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Schumacher Eclipse3 を見直した日

先日モロテックの新型車を導入した記事を書いた。
これにより、以前所有していたSchumacher Eclipse3 は手放す気持ちでいた。
しかし、改めて考えてみると、このクルマは3年前の世界選手権の2クラス優勝車である。悪いはずはない。
改めて検証するために、もう一度走らせてみることにした。
一度目は先日土曜のみ1/12が練習できたKARP。ここで新型Morotech と2台を交互に走らせた。

左Morotech 百戦錬磨Revival 右Schumacher Eclipse3


最初のうちはグリップが上がらないので、2車ともボールデフを装着した。
最初にMorotech を走らせる。普通に走る。やっぱりこの車は自分と相性が良いと感じる。
そしてEclipse3、こちらはあえてキットの指定スプリング・ダンパーオイルにして標準状態にした。
これもよく走る。なんだか今までの不調が嘘のように。
走らせていくうちにだんだんグリップが上がってくる。スプールアクスルの出番である。両車供にアクスルを換装する。
Morotech を走らせる。何故か先ほどと打って変わってじゃじゃ馬のようにステアリングの挙動が唐突。安定して走らせること難しくなった。
そしてEclipse3、こちらはなぜかスロットルワークをあまり変えずに安定して走らせることが出来た。
そのうちMorotech はサーボが壊れてしまい、ここで走行中止に。この先はEclipse3 だけを走らせることに。
走るたびになんだか意のままに走ってくれる。いつの間にか「自分の車」になっていた。

この検証だけでは不十分なので、GW休みを利用して、川越のスピードウェイ・パルに行ってきた。
ここは規模が小さめだが、室内の常設カーペットコースである。
ここでは最初から2車ともスプールアクスルで走らせる。

左Morotech 百戦錬磨Revival 右Schumacher Eclipse3(2車ともスプールアクスル仕様)

最初はEclipse3、全体的にアンダー。路面グリップが上がってないせいもあるが、パワーを抜いて車速が落ちるまで待ってしまう曲がりかた。
次にMorotech、走行前にアッパーアームを長くして、挙動をマイルドする対策をしてきたが、相変わらずグイグイ曲がって、自分の予期したよりコーナーの内側に入っていってしまう。走らせるのになかなか神経を使う。
次にEclipse3 を走らせる前に、曲がらなかったことを念頭に、トップデッキの最前部をビス止め、サイドスプリングを1段硬めのものに変更、フロントタイヤのグリップ剤の塗幅を少し広めに。走らせてみると思惑通り、よく曲がるようになり自分のイメージに近くなってきた。
続いてMorotech、曲がりすぎるので逆にフロントタイヤのグリップ剤の塗幅を少し狭めに。うーむ、あまり変わらない。
Morotech はフロントナックル上部のワッシャを増やし、フロント荷重を減らす方向にしてみたが、唐突な挙動は相変わらず。
Eclipse3 はその後のセッティングは変えず、最終走行でボディをROBOXから、長年使い慣れたLOLA B10 Floppy に変更、こちらのほうが走りが軽快で、なおかつラップも高い水準を保つことが出来た。
2日に渡るテストで、改めて世界チャンピオンマシンの実力を実感することになった。

今月KARPで行われるストックカー選手権には、Eclipse3 で重点的に走っていこうかと思う。

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