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八犬伝ふたたび

仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌

この8つの漢字が何を意味するのかわかる方は、僕と同年代かなあ。
これは江戸時代の小説で曲亭馬琴が書いた『南総里見八犬伝』に登場する八犬士の持つ光る玉に描かれている漢字だ。

『南総里見八犬伝』は安房里見家の姫・伏姫(ふせひめ)と神の犬の八房(やつふさ)の因縁によって結ばれた八人の若者(八犬士)を主人公とする長編伝奇小説。共通して「犬」の字を含む名字を持つ八犬士は、それぞれに仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字のある数珠の玉を持ち、里見家と伏姫を守るために活躍する。(仲間がひとつの目的で集まって、大義を果たすストーリーは、その後のヒーローものや、ドラクエとかにも通じるよね)

小学生の時にNHKで八犬伝の人形劇が始まり、兄貴と2人で夢中になって見たことを思い出します☺️(レコードも持ってました)

1983年に薬師丸ひろ子主演で映画にもなったが、この八犬伝が今年秋(10月)に再び映画化されるのだ。(役所広司主演)
(映画サイト)
https://www.hakkenden.jp

ストーリーは八犬伝の内容に、馬琴が苦労してこの小説を書いた経緯なども盛り込まれるらしいが、ちょっと楽しみだなあ。

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