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あなたの知らない髪の世界

あなたは髪のはたす役割や役目をどれだけ知っていますか?

これを読めばまるわかり”え”っそうだったのという事ばかりです。

毛髪内部はケラチンタンパク質(18種類アミノ酸)だけではありません。

重金属 軽金属 ヒ素 アルミ 鉛 水銀などの害を及ぼす不純物が存在しています。今回はちょっと怖いですが、これらのものがどうして髪から検出されるかを順をおってお話していきたいと思います。

あの沢口靖子さん主演の科学研の女でも毛髪を分析してその成分によってどのような殺害方法だったのか、どのような成分で毒殺されたのかを知ることができますよね。

1水銀編 火山国の日本だか火山活動のような自然の働きよっても環境の中に存在します。
www.env.go.jp/chemi/tmms/suigin_leaflet_AK1.pdf
(環境省ホームページ参照)

えっーー水銀 自分の髪に!とおもうかもしれませんが、確実に存在します水銀は地球上に循環しています。地表から蒸気となって(火山活動)上昇しまたは工場や産業活動により大気中に放出それらは雨や河川により海に運ばれ海水に溶け、生物濃縮をへて有害なメチル水銀に変化してしまいます。 

水銀は火山国の特性です。火山からの産出される硫黄と親和性のある水銀がともに産出されるからです。

水銀の特性 水銀には強い殺菌作用があります。殺虫剤や殺菌剤に使われていました。微生物などのタンパク質部分のSH基と結合し、その酵素の活性を阻害する働きがあります。

昔「赤チン」の通称で使われていたマーキュロクロムは水銀の化合物で擦り傷や切り傷の殺菌によく使われていました。

自然界において硫黄と結合することで安定している無機の水銀はいいのいいのですが化学物質と結合して有機水銀になることにより油に溶けるせいしつになります。ヒトの体内に蓄積しているメチル水銀のおよそ85%は,魚介類に由来するとされています食物を介して摂取されたメチル水銀は,そのほとんどが消化管から吸収されると考えられています。吸収されたメチル水銀は体内のあらゆる組織に分布しますが,ヒトでは肝臓,腎臓に高く蓄積します。脳は血液-脳関門によって有害物質を取込まない構造になっていますが,メチル水銀は血液中でシステインとの複合体を形成し,メチオニンとの類似立体構造をとります。そして,アミノ酸輸送体を介して容易に脳組織に移行することが確認されています。体内に取込まれたメチル水銀は決して蓄積する一方ではなく,少しずつ便や尿へと排出され,ヒトにおける生物学的半減期は一般に50~70日といわれています。また,血中のメチル水銀は,ほぼ一定の割合で毛髪中に排泄されるため,毛髪中の水銀濃度を測ることにより血中のメチル水銀の濃度や体内蓄積量を推定することができます。信じられないかもしれませんが、毛髪はすべてを表しています。今の時代に?信じられない?との声もきこえそうですが、

マグロは食べ過ぎたらだめなの?

水銀には無機と有機があります。無機水銀は腸の吸収率が10%ぐらいですしかし有機水銀は100%吸収され非常に強い特性をもちます。その有機水銀を最も多く含むのが大型マグロです。有機水銀は生物の脂肪に蓄積されるのでマグロの目玉から抽出したDHA補助食品にはそれらの有害物質が残留している疑いがあります。先人の知恵では「腕より小さな魚を食べなさい」と言われ さんまや汚染の少ない海域で育った鮭などが推奨されています。

穀物では天然由来の水銀や残留農薬または鉱山からの流水による水銀が含まれています。

日本人の平均の毛髪中の水銀は3~5ppmの範囲にある人がい多く3ppm以下の人は心配ありません。

では5ppmの方々の特徴を見てみましょう。

健康な人はほとんどいない 高齢者に多い 糖尿病または肥満の傾向の方に多い 女性では月経困難、子宮内膜症、冷え症 男性では脱毛が多い アトピー、回線、ニキビなどの皮膚病の方が多い

40歳をすぎたあたりから水銀値が上昇すると言われています

水銀と亜鉛の関係性

亜鉛について

亜鉛は人の体のすべての組織に含まれている成分ですが、体全体でみると、その量はおよそ2.3gくらいです(体重70Kgの場合)。、髪を形作るケラチンの生成において重要な役割を果たしていることがわかっています。また、ビタミンAと共に働くことで「抗酸化作用」や「免疫力向上」が期待でき消化吸収されて必要なところへ配置され、それぞれの場所でさまざまな種類の「酵素」になります。

水銀が高値であると亜鉛の活性を妨害することになりその結果、毛髪の伸びがおそくなります。その他、味覚障害、風邪をひきやすい、傷がなおりにくい、記憶力の低下、ニキビ、貧血、の疾病要因を引き起こします。

解決策

水銀高値には「硫黄」の働きが重要なんですが、亜鉛は、1分子中に多くの有害重金属を結合でき排泄を促進する「メタロチオネイン」というタンパク質で「メタロチオネイン」はシステインのチオール基といわれるものを豊富に含み,チオール基を介して亜鉛などの金属と結合する.亜鉛の恒常性の維持,重金属毒性の除去,および活性酸素種に由来するラジカルの排除をします

アミノ酸=タンパク質のシスティンから合成される「メタロチオネイン」には有害重金属を補足する能力があります。また硫黄は毛髪内部のセレ二ウムと結合し重金属を無害化するという性質があり、メタロチオネインは補足した重金属と結合し爪や毛髪から排出を促進します。そして僕たち美容師が使用している数種類のパーマ液の中にもこのシスティンを含むパーマ液があります。おもに髪のダメージのある方に使用します。効果的には髪がやわらかくなります。システィンに含まれるメタロチオネインが金属不純物を排出してくれるからです。

どうでしたか?意外と皆さん知らなかったことが多いのではと思います。髪は自分たちの容姿やファッションの一部であると同時に体内からの余分な不純物を取り除く役割もになっています。

体内での金属不純物の除去のなかでも硫黄の摂取が推奨されていますそのなかでも最も最強なのが天然の「αリポ酸」です。

α-リポ酸(アルファリポ酸)は、別名チオクト酸と呼ばれる脂肪酸の一種で、細胞のミトコンドリア内で働く補酵素の一種です。ミトコンドリア内での熱エネルギー産生高めて、新陳代謝を高め、体脂肪の増加を抑制すると言われています。コエンザイムQ10、ビタミンC、ビタミンE、グルタチオンなどと同様に抗酸化作用を有しており、その抗酸化力はビタミンCやビタミンEの400倍とも言われています。レバー、ほうれん草、にんじん、トマト、ブロッコリーなどの食品に含まれていたり、人間の体内でも生成されていますが、その量はいずれも極微量です。また、α-リポ酸は年齢、特に30~40歳頃から著しく低下することが知られており、結果的に新陳代謝が少なく なり、いわゆる「中年太り」の原因となります。そこで、減少したαリポ酸を補う事で体脂肪の増加を抑え、ダイエット効果が期待できます。

https://www.ys-med.com/alpha-lipo/

https://lavita-clinic.com/drip/alphalipoic/

https://www.dojimalife.com/toxic-metals/参考にしました。




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