色の建物が軒を連ね
街全体の乾いた空気を
心地よいものにしていた
ライトブルーのドアとベンチ
軒に吊るされた赤いチリ
窓に飾られた牛の頭蓋骨
市庁舎前に所狭しと並ぶ
インディアン達の
手作