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グレーな息子が迎える3年目。

「えっ、コレも駄目?アウト?マジで??」
食事の度にそんな言葉が脳裏に浮かぶのは、所謂発達児の保護者の方々におかれてはよくある事案でなかろうか。

我が家は口周りの発達速度が遅い、言語発達遅滞×ASD受動型グレーゾーンの息子2歳を抱えている。
そんな息子の偏食事案は下記の通りである。
・牛乳は水扱い:1L/1日
・カレーは星の王子さまレトルトorアンパ◎マンカレー
・しおしおのポテトは滅すべし、揚げたてを献上せよ。ハインツかマックだ。
・ぐにゃぐにゃした食感は許さない:かまぼこ、ウィンナーは敵認定
・果物は酸味の無いものを献上するように
・プリン以外の卵製品はなかったことになる。茶碗蒸し、お前どこのもんや。

…とまあ、何処ぞの王様も真っ青なこだわりを呈している。正直毎日ゲンナリしているのが本音だが、生かす育てるのが母の使命と愛故に、彼はなんとか2歳10ヶ月のここまできているといっても良いだろう(寧ろ、地に落ちそうな母の自己肯定感をヨシヨシする為にもそう言う事にさせて頂きたい)

尚、表出発語は人物含めて60語程度ある。理解言語はそれよりは多い体感であるが、それでも所謂定型のお子さんの4分の1程度であろうか。
目は合う、指示も個別ならある程度通るものの集団では怪しさ満点。会話もそれなりに噛み合わない。
運動は大得意。しかもそのバランス感覚を活かしてよく回る。よく登る。よく走るし脱走する。

…そんな彼ももう間も無く3歳。
そう、運命の幼稚園入園が差し迫ってきているのだ。去年なぞひたすら炎天下の中、外を走り回っているだけだった彼が!早くも彼の中の自己肯定感を育み、社会の中で取り敢えずハッピーに老いる為の基盤作りをする時期がきているのだ。いやあ、早すぎやせんかね……

折しもそんな重大局面で、母は観光客向けの通訳業務から撤退せざるを得なくなってきている。コロナと家庭事情の為である。今はといえば取り敢えずと思いながら始めた早朝清掃のパートでしか身軽に外へは出られない。

そんな激動の重大転換期に、グレーな息子を中心とした愉快で刺激的な日々について、史学科上がりの生粋のオタ気質母の目線で書かせて頂こうと思います。

出来れば発達界隈で情報交換が出来るとありがたいと考えております故、是非お近付きになれればとも……どうぞ宜しくお願いします。

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