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【デジカ】6弾環境カード評価【紫】

どうも皆様、お元気でしょうか。
道楽です。

5月22日(金)、デジモンカード第6弾のカードリストが公開されました。

いやー強いカード多いですね。早速紫大好きおじさんが紫のカードを一枚ずつ評価していきたいと思います。

評価はしますが、プレイがお上手というわけでもないですし、後で掌ひっくり返す可能性は高いです。まあカードゲームやってる人間は掌を返す人間なので…。つまりはそういうレベルのカード評価だと思ってください。なので肩の力を抜いて読んでもらえると嬉しいです。

ではいきましょう。

今弾の紫について

まずダブルダイヤモンドで追加になった紫のカードについてですが、「自身の手札を1枚捨てる」効果と「手札を捨てた時に誘発する効果」が与えられました。それによってBT4ラブラモンとST6ガブモンといった【1ドロー】にディスカードがついてくる効果を持ったカード達が強化されました。元々使用実績のあったカード達でしたが、今回シナジーのある効果がきたことで紫のメインストリームの一角に躍り出た能力といっても良いでしょう。
ちなみに相対的にBT2石田ヤマトも強くなりました

また【登場時】効果持ちのLv.4と、【登場時】効果を発揮できるリアニメイト能力を持ったカードがそれぞれ2枚ずつ。オメガモンズワルトで釣り上げて意味のあるカードが増えたのは素晴らしいですね。

このように従来のカードを更に強くするようなカードが多く採用されており、構築によって全く別の強さが見えるのが紫の特徴を後押ししてくれています。今後もこういう方針でカードを作っていってほしいですね。

Lv.2

BT6-006 ツノモン
BT3プチメラモンに並ぶ待望の強Lv.2です。

ディスカードに誘発して【1ドロー】がつきます。複数枚出ていればその数だけドローできますし、上であげたST6ガブモンに進化させれば、多大なアドバンテージを得ることができます。今回、手札を破棄する効果が多いため、自身の手札不足を補ってくれる重要なカードになります。
一方、今まで八面六臂の活躍を見せていたBT2バクモンとの相性はよくありませんので、このカードを採用するのであれば、BT2バクモンの呪縛から抜け出すことも出来るでしょう。ようやく使わないで済むようになるのかこのカード…。とりあえず使うのであれば確実に4は入れたいカードです。

Lv.3

BT6-068 インプモン
こちらも待望だった2種類目のインプモンです。
これによってBT2ベルゼブモンの能力が使いやすくなりました。効果も【登場時】に自身のディスカードと墓地からの七大魔王及び三銃士のカード回収という、これまたベルゼブモン及びBT2インプモンと相性の良いものとなっています。
これによって条件が揃うまでは手札のお荷物となるベルゼブモンを一旦トラッシュに捨てておき、必要になった際は回収という器用な動きも可能になりました。今までイマイチ使いづらかったベルゼブモンのサポートとしてとても良いカードだと思います。

BT6-069 ゴブリモン
進化元効果でディスカード誘発でDP+2000をするカード。紫のLv.3で初のDP上昇効果を持ったカードです。
紫で貴重なDPアップのカードということで、デッキ構築次第では4枚採用も十分検討できるカードです。条件付きとはいえ、ドーベルモンがDP9000で殴れるのは滅茶苦茶だと思います。後述のスカルグレイモンに至っては自身の効果でDP12000になりますからね。本当になんなんだスカルグレイモンってカードは。

BT6-070 エレキモン
登場コスト4のDP2000と低めのステータスですが、消滅時に相手のレベル3を一枚消滅させられます。恐らく今回の空&ミミをサポートするために作られたカードです。紫の天敵であるテリアモン一族を殺せるカードということで、地味ながら役に立つカードです。デスクロウのコストにあてればブロッカーもついでに焼けます。サイズの小さいオメガモンズワルトDと考えると色々と使い道が見えてくるかもしれません。登場コストが4と重い上に育成エリアで進化させれば相手に警戒されてしまうため、使う際にはBT2ナイトレイドなど一工夫必要になりますが、ケルベロプルートデッキに1~2枚入れておくと良い働きをするのではと期待しています。

Lv.4

BT6-071 キンカクモン
ここでまさかのキンカクモン。確かデジモンコレクターズ出身デジモンだった気がします。今回の紫デジモンのラインナップを見るに、SRのタイタモンにあわせて鬼人型や魔人型を多めに採用しているのでしょう。そんなキンカクモンの効果ですが、進化元効果で【アタック時】に自分の手札を捨てることでLv.3の相手デジモンの消滅。少々地味ですが、自身で積極的に手札を捨てられるため、今回の紫のカード群の潤滑油となってくれることでしょう。

BT6-072 オーガモン
【登場時】に手札を破棄することで相手のLv.4以下のデジモン消滅の効果を持っています。相手のブロッカーも退かせますし、なにかと便利なカードです。登場コストは5と軽くも重くもないため、後述のタイタモンや呼応冥軍によってトラッシュから釣り上げることが多くなるでしょう。手札一枚破棄が序盤どこまで重くなるかですが、盤面次第ではこれもメリットになるかと。
背景にオーガ砦のあるデジモンワールドリスペクトなイラストが素敵です。

BT6-073 ギンカクモン
キンカクモンの弟のギンカクモンも参戦です。能力は進化元効果で手札破棄した際、メモリーを+1できるという姉の能力にシナジーがあるもの。
何かに誘発して発揮される効果が並ぶと強力なのは、プロモゴマモンでご存じの方も多いでしょう。なので場に複数並べたいところですが、進化元のあるLv.5が複数並ぶのが現実的かというと…。一工夫必要だと思います。もっとも後述のカードでなんとかできそうですが。使うのであれば3~4枚採用することになると思います。

BT6-074 ブギーモン
5/2/7000のバニラ。何気にBT4ドーベルモンよりも登場コストが下がっており、バニラの基準値上がってるんですよね。今後種族参照のカードが出る可能性もあるため、一概に上位互換とはいえませんが、現状だとブギーモンを無視してドーベルモンを採用する戦術的な理由はないと思います。

BT6-075 ギンカクモンプロモート
ギンカクモンにキンカクモンが乗り込んだ強化形態。今回のイカれ枠筆頭。能力は【速攻】と【登場時】にトラッシュからキンカクモンとギンカクモンそれぞれ一枚ずつを進化元に置くことで1ドローできるというもの。
DPこそブロッカーでギリギリ止まる6000ですが、Lv.4初の【速攻】とLv.3から2コスト、Lv.4から1コストで進化できると、色々とてんこ盛りなことがこのカードの汎用性の高さを物語っています。効果欄のテキストも長い。
例えばトラッシュから登場したBT6オーガモンから進化させることで、ブロッカーを除去しながら殴りに行くこともできますし、2コストLv.3登場→2コストでプロモート進化で最後の一押しを行うことだってできます。当然自身をトラッシュから釣り上げて、キンカクギンカクを下に置きながら相手を殴りに行くことだって可能です。
ズワルト発表時に出来そうで出来なかった【速攻】デジモンを数体場に登場させて、とどめを決めに行くことも、このカードにより可能になりました。この通り様々な場面で使えるカードのため、キンカクギンカク抜きにしても雑に4枚入れてみても良いカードだと思います。

Lv.5

BT6-076 フェレスモン
ST6キュウキモンの同型。以上。弱くはないカードなのでデッキをお洒落にしたい場合、キュウキモンとどちらを選ぶか迷うことができます。ムルムクスモンに進化させる場合、正直キュウキモンとフェレスモンどちらから進化させても相性よさそうですよね。

BT6-077 リベリモン
ついにきた黒紫混色のLv.5。そのうえ進化時に手札破棄で【ブロッカー】【道連れ】を自身に付与できるというオマケ付き。自身への付与なので、ここからLv.6に進化させても能力が持続できるのが中々凶悪です。BT5メギドラモンなどの【消滅時】能力を持ったカードとも相性は良さそうですね。
このカードのおかげで紫と黒の接続が可能になったため、デッキ構築の幅が広がりました。今回の黒が【消滅時】効果を持ったカードが多い為、どちらの色でも使える便利なカードだと思います。

BT6-078 スカルグレイモン
今回紫が貰ったぶっちぎりの壊れカード。
・このカードが手札から破棄されたとき、自身の紫のカードの進化元にこのカードを置ける。
・その進化元効果が【道連れ】の付与。
・自身のDPが7000で【アタック時】自身の手札を一枚捨てることでDPを+3000できる。

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開発元にスカルグレイモンのオタクがいるのではと疑いたくなるレベルで凶悪なカードです。まず手札から捨てることで容易に自身のカードに【道連れ】を付与できるのが強力です。変な話、自身のバクモンに付与して【道連れ】ドローの鉄砲玉として相手に突っ込ませることもできますし、立っているブロッカーに付与して上記のリベリモンのような【道連れ】【ブロッカー】を作ることだってできます。
もし付与したデジモンが消滅しても、トラッシュに落ちたスカルグレイモンを回収してあげれば、もう一回【道連れ】で遊べますし、何だったらそのまま進化させてあげても良いでしょう。
自身でも手札を破棄できるため、スカルグレイモンだけで能力が完結しているのもポイントです。マッドネス効果持ちが共鳴者でもあるっていうのはMTGでも聞いたことがありませんけども?ちなみにこの手札を破棄する能力【ターンに1回】のテキストが書いてないため何か悪さができるかもしれません。
以上のように何やっても大体強いうえに、自分同士で勝手にシナジーを成立させるため採用するなら4枚になるでしょう。
ちなみに背景は恐らくデジモンワールドの闇貴族の館地下。目が赤くなるスカルグレイモンも確かPSシリーズのみだったような…。このこだわり、やっぱりスカルグレイモンのオタクがいるとみて間違いないでしょう。

Lv.6

BT6-079 ムルムクスモン
【道連れ】と【消滅時】に条件付きでトラッシュのオニスモンを登場させるカード。まさかのフロンティア劇場版からの参戦のボスカードですが、コモンです。イラストも魔王型らしく非常に威厳のあるものになっていますが、コモンです。どうみてもコモンの面じゃないんですけど君。
【消滅時】に別のLv.6を引っ張ってこれる効果が強力なのはBT5メギドラモンで証明済みですが、引っ張ってこれる対象が現状一種類なこと、手札から出すことが出来ないのは明確に弱い点だと思います。DPも10000というのは中々ネック。まあメギドラモンはレア、一方こちらはコモンなのでしょうがないかなと。

BT6-080 オニスモン
背景の月と配下と思われるセーバードラモンの群れから神々しさを感じられる古代鳥型デジモン。
【登場時】にLv.5以下の相手デジモン一体を消滅させられますが、自身のコストは12。上記のムルムクスモンとの連携を目的としたカードですが、【セキュリティアタック+1】も持っている為、究極体コントロールに数枚採用されるかもしれません。DP12000が着地しながら相手Lv.5を焼けると考えると登場コスト12は中々破格かと。

BT6-081 タイタモン
【進化時】に手札を破棄することでトラッシュからLv.4を釣り上げられる効果と自身の効果で手札を破棄した時、DP+2000と【セキュリティアタック+1】が付与されます。進化元で手札破棄した際に能力を色々と誘発させながら殴りに行くのが基本的な運用方法になるでしょう。
自身の能力で釣り上げるLv.4の範囲は広く、オーガモンを釣り上げて相手のブロッカーを除去してもよし、逆にブロッカーを釣り上げて守りを固めるも良しで、大体なんでもできます。【セキュリティアタック+1】を付与してズワルトDでセキュリティ殴りにいっても楽しいでしょうし、構築の幅が広がる良いカードだと思います。
個人的にはBT4アヌビモンと組み合わせたいところですが、Lv.6が2体並ぶ盤面って大分現実的ではないんですよね。

BT6-112 ベルスターモン
やってきました三銃士。トラッシュの三銃士デジモンとコスト7のオプション枚数ごとに登場コストを-1できて【登場時】にトラッシュからコスト7のオプションを回収してコストを支払わずに使用できる能力を持っています。
三銃士のオプションが三銃士がいる場合に色条件を無視できるため、赤と黒のオプションを採用することも可能です。ベルスターモンがいない場合でも、とりあえず捨てておくことでベルスターモンのコスト軽減に役立てることもできます。
三銃士デッキは勿論、究極体デッキや紫のアグロ、コントロールにも雑に突っ込んで色々と遊べそうなカードです。
BT2ベルゼブモンと違い、トラッシュ枚数や進化元の指定がないこと、使えるオプションにBT2トランプソードやST6ネイルボーンがあることを考えると、書いてあるテキスト以上に悪さのできるカードだなと思っています。

テイマーカード

BT6-091 武之内空&太刀川ミミ
紫のダブルテイマーは空とミミ。今回のテイマーカードはラスエボからの登場のため、空とミミもラスエボ仕様になっています。そのせいで空が未亡人に見えてしまうんだけど。あとラスエボでの立ち位置上しょうがないんだけど、こんな悲しい顔してるテイマーカード初めて見ました。
効果は自分のターン開始時にLv.4以下の相手デジモンがいないとき、メモリーを+2するものと、紫の自分のデジモンアタック時に【1ドロー】1ディスカード。
今回の紫がLv.4以下の除去が多いことからわかるように、相手がこちらのメモリー増加を阻止するために無理やり展開してきたLv.3や4を狩ることで、相手のリソースを枯らすことを目的にデザインされたカードだと思います。かなりテクニカルですね。悲しそうな顔しながら、裏で何考えてるのかわかったもんじゃないですね。
使用難度は高いカードですが、上手く決まれば大変気持ちの良いカードだと思ってます。紫ってこういう勝利に直結はしないけど気持ちよくなれるカードが多いですよね。

オプション

BT6-107 グレイブ・メモリーブースト!!
紫2枚目のメモリーブーストはトラッシュからのデジモン回収。BT2ヤマトやST6スカルサタモンと同種の能力ですが、【ディレイ】によるメモリー回復能力もついているのが優秀。
スカルグレイモンやベルスターモンを回収したりと、役割は多いカードなので、BT6のカードをメインでデッキを組むのであればヴァイオレット・メモリーブースト!!よりも使い勝手の良いカードになることでしょう。

BT6-108 呼応冥軍
4コストで自身のトラッシュから紫のLv.4以下のデジモンを釣ることが出来ます。セキュリティから捲れても使える上に【登場時】効果も使えるという、この時点でかなり優秀なカードなのですが、なんとこのカード、自身の効果でこのカードを捨てると【1ドロー】です。何かを対象に取るオプション特有の対象がない場合、手札で腐ってしまう弱点を自力で解決しています。BT4サウンドバードモンの能力で捨てれば更にメモリー+1です。強そうに聞こえますね。
似たようなカードをmtgで見たなと思ったんですが、自発的に捨てられるかの違いはあるものの、大体発掘ですねこれ。

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まあ一時代を築いた発掘が他ゲームに出てきても弱いわけがなく、今回のギンカクモンプロモートやオーガモンは勿論のこと、プロモデビモンやらBT3レアモンやらBT4ラブラモンといった様々な【登場時】効果を持ったデジモンを釣り上げて遊びましょう。

BT6-109 フライバレット
三銃士参照で色条件を無視できるオプションカード。能力はLv.6以下の相手デジモン1体の消滅。更にセキュリティから捲れても効果を発揮します。なんで?
Lv指定が狭くセキュリティから捲れても手札に加わるBT4ヘルズゲートやアクティブであることが条件のBT2トランプソードと比較すると対象が馬鹿みたいに広いです。ベルスターモンと組み合わせる場合、BT2トランプソードと一緒に運用すれば、レスト状態のLv.7以外は除去することが可能です。Lv.7相手には、こちらもLv.7でなんとかしましょう。
ともかくかなり優秀な除去であることは間違いないため、入れるならとりあえず4枚入れてしまってよいと思います。
ところで比較対象の二つの除去はレアなんですが、こちらはアンコモン…。ムルムクスモンはやっぱりコモンだったからいけなかったんですかね。

というわけで6弾紫のカード評価でした。いかがだったでしょうか。この記事を読んだ皆様の紫のデッキ構築の手助けになれば幸いです。

では皆様、6弾環境も楽しいデジカライフを。


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