6月の日記（転職活動、聖地巡礼、スクーリング）

転職活動を始めた。うわ〜〜面接嫌すぎる。でもWEBのが対面よりまだいいなという印象。がんばろうね。

六月三日（土）
近所のパン屋に歩いて行く。買って帰ってコーヒーと一緒に食べる。午後から市がやってる市民向け韓国語講座を受ける。発音を褒められて嬉しい。何年勉強しているのか聞かれてとっさに1年と答える。本当は3年くらいやってるけど、その割に出来ないなと思われたくなくて……変な見栄張っちゃったな。

六月四日（日）
谷川俊太郎が手がけた絵本の展示を見に行く。谷川俊太郎、詩がうますぎる。詩集『普通の人々』を買う。蒙昧という詩が良かった。

『蒙昧』

大学院生たちは気軽に宇宙を語っているが
言葉はすべて数式だから宇佐美は聞き流すしかない
言語で理解しても腑には落ちない
いつになったらイルカと話せるのだろう
考える枠組みが霞んで
家の前の更地に水たまりが三つできている
それはさておきという言い方が好きだ

毎日以下同文みたいにして生きているので
何かが閃光のようにひらめくのを夢見る
と朝のうちに書いたページ
妻がこれ消去していい？　と聞く夕暮れ
隣家のテレビの音声が聞こえる
明日が楽しみだった頃の蒙昧を
みんな引きずっているのではないか

『普通の人々』谷川俊太郎

六月十日（土）
午前中、コンタクトを処方してもらいに病院に行き、そのまま化粧をしてスーツを着て証明写真を撮りに行く。午後、31歳人間と新国立美術館にルーブル展を見に行く。……けれど会期終了間近で1時間待ち、かつ閉園時間の関係で見れても30分だったので諦めて帰った。せっかく乃木坂まで出たので何か食べて帰ろう〜ということでもつ鍋を食べて帰った。楽しかった。

六月十一日（日）
職場の前の店舗の方とロシア料理に行く。美味しかった！
楽しかったな〜という気持ちと、イカン喋り過ぎた……という気持ち。

六月十七日（土）、十八日（日）
4月に入学した通信制大学のスクーリング授業。座学授業が大好きなのでメチャ楽しかった！！！　いろんな年齢の人がいて、みんな自主的に勉強頑張ってるんだな〜と思って元気が出た。だけど2日間、9時から18時まで、休憩を挟みつつ90×5時間の授業でさすがにへとへとになった。

六月二十日（火）
有給。あまり志望度は高くない会社への面接（対面）　練習と思って受けに行ったらほぼほぼ雑談であまり練習にはならなかった。よい方たちだったけれど諸々の条件で入社はしないかなと思ったのでエージェントを通して辞退の連絡。

六月二十三日（金）
夕方からzoomでドイツ語の授業。
漫画『放課後インソムニア』を読む。余白の使い方や絵の見せ方が上手いな〜と思う。好きなんだけど100%はノれてない感じ。何でだろう。

六月二十四日（土）
横浜で友達と遊ぶ。
スキズの「there」の聖地巡礼にスキズを知らない友達を連れて行く。た……楽しい（私が）
スンミンが乗ってたロープウェイに乗り、ピリちゃんが何かを飲んでいた大さん橋に行き、リノがチーズケーキを食べていたカフェに行き、アイエンが上着を見ていた古着屋さんに行った♪ 古着屋さん普通に良くて二着買っちゃった。長袖なので早く着れる気温になるといいな。

あ！MVで見た！

最近普通にめちゃくちゃチーズケーキが好き。

カフェでは他にも聖地巡礼しているファンを見かけて、ふふふとなった。私もSKZOOのグッズ買おうかな。あまり物欲がなく取捨選択が苦手だから全くグッズは買わないオタクなんだけど、聖地巡礼に可愛いぬいぐるみ連れていきたいよな。

横浜ベイスターズのスタジアムで阪神との試合がやっていて、ファンの人をいっぱい見た。推し球団がある人生も楽しそうだな〜と思う。

友達とバーに全然行ったことがないという話をしながら歩いていると中華街って結構バーがあることに気づく。食べたことのない国の料理を食べたい欲＋バーに行ってみたい欲の結果、何度か素通りしたのちにエイヤとギリシア風のバーに入る。バーのカウンターで飲むって３０年生きてきて何回目？　2回目くらい？　楽しかった♪
ウゾとメタクサというギリシアのお酒を飲み、FIXというビールを飲み、ヤギのチーズとムサカを食べた。美味しかったな〜。バーで人生の話をして、コールドプレイのeverglowの和訳歌詞を見せながらこの曲が良くて……と言う酔っぱらいになった。名曲だから仕方ないね。

六月二十五日（日）
人からもらった入場券が今月までだったので、31歳人間と遊園地に出かける。朝サンドイッチを作って持っていく。年々ジェットコースターとか高いところとか苦手になってきてる気がする。でも楽しかった。何度も来たことがある最寄りの遊園地だったのでひとしきり楽しんだら16時前に帰宅した。31歳人間は水星の魔女をリアタイしていた。

六月二十七日（火）
仕事終わりにWEB面接。落ちたな、という確かな手応え。まああんまピンと来てないとこだったから気落ちせず、でもPDCAはしっかり回していかないとな。

六月二十八日（水）
地元の新聞の読者文芸欄に詩を投稿しているんだけど、それが年間賞をいただいてペンネームで新聞に載った。93？94だっけ？のおばあちゃんから電話がかかってきて、「朝日が登ったように嬉しい」と言うので私もよかったな〜と思った。

六月二十九日（木）
出勤中、前から歩いてきたお婆さんに話しかけられて、引っ越してきたばかりなんだけどこの辺で朝ごはん食べられるところある？　と聞かれる。咄嗟に近くのカフェを教えた。その後ちゃんとたどり着けたかな……口にあったかな……と気になるけれど確かめようがない。

六月三十日（金）
通常業務後、営業会議に出席する。ただ聞いてるだけだけど。辞める気マンマンなのに今後の方針とかの会議に出てると不思議で、気持ちが無理やり二つに引き裂かれてるみたいな感じ。人はみんな嫌いじゃないから、辞めることに申し訳なさも感じる。でもわたしの代わりなんかいくらでもいるから全く問題ない。イェイ！

6月観た映画はゼロ。読んだ本は面接対策！とか職務経歴書の書き方！みたいなやつだけ。あと詩集『普通の人々』（谷川俊太郎著）

はやく納得のいく転職活動を終えて落ち着きたいな。