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【世界最先端の業務改善サービスを知る】Zapier 2018年7月第1週のアップデート 日本語解説付

この企画について

自動化と効率性を愛する業務改善系マーケターのmekkooです。
特に最近活用しているのが、業務改善の基幹サービス Zapier。
iPaaS(Integration Platform as a Service)と呼ばれるサービス間接続サービスであり、ビジネス版IFTTTと言えばわかりやすいかもしれません。
Zapierには、日々多くのサービスが連携対象として追加されています。

Zapierの連携対象に追加されるサービスをウォッチすると、世界中の先進的なマーケター、プロジェクトマネージャー、マネジメント層などが今どんなサービスを使っているか・好んでいるか、一端が覗けます。

常日頃から私はZapierの「Weekly Updates」メールをウォッチし、そこに登場する各種サービスがどんなものかを調べていたのですが、これをnoteにまとめれば日本と世界の業務改善情報格差が改善されるのではないかと思い、公開していくことにしました!毎週更新予定!

ではさっそくいってみます。今週のZapier Weekly Updates!

AppsForOps Timeline

Outlookのプラグインとして動作する、営業状況可視化ツール。
現代のSFA(Sales Force Automation)においては、ひとつのリードに対して複数のツールが協調動作しますが、それによって何が行われたのかを人間の営業マンが把握できていないことも多く存在します。そのような問題に対する可視化ツールがAppsForOpsです。
結局いまのところ人間の営業マンによるEメール・電話もクロージングの過程において実施しなければならないという点に着目した、理想の現実を橋渡しするツールだと思いました。

Autoklose

Salesforce.comやCSVに接続し、重要なリードを洗い出し、適切なオートメーションを実行するSFAツール。
そもそもSalesforce.com自体がSFAツールなので、これはGoogle Analyticsに対するKOBITのようなものと考えれば良いかと思います。
複雑で多機能なツールには、その要素を抽出してよりわかりやすいUIで伝えるというサードパーティ的なツールの生存余地があるということだと思います。

Beamer

サイトを訪れたユーザーに対し、その属性に応じて適切な通知を行う「Web接客ツール」と呼ばれるもののひとつ。日本ではECコンシェルKARTEが強い分野と思います。世界的にこの分野はレッドオーシャンで、最大手はIntercomだと思います。

Freedcamp

フルスタックのチームコラボレーションツール。競合としては、AsanaAtlassian Stackでしょうか。タスク管理からWikiに至るまで機能が揃っているようです。

Leadfeeder

2つ目に取り上げられたAutokloseに近いですが、Google Analyticsをベースにするという点が異なります。自分の大事なリードがWebサイトに訪れたタイミングはいつか等を通知してくれるツール、ということのようです。
ただし、この手のSFA用WebビーコンシステムはHubSpotにもSalesforce.comにも、Marketoにも搭載されているものなので、あまり新鮮味はありません。

Task Pigeon

カンバンベースのタスク管理ツール。オーストラリアをベースとしているようです。TrelloやAsana、Wrike等の競合とは思いますが、特に優位性は見いだせませんでした。

以上、今週のUpdatesでした。

今週はちょっと実りが少なかったですね、、
B向けツールでは似たようなツールが各国並列で存在している状況は、この分野が営業ドリブンであることを示しているように思います。

来週も読みたい方は是非記事へのLikeやFollowをお願いします!励みになります!

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デジタルマーケ関連ツールについてのつぶやきが多い、私のTwitterはこちらhttps://twitter.com/marimekko_oy


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