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カンタンに頭を描くコツ

みなさん、こんにちは

前回は線画だったんですけど、各パーツの描き方を話していなかったと思い、今回は頭の描き方にしました!

Twitterでは4工程にわけて説明していましたが、こちらでは9工程に分割して説明していきます。
コレを意識するだけでココが描きやすくなる!っていうのも説明しますので、最後まで見ていただけると幸いです。

STEP.1 〇を描く

これだけです!
いろんなイラスト講座で〇を基準にしているところを見ますが……
なんで〇を基準にするか、みなさんわかりますか?
それを次の工程で説明します。

STEP.2 簡単に十字を描いてみる

先ほど描いた〇にこんな感じで十字を描きましょう。
頭の形状って大雑把なフォルムで見ると球体なんですよね。
なので、頭を描くときに〇を描いて基準にするんです。

なので、十字を描くときはワイヤーフレームを描く感じで、球体を意識しながら描きましょう。
ここで立体感を意識することで、頭の線を描く以外に影を塗るときにも役立つので、しっかり球体を意識しましょう!

STEP.3 頭の形状を描く

では〇に頭の形状を描き加えていきましょう。

  1. まずは下に向けて線を描きます。ここが顔の側面になります。

  2. 側面から〇の下の部分を通って線をひきます。外側のふくらみは頬っぺたのふくらみをデフォルメしたものです。そしてそこからの下の線はあごのラインになります。

  3. 耳を描きます。このくらいの位置にちょろっと描くぐらいが可愛い気がします。

  4. 後頭部のラインを描き加えます。SDイラストだと頭の形状が縦長ではなく、つぶれた感じになるので、そこの部分を描き加えるイメージです。


STEP.4 改めて十字を描く

改めて十字に線を描きます。
縦の線が顔の真ん中の目安になります。
そして横の線が目を描く目安になります。

横の線は頭の上からだいたい2/3ぐらいの高さに描きます。
通常頭身のの場合、だいたい真ん中らへんになったりするんですが、SDは少し下の位置に目が来ます。

STEP.5 目を描く

目を描きます。
顔を描くとき、自分は目を基準にした方がバランスよく描けるので、目を先に描いています。
目を描きなれていない人は、図の右側のように縦線や〇でカンタンに描いてもOKです!
SDだと、それはそれで可愛くなって魅力的になります。

STEP.6 顔を描く

残りの顔のパーツを描きます。
眉は上から1/3ぐらいの高さ
口は目とあごの中間の高さ
これを基準に描くとバランスよく描きやすいです。

STEP.7 生え際のアタリを描く

髪の生え際のアタリを簡単に描きます。
これがあることによって、どこから髪が生えて出てきてるのかを意識しながら描くことができます。
ここでつむじがどこにあるのかも描くと描きやすいかもしれませんね。

STEP.8 髪を描く

生え際のアタリを参考に髪を描きます。
ここのポイントは頭の輪郭より髪の毛の輪郭を大きめに描くことです。

さっきまで描いていた頭のラインはいわば髪の毛がない状態の頭のラインです。
なので、ここで大きめに髪の毛を描くことによってボリュームがある髪になって可愛くなります。

STEP.9 整える

最後は先ほどまで描いた内容を整えてしまえば頭の完成です。
ここの工程だけではなく、他の工程を通してなんですが

バランスがおかしい部分は気が付いたら調整する!

というのが大事です。
優先順位としては
細部<全体のバランス
といった感じですね。
全体のバランスが整ってさえすれば見栄えするので、全体のバランスを優先して調整しましょう。

まとめ

ということで、いかがだったでしょうか?
今回は頭の描き方でした。

何を描くにもそうなんですけど、描くときの基準を決めていると結構描きやすくなります。
なので、自分なりの基準を決めてしまうのがいいかもしれませんね。

では、最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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