家事noob、餃子を焼く

期末テストが近づいているというのに、起床したらとりあえずパソコン開いてyoutubeかtwitterかapexばかりやっていてあっという間に夜になる。本当に大学生なのか疑問になってきた。

さらに悪いのは毎日の行動だけではない。昨日は目玉焼きを食べて満足してしまい、それが朝食と昼食に代わってしまったのだ。明らかに食事量が少ない。栄養が少なければ筋トレの効果を議論するどころか健康に悪影響がある。不健康は様々な要因から成り立つことがよくわかる。今日はボリュームのあるものを食べよう。

...ということで、前回は目玉焼きだったが、今回は餃子を焼いていこうと思う。「作る」ではなく「焼く」と表現したのは、餃子の皮から作るという語弊が生まれてしまう可能性があるからである。あくまで冷凍餃子を焼くだけなので安心してほしい。

嘘である。随分前に餃子を焼いたときにフライパンに焦げ付いてしまい餃子の皮と餃子の具を混ぜた炒め物になってしまったことを未だに覚えている。安心などできるわけがない。そんなトラウマから脱却するためにも、パリッとした餃子を作らなくては。

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図1.アイドルマスターシャイニーカラーズの風野灯織の発言。
実はこのコミュのめぐるを所持していない
(引用:https://www.setandset.com/archives/sckazanohiorigyoza.html)

それでは早速焼いていこう。家にあった冷凍餃子のパッケージに焼き方が記されていたので、今回はこれを参考にしていく。

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図2.冷凍餃子の調理手順の一例

①熱したフライパンに油をひき餃子を並べる
油がめちゃくちゃ怖かった。
なぜ餃子を入れた瞬間はね始めるのか。怖すぎてフライパンから1mくらい離れた場所から餃子を放り込んだ。

②水80mLを注ぎ、蓋をして5分間中火で蒸し焼き
なぜ80mLなのか疑問だったが、のちの現象により実は計算されつくした数値なのかもしれないと感じた。

③水がなくなる寸前に火を弱め餃子に油を少々かける。2分後に餃子の底がきつね色になったら完成
びっくりした。蒸し焼き5分経つくらいから明らかに水が熱せられる音から油が熱せられる音に変化した。つまり、水がほぼすべて蒸発したのである。「5分間蒸し焼き」と「その後の水の除去」はこの餃子の黄金ルールなのかもしれない。

そして、完成した餃子がこちら!飯テロになってしまったら申し訳ない。

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図3.完成した餃子の様子。

程よい焦げ加減で見栄えもよい。実食した際もおいしかった。

今回は大きな失敗はしていない(と思う)ので、改善点は挙げず、調理中に疑問に感じたことを調べてみようと思う。

疑問1.なぜ油ははねるのか
よくよく考えてみたら至って単純な現象であった。油中に食品を入れると食品中の水分が熱せられ、この水分は油より先に蒸発する(水の沸点は100℃に対し、油の沸点はそれより高いため)。水から水蒸気に変化すると体積は約1000倍にもなる為、この爆発的変化により油がはねるのである。

疑問2.水80mLの蒸発は必然なのか
水80mL,20℃を5分間で蒸発させるために必要なワット数は下より、約700Wであることがわかる。(参考:https://www.hakko.co.jp/qa/qakit/html/s01020.htm)

加熱

表1.水の加熱に関する計算結果

IHにおいての中火の火力は500Wから1000Wである(参考:https://cookpad.com/cooking_basics/8015)ので、細かい事象を考えたとしても偶然ではないことがわかる。


料理っておもしろいなあ、と思えたかもしれない。

次の記事はまた料理に挑戦したことについてか、商品紹介にしようかなと考えている。

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