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そこのお前!!動画を作ったことはあるか!!?

総コンアドベントカレンダー2023の16日目の記事です

こんにちは!モデリング班のメイメイです

この記事では私が動画を作るときに注意していることを書きました
(といっても正直全部この動画からの受け売りです…
40分ありますがMMDの動画付きでさらに詳しく見れます
面白いので気になる方はぜひ)


結論

動画を作るうえで何に気を付けるべきかというと、
それはやはり「視聴者がどこを見ているか」です
そして動画では必ず起きる場面変換・トランジションにおいて、
視聴者が見るものをワープさせるな」とこの記事では主張します

つまりどういうこと?

以下の2枚の画像を見たとき、視聴者はどこを見るでしょうか

米津玄師さんの「KICK BACK」(YouTube)からのスクショです

おそらく米津玄師さん(黄色と黒のジャージ?の人)に注目するでしょうね
スタッフっぽい人たちよりも、MVのメインであり何か動きをしそうな米津玄師さんを見る人が多いはずです

ここで仮に、1枚目の映像から2枚目の映像にシーンがパッと切り替わったとしたら視聴者の視線はどう動くでしょうか

視聴者「おっ、右側で米津玄師がぶっ飛んでる」
視聴者「ん?今度は左側におる」
となりそうです

ぶちぶちと視線の流れが途切れる動画は見辛くなります
正直この例は大した跳躍ではありませんが、
これが画面の端から端まで飛ぶようなものだったら、
視聴者の視線移動はもっと大きくなり、さらに見辛くなるでしょう

このような注目部分のワープを避けろ、ということです

もしくはワープするにしても近い範囲で収めるように
動画のメインは必ず画面の中心付近に置くとしても良さそうです

(特にKICK BACKのMV後半のパルクールシーンは
人の動きも速いし場面転換も多いのですが、
アングルがちゃんとしてて視線の誘導が上手くて、見易くなってます)

人は何に注目する?

「じゃあ視聴者はどこを見るの?」と思ったら

  • 人間がいたらまずを見ます 特に!!

  • 動いているものがあったらそれを目で追うこともあります

  • ズラッと同じものが並んでる中に異物・不純物がいたら、それを見てしまいます(これはサリエンシー(顕著性)とかいうらしいです)

  • 少し似てるかも知れませんが、見慣れたものいつもと違う状態にあるとそれを見てしまいます

以上のような傾向はよく知られています
もちろん例外はあります
ただの傾向の話ですからね

まとめ

色々書きましたが、メインは必ず画面の中心に置くようにすれば楽です
でもそれだと思ったような構図にできなかったりするので、
メインが端に寄ったらその後はちゃんと端で回収してまた中心に戻す
といった視線誘導が大事です

「このシーンではどこを見せたいのだろう?」
という視点で映像を見るのも楽しいです
冒頭にも出した元動画で解説をしている6666AAPさんは
「ディズニーのラプンツェルを見てたら視線誘導の実力差を突きつけられて途中で見るのをやめた」とか言ってます

いつもとちょっと違う視点で映像を眺めてみるのも
良いんじゃないでしょうか

読んでくださりありがとうございました

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