France 2シーズン目! 2003.10.12

自分の今シーズンの情報は「バレーボールマガジン」でも連載として紹介されています。
でも細かいことまでは残念ながら……。
なので、その分はここで綴ろうと思います。
今回は、連載第1回(9月号)も併せて紹介します。

(9月号より)
自分がフランスでプレーしていくにあたり、いろいろな方にお世話になってここまできました。バレー協会の方々はもちろんのこと、家族や親戚、恩師や友人にもたくさんの励ましの言葉をもらって勇気付けられました。
当然のことですが、自分ひとりではここまでやってくることは困難でした。日本にいるときに練習をさせてくれていた地元・埼玉の各クラブの仲間や、自分の毎日のように通っていたトレーニングジムのスタッフの皆さんにも心から感謝しています。この場を借りて深く御礼申し上げます。

自分の希望していた海外バレーが、こうして今実現しています。2年目を迎えますが、自分におごることなく、常に上を目指して挑戦していくつもりです。
学生時代、自分自身に厳しくできないことが多くあり、不完全燃焼のまま終わってしまいました。そのくすぶっていたものに、この年になって火がついてしまいました。27歳からの海外への挑戦として少し「遅い」のかもしれません。でも自分の中では「この年だから考えることができた」と正直に思います。

バレーボールが好きでも、厳しくしなかった自分自身に後悔し、これを何とか最大限挽回して、自分をもっと追い込んでみたいと思うようになりました。
身体が動く限り、また選手としての可能性がたった1%でもあれば、どこまでも挑戦していきたいと思います。

選手として続けていくことが当面の目標ですが、選手を終えたあと「コーチ」としてもバレーボールを続けることも考えています。そのために『国際バレーボール連盟(FIVB)公認コーチ』の資格も2001年6月に取得しました。つまり自分は、バレーボールを生涯続けていきたいということです。
今まで過去にはさまざまな職を経験させてもらいましたが、どうしてもバレーボールから離れることはできませんでした。今まで自分が経験したこと、それらはすべて決して自分にマイナスになることはないと言い聞かせています。

現在は、充実した日々をフランスで過ごしています。
今の自分の課題は、今まで以上にフランス語を話せるようになること。選手同士では、なるべくフランス語で会話するように努力しています。私生活では当然です。言葉に関してもなるべく妥協はしないようにしています。
とにかく自分は今自分にできることを精一杯やって、二度と後悔をしないように一日一日を過ごしていきたいと思っています。

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