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誰も使ってくれない問題について

Webサービス開発あるあるネタとして、つくっちゃったけど結局ユーザは自分だけというものがあります。自分もいくつかWebサービスを闇に葬ってきました。このMeister Hackersも葬られるかもしれません。

そこで、この誰も使ってくれない問題について、つらつらと思っていることを書いてみます。

就職・転職活動のためのポートフォリオの場合

独学やプログラミングスクールでプログラミングを学んだあと、オリジナルサービスを作成することは、よくあります。これをポートフォリオとして、就職・転職活動に望むことの重要性は、様々なところで主張されていますし、ここでも主張してしすぎることはありません。SIerやSESなら必要ないかもですが、Web系ならばマストです。

この場合、ポートフォリオ作成の目的は、仕事を獲得できたことによって達成されます。なので、このケースの場合、誰も使ってくれなくても全く問題ありません。目的は達成されたので。

ポートフォリオの場合、どんなポートフォリオが望ましいかについては、YoutuberのKENTAさんの動画が非常によく参考になります。

オリジナリティとかあまりいらないので、必要かつシンプルな基本機能と、応用機能を正しくきれいに実装してあることが大事となってきます。

スキルアップのサイドプロジェクトの場合

中堅エンジニアくらいになってくると、スキルアップのためにサイドプロジェクトをもつことはこれまた大事です。こちらの重要性については、SOFT SKILLという書籍に書いてあります。

エンジニアが常に最新の技術を追いかけて、自分の技術力の鮮度を保ちつづけることはとても大事です。本やオンライン講座などのインプットもいいのですが、実力が身にしみて身につくのはやはり、コードを書くことによるアウトプットです。そこで、本業とは別に、身につけたい技術のサイドプロジェクトをもつことはとても大事ですし、ソフトウェア開発者の成長のモチベーションとなります。先に紹介したCAREER SKILLSでは、とくに作りたいものが思いつかない場合は、既存サービス を新しい技術でクローンしてみることがオススメされています。

このサイドプロジェクトの目的も、自分自身の技術力の向上が目的であるため、自分が成長できれば、誰も使ってくれなくても全く問題はありません。

みんなに使ってもらいたいサイドプロジェクトの場合

さあ、困るのが、このケースですね。広くユーザに使ってもらいたいのですが、結局自分しか使ってくれない問題。

みんなに使ってもらうための方法論としては、リーンスタートアップという方法論にまとまっています。最近は、起業の科学というよいまとめ本も登場しました。

今回、私もDIVE INTO CODEのDEMODAYに参加するために、学びました。実績がない私がこんなことをいうのも恐縮ですが、多くのWebサービスはリーンスタートアップのいうような方法論から外れているから、空振っているのではないかと思います。というわけで、ここではリーンスタートアップについて紹介させていただきます。

まず、考えるべきことは、誰をユーザにするか、ということです。みんなにつかってもらいたいという、そのみんなとは誰のことなのか?それを決めることで、開発の方針が一気に決まります。自分視点でサービスをつくるのではなく、ユーザ視点に立つ必要があります。そして次に、ユーザの悩みはなにかを考え、それに対してどんな解決策が提示できるかを考えます。そして、その解決先の技術的な解として、機能仕様が決まります。今までのポートフォリオやサイドプロジェクトとはどんな機能が必要かを考えるプロセスが逆です。

このプロセスをえないで、アイデア先行で機能実装をゴリゴリしてリッチな機能を装備したWebサービスができあがるが、その機能はつかわれないということになるのだと思います。機能だけならばいいのですが、サービス全体がつかれないことになると、誰も使ってくれない問題となります。

Webサービスはなんのために存在するか、です。それは、悩みを抱えているユーザがいて、その悩みを解決するサービスを提供し、その対価として報酬を得るのだと思います。ユーザにとって、ないと困るものでなければ、継続して使ってもらえません。あるといいかもは、たぶんなくてもいいものなので、つかってくれません。一瞬バズってユーザが獲得できても、すぐに沈静化します。それよりも、一部のユーザを熱狂的なファンにして、じわじわと口コミで広めていく方法がよいと、リーンスタートアップでは説いています。

Meister Hackersの場合

(ここからはtsu-neraの想いであり、Meister Hackersとしての意見ではありません)

Meister Hackersは、ポートフォリオやサイドプロジェクトを目的にスタートしました。サービスのグロースはたなぼた的にできたらいいなと思っていました。我々チームメンバーは全員エンジニアですから、技術に興味があります。

DIVE INTO CODEのDEMODAY参加をするために、サービス面からの検討をすることが必要になりましたので、ここ一ヶ月の間に急激に舵を切り、方針を変えた感があります。しかし、その方針転換は、またDEMODAYが終わると、元に戻ります。

グロースの方向に進むには、時間と労力が必要です。しかし、われわれは無職が多く、今後のこともわからないため時間が割けるかがわかりません。さらに、我々はエンジニアなので、営業スキルを磨きたいために参加しているのではありません。

そのため、たくさんのユーザ獲得はたなぼた的にあるのはよいのですが、本気だして獲得の方向にはいかないと考えています(現時点では)。ただ、リーンスタートアップの方法論は悪くないし、我々もそんなに外れているわけではありません。なぜなら、我々はもともと新宿で半年以上もくもく会を主催してきて、とくに駆け出しエンジニアの皆さんの悩みを聞いてきましたので、仮説検証はそれなりにしています。中堅・ベテランエンジニアのサイドプロジェクトに対するモチベーションをもう少し仮説検証したいところです。また、我々のWebサービスは、掲示板機能しかないしょぼいものであるため、リーンスタートアップのMVPに当てはまっています。作り込みはあまりしていません。

今後としては、コアなユーザを3人から5人捕まえて、その方々のフィードバックを得ながら改善を加えていき、5人が熱狂するサービスを開発したいと考えています。

今日はこの辺で。

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エンジニアがOSSでチーム開発をする事を支援するWebサービス https://meister-hackers.herokuapp.com